【ラブライブ！】真姫「ふう……暑いわね……｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ

希「まぁ、スケベは誰かわかったみたいやし」

希「真姫ちゃんにいやらしいこと考える子はウチが許さんで？」

希「かわいい後輩を守るためなんよ」

希「さぁ、覚悟して貰おか」

凛「凛なんか毎日見てるもんね」

凛「いいでしょ～」

凛「羨ましい？」

凛「にゃははは」

海未「……許せませんっ」

海未「真姫は大切な友達です」

海未「この破廉恥漢」

海未「金輪際私たちに関わら無いでください」

花陽「許しません」

凛「死ねにゃ」

海未｢ﾋﾟｷﾋﾟｷ」

ことり｢ﾋﾟｷﾋﾟｷ」

穂乃果(なんでぴきぴき言ってるのかな二人とも)

絵里「認められ無いわ」

にこ「死ぬにこ」

希「ここで真姫ちゃん本人からのコメントや」

真姫「真姫よ」

希「真姫ちゃん、この画面の前にいるのは真姫ちゃんの下着姿を目当てにしてる人たちなんよ」

真姫「なにそれ」

希「つまり変態さんなんよ」

真姫「それで？」

希「お仕置きが必要なんよ」

真姫「希」

希「なに」

真姫「それはあなたにも同じことが言えるんじゃないの？」

希｢｣ｷﾞｸｯ

真姫「よくも人のことを釣りタイトルに使ってくれたわね｣ｼｬｷﾝ

希「そ、それは」

真姫「まきちゃんカリバーよ」

希「やぁん」

真姫「悔い改めなさい」

希「やめて真姫ちゃん～ウチが悪かったんや」

真姫「許さないわ」

希「うう」

海未「希」

真姫「やめなさい海未」

海未「どうして、こんなひどいことを」

真姫「武士に情けは不要よ」

海未「うう、希、希」

希「やぁぁん」

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ……

穂乃果「行っちゃった」

海未「あのバイクはどこから」

ことり「希ちゃんを連れ戻さなくちゃ！」

にこ「そうにこ」

凛「そうにゃ」

花陽「そうです」

絵里「だって(便乗)」

穂乃果「よぉし、行くよ！」

しかし行く先々に関門は待ち構えていたのだ

海未「川です、渡れません」

穂乃果「ここを迂回することはできないの？」

ことり「だめだよ、この川は地球を一周してるんだ」

にこ「つまり泳ぐしかないのね」

凛「……よぉし！いくにゃぁ！｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ

絵里「競争よぉぉ！｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ

海未「おおお！｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ

穂乃果「おお！ほの・クロール！」

ｼﾞｬﾌﾟｼﾞｬﾌﾟｼﾞｬﾌﾟ

海未「はやい」

絵里「さすが穂乃果ね」

にこ「にこも負けないわよ｣

ｼﾞｬﾌﾟｼﾞｬﾌﾟｼﾞｬﾌﾟ

花陽「ぴゃあああ～」

凛「かよちん！」

花陽「実はわたし、泳げないのぉ～」

凛「そんなぁ！」

花陽「うわぁぁぁ……流される」

ｻﾞｻﾞｰ

花陽「ぴゃあああ」

凛「かよちん～！」

ﾎﾟﾝｯ

絵里「凛、花陽はあなたに愛されて幸せだったのよ」

凛「うう、かよちんの死を無駄にはしない」

絵里「前を向いて歩きなさい、そのために目は前についてるの」

凛「うん、凛、強くなる」

｢ｸﾞﾙﾙﾙ……」

海未「これは一体」

ことり「こいつはサイバーゴリラ。その握力はオリハルコンも砕く」

海未「オリハルコンも？なんと恐ろしい」

｢ｸﾞｫｫ」

にこ「危ない！」

ｶﾞｼｨｨﾝ

絵里「にこ！」

にこ「へへへ、部長なんだから、かっこいいところ見せないとね」

凛「にこちゃあん！」

にこ「早く行きなさい、こいつはわたしが食い止めるわ！」

「グォォ！」

にこ「上等よ、かかってきなさい！さあ、早く！」

穂乃果「うっ……いこう、みんな！」

ﾀﾞﾀﾞｯ！

凛「にこちゃん……」

ﾎﾟﾝｯ

絵里「凛、にこはあなたに愛されて幸せだったのよ」

凛「うん」

絵里「前を向いて歩きなさい。そのために目は前についてるの」

凛「うん、凛、強くなる」

穂乃果「どうしてこんなことに」

凛「みんなの死を無駄にはしない」

穂乃果「いよいよ真姫ちゃんの家に着いたよ」

凛「希ちゃんを助け出すにゃ」

穂乃果「いくよ、最後の戦いだ」

ｶﾞﾁｬ

希「ぷしゅー」

凛「！？これは！？」

真姫「希はわたしが改造したわ」

穂乃果「そんな」

真姫「いまはわたしの手下よ、さぁ、その二人を捕らえなさい、希」

希「りょう、かい……」

凛「うわぁぁ」

穂乃果「ひどいなんてことを」

穂乃果「うう」

真姫「その牢屋で大人しくするのね」

真姫「まーきっまきまきまきまき！」

凛「そんな笑い方じゃなかったのに」

穂乃果「あれはキャラ付けというやつだよ」

凛「とにかくここから脱出しなきゃ」

穂乃果「でもどうやって」

凛「考えるにゃ、頭をつかうにゃ」

穂乃果「ううん」

穂乃果「穂乃果も」

凛「やっぱり力だよね」

穂乃果「賛成」

凛「はあぁぁ」

ｺﾞｺﾞｺﾞ

真姫「なに？地下室からパワーの溢れを感じるわ」

凛「ホシゾラ・ビーム」

ﾁｭｲｲｲﾝ

ｶﾗﾝｶﾗﾝ……

穂乃果「すごい、鉄格子が切断された」

凛「星空だにゃ」

真姫「ふん、来たわね」

凛「希ちゃんを返すにゃ」

真姫「いいわ、行きなさい、希」

希「真姫ちゃんがうちにそう告げるんよ｣ﾀﾞｯ

穂乃果「危ない凛ちゃん」

凛「うっ」

希「ワシ・ワシ・MAXIMUM 」

ワシワシワシ

凛「にゃあああ｣ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

真姫「希のパワーは1000000倍に改造したのよ」

穂乃果「凛ちゃんが負けてしまう」

凛(思い返せば、凛が道を間違えたせいで5人も犠牲に……)

凛(あんなことはもう、繰り返さない！)

凛「はあああああ！」

ﾄﾞｵｵｵｵﾝ

希「！？」

真姫「な、なによあの姿は」

ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ

穂乃果「や、やった……凛ちゃんが覚醒した」

凛｢｣ｸﾝｯ

ｽﾞｵｵｵﾝ

希「やあああん｣ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

真姫「ね、念力だけで希の服が全て破れた」

凛「こうなった凛のパワーは10000000000倍、もはや敵う相手はいないにゃ」

真姫「く、くそぉ」

穂乃果「あ、あれは？」

真姫「はぁぁぁ！！｣ｺﾞｺﾞｺﾞ

凛「す、すごい気力」

真姫「……ふぅ、パワーアップ完了、どこからでもかかってきなさい」

凛「ほざくにゃあああ｣ﾀﾞｯ

真姫｢｣ﾋﾟｼｯ

凛「にゃあああ」

ﾄﾞｵｵｵｵﾝ

穂乃果「り、凛ちゃんが小指のデコピンでやられた」

真姫「今のわたしのパワーは100000000000000倍よ」

穂乃果「くそお、どおりで勝てないわけだ」

穂乃果「に、逃げなきゃ」

ﾀﾀﾀ

ｼｭｵﾝ

穂乃果「ま、まわりこまれた！」

真姫「まきちゃん・ヒップ」

ﾎﾞﾖﾝ

穂乃果「ウワーッ」

真姫「安心しなさい、命までは奪わないわ」

穂乃果「く、くそお、お尻なんかにやられるなんて」

真姫「屈辱かしら？いいことを教えてあげるわ」

穂乃果「な、なに？」

真姫「わたしはあと変身を2回残しているのよ」

穂乃果「そ、そんな」

凛「ほのか……ちゃん」

穂乃果「凛ちゃん！」

凛「凛の……パワーを、うけとって……」

ｼｭｵﾝ

穂乃果「あああーっ！！」

穂乃果「不思議と力が湧いてーくーる！」

凛「地球を、任せたよ、穂乃果ちゃん……」

ｶﾞｸｯ

穂乃果「凛ちゃぁん！」

真姫「きなさい、和菓子屋の娘、コーサカ・ホノカ」

穂乃果「お前だけは、お前だけは許さない」

真姫「行くわよ」

ﾋﾞｭｵﾝ

真姫「ぐわああああああ！」

穂乃果「勝った……」

真姫「へ、変身を、する暇もなく負けた」

穂乃果「出し惜しみするからだよ」

真姫「うっ……」

穂乃果「さぁ、帰ろう、希ちゃん」

希「……うん」

希「この東京湾も変わってしまった」

穂乃果「私たちは変わらないよ」

希「そうや、ウチらはウチらでありつづける｣ﾊﾟｶｯ

穂乃果「その写真は……」

希「ウチの自撮りや」

穂乃果「希ちゃんのアップが……」

希「いつも持ち歩いとるんよ」

穂乃果「なんで今見せたの？」

穂乃果「！！花陽ちゃん、どうしてここに？」

花陽「えへへ、流されて来ちゃいました」

希「奇跡や、奇跡がおきたんや」

花陽「みんなもいるよ」

希「ど、どこに？」

花陽「このおにぎりの中に」

ﾊﾟｶｯ

ﾎﾞﾜﾜﾜﾜﾝ

海未「うう……」

ことり「うう……」

絵里「うう……」

凛「うう……」

理事長「うう……」

穂乃果「みんな！生きてたの！？」

花陽「この8次元ワームホールおにぎりは冥界の神オシリスと契約を結んでいるため死者を蘇らせることができるのです」

穂乃果「すごい」

穂乃果「まきちゃんも」

真姫「穂乃果、それにみんな、私が間違っていたわ」

凛「わかればいいにゃ」

理事長「いいですか、人は誤ちを犯します。しかし、その度に自らを高めていけばいいんですよ」

真姫「理事長……」

理事長「ふふ、柄にもなく説教してしまいましたね」

真姫「……うん、決めたわ」

穂乃果「真姫ちゃん」

真姫「……わたし！hip-hopで生きていく！」

真姫「へい！へい！ニシキノまきちゃんのhipなhop！ここから始まる物語！」

DJ凛｢ｷｭｯｷｭｷｭｷｭｯｷｭｯｷｭｷｭ！」

真姫「まきちゃんかわいいかきくけこぅ！」

花陽「Yha！」

真姫「感激しちゃうなかきくけこぅ！」

花陽「yha!yha! ho ho ho！」

ﾏｷﾁｬﾝ！ﾏｷﾁｬﾝ！ﾏｷﾁｬﾝ！ﾏｷﾁｬﾝ！ﾏｷﾁｬﾝ！

真姫「coooool……」

真姫「でも、わたしは私のやりたいように生きるの、だから今に満足。今が最高よ」

真姫「あなたも悩んでいることはないかしら？」

真姫「親からの期待、友達との歪みあい、色々あるわね」

真姫「でもね、自分から動き出してみなさい、きっと変えられるわ」

真姫「私も応援してるわ、一緒に頑張りましょ！」

花陽「た、たいへんですぅぅ！」

真姫「おやおや、どうしたの」

花陽「ここじゃ言えません！早く部室に！」

真姫「もう！どうしたのよ！」

凛「いくにゃぁ～～！」

完