【ラブライブ!】海未「最低です!」パァン 海未「あなたは…あなたは最低です!」パシン
- 2020.04.01
- SS

凛「女の子の顔を叩いちゃダメだよ!」
花陽「一度ならず二度までも!」
海未「ですが、あなた達が相談してきたのでしょう!」
海未「穂乃果が何股もかけてるから何とかしてほしいって!!」
花陽「しかも、一度ならず二度までも!!」
真姫「穂乃果、大丈夫?これで冷やして」
穂乃果「真姫ちゃん、ありがと……」
海未「じゃあ、どうすればいいのですかっ!!」
海未「?」
ことり「あとは保健委員の私が手当するから。穂乃果ちゃん、こっちきて」
穂乃果「うん、ありがと」
ことり「じゃあ、膝枕で治療しちゃうので横になってください」ポンポン
穂乃果「はーい」
凛「これにゃ」
海未「はい?」
真姫「だから、これが問題だって言ってるのよ」
凛「そうにゃ、そうにゃ」
海未「いえ、これでは何のことだか……」
花陽「一度ならず二度までも……」
凛「察しが悪いにゃ~」
真姫「独占禁止法で訴えるわよ!!」
凛「さすが真紀ちゃん、かしこいにゃ~」
花陽「法律を知らないからといって言い訳にはならぬ」
絵里「そうね。ちゃんとローテーションを組んでるじゃない」
絵里「月凛、火真姫、水にこ、木希、金花陽、土ことり、日絵里ってね」
花陽「はなよ金曜日、花金」
海未「ちょ、ちょ、ちょっ、ちょっと待ってください!」
海未「私以外のμ’sのメンバーでローテーションが埋まってるのですが!?」
真姫「そんなことより、土日を独占って酷すぎでしょ?」
海未「いやいやいやいや!今はそれどころじゃないんですよ!!」
海未「さっきから黙っていますが、にこと希もローテに入ってるのですか!?」
希「そうやで」
にこ「まぁ、私は別にローテとか興味ないんだけど、3Pしか成り行きで組み込まれただけだし」
希「まぁ、うちも週末は溜まった家事せんとあかんから好きにしてくれたらいいよ」
にこ「私もそれは同じ。妹の面倒とか家事があるし週末には興味ないわ」
海未「いやいやいや、なんかサラッと言っちゃってますが3Pって何ですか!?」
海未「穂乃果っ!どういうことですか!?答えなさい!」
ことり「穂乃果ちゃんは安静にしないといけないから答えられません」
海未「いえ、さっきは普通に喋れたじゃないですか!?」
穂乃果「ことりちゃん、私はもう大丈夫だから」
ことり「穂乃果ちゃん……」
海未「はい」
穂乃果「女の子同士ならノーカンなんだよ!!」ドンッ
穂乃果「だから、女の子同士ならノーカンなんだって!」
海未「そ、そんなわけないでしょう!!」
穂乃果「だって、ことりちゃんと絵里ちゃんが初めての時に……」
海未「ことりぃ~!絵里ぃ~!!」
ことり「絵里ちゃん!」
海未「単純でバカな穂乃果をだまして……あまりにもひどいです」ユラ
絵里「う、海未、ビンタはやめて!」
海未「なぜ?」
絵里「い、痛そうだからよ」
絵里「って、そうじゃなくて、私に考えがあるの」
絵里「このままでは穂乃果はμ’sのメンバー以外にも手を出しかねないわ」
海未「誰のせいですか!誰の!!」
絵里「話の腰を折らないで」
絵里「つまり、今のうちにほのローテに入っておいた方が得だと思うんだけど」
絵里「察しが悪いわね」
花陽「一度ならず二度までも」
絵里「私とことりが土日を占有できているのも最古参というのが理由だし」
絵里「今、加入しておかないと益々不利な条件で……」
海未「わかりました」
海未「いえ、あなたがそう言ってことりを誑かしたのがわかったと言ったのです!」
絵里「ちょっと!落ち着きなさい、海未!」
ことり「そうだよ。ことり騙されてなんていないよ!」
ことり「ちゃんと約束守ってくれたし」
海未「約束?」
海未「!」
海未「ことりが穂乃果の初めてを奪ったのですか……?」
ことり「うんっ。だって、私は穂乃果ちゃんの初めての友達だし」
ことり「初めてをもらう権利もあるかなぁ~って」
海未「そ、それなら、私はセカンド幼馴染ですから2番目をもらえるはずです!」
海未「それなのに……今からじゃ8番目じゃないですかっ!」
海未「なんですか?」
穂乃果「実はもっと多くて……」
穂乃果「ヒデコ、フミコ、ミカとも寝たし」
穂乃果「雪穂と亜里沙ちゃん、それにA-RISEの3人とも寝ちゃった……」
絵里「!?」
絵里「私のAngelic Angelな亜里沙とも寝たの!?」
海未「絵里は自業自得です」
絵里「ハラショー!これで高坂家と絢瀬家で4Pができるわねっ!」
海未「頭おかしいです」
海未「それに、雪穂ってどういうことですか!?」
海未「あなた達は姉妹なんですよ!」
穂乃果「で、でも、雪穂も最初は嫌がってたけど最後は満足してたし」
海未「そういう問題ではありませんっ!」
海未「15人ってなんですかっ!2桁じゃないですか!!不潔にもほどがあります!」
穂乃果「そんな……不潔って……。ちゃんとお風呂には入ったよ」
海未「だから、そういう問題ではありませんっ!!」
ことり「まぁまぁ、海未ちゃん」
ことり「海未ちゃんも穂乃果ちゃんと寝てみれば考え方が変わるかもしれないよ?」
海未「嫌です!15人も寝た相手となんてっ!」
穂乃果「うぅ……ごめんね」
海未「意味がわかりません!なんなんですか、ノーカンって!!」
真姫「ノーカンはノーカウントの略で数えないって意味よ」
凛「さすが真紀ちゃん、物知りにゃ~」
花陽「お前は今まで食ったパンツの枚数をおぼえているのか?」
にこ「私が言うのもなんだけど素直になった方がいいと思うわよ」
希「おっ、にこっちもたまには良いこと言うやん」
にこ「うっさいわね。それにたまにじゃないわよ」
絵里「海未」
穂乃果「海未ちゃん……」
海未「わかりました」フゥ
海未「そこまで言うなら一度だけ寝ます」
一同「おーっ!」
海未「穂乃果、おまたせしました」
穂乃果「海未ちゃん、すごい!真っ白な着物!」
海未「穂乃果は初めてではありませんが、わ、私は初めてなので」
穂乃果「なんか汚しちゃいそうで怖いな~」
海未「それなら脱ぎましょうか?」
穂乃果「え?いや!脱がなくてもいいよっ!」
海未「そうですか?」
穂乃果「うん。まかせて!」
穂乃果「じゃあ、まず電気消そっか」
海未「は、はい」パチ
穂乃果「じゃあ、いくよ」
海未「は、はい」ドキドキ
海未(心臓がうるさいぐらいにドキドキしているのがわかります)
海未(次に一体なにをされるのでしょうか?)
海未(?)
海未(あれ?)
海未「えっ?ちょっ?穂乃果っ!?」ユサユサ
穂乃果「んー?どうしたの、海未ちゃん?せっかく寝かかってたのに」
海未「え?だから、どうして寝ているのですか?」
穂乃果「だって、今日、私と一緒に寝るんでしょ?」
海未「え?」
穂乃果「眠いから、もう寝るね。おやすみなさい」グー
海未「ちょっ」
絵里「どうだった、穂乃果と寝た感想は?」ニヤニヤ
ことり「すごく気持ちよかったでしょ?」
海未「…………ぃでください……」
海未「ふざけないでくださいっ!!」
海未「あなた達、私をからかっていたんですね!」
にこ「いや、あんたが勝手に勘違いしただけでしょ」
にこ「よこしまな考えを持ってるから、そう受けて止めるじゃないの?」
凛「さすが真姫ちゃん、やさしいにゃ~」
花陽「セカンドオピニオン!」
海未「だまりなさい!」
花陽「!?」ビクッ
真姫「そのPはpillow、つまり枕よ。3人でお互い抱き枕にしてたってこと」
凛「さすが真姫ちゃん、英語の発音も上手いにゃ~」
花陽「Take it easy!」
海未「花陽、いい加減にしなさい」
花陽「ご、ごめんなさい」
にこ「チーズかもしれないじゃない」
海未「それは大体6Pです!!」
海未「それに、ことりが初めてって何ですか!?」
海未「子供の頃から何度も一緒に寝てるじゃないですかっ!」
ことり「高校生にもなって抱き合って寝るなんて恥ずかしいかなって」テヘッ
海未「じゃあ、穂乃果と寝て気持ちいいっていうのは……」
絵里「海未は気持ちよくなかったの?」
希「やわらかすぎず、かたくもなく丁度いい感じやもんな」
真姫「どんな低反発枕もこの感触を出すのは不可能よ」
凛「さすが真姫ちゃん、たとえも上手いにゃ~」
花陽「……」
ことり「今が最高~♪なんて」
海未「私の歌詞をそんな風に使わないでください!」
ことり「ご、ごめん」
穂乃果「海未ちゃん、ごめん」
穂乃果「みんなも反省してるし、今回は許してくれないかな?」
凛「いきなり、叩いたときはビックリしたにゃ~」
花陽「しかも、一度ならず……なんでもないです」
海未「仕方ないですね。わかりました」
一同「おーっ!」パチパチ
海未「この1か月間は、ほの枕は私が占有させてもらいます」
一同「えー!」ブーブー
海未「本当に反省しているなら、これぐらい大したことないはずです」
一同「うっ」
こうして、この騒動は無事解決した
そして、その月は「海未の月」として永遠に記されることとなった
おしまい
平和的に解決してよかった
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