【ラブライブ!】希「なぁ…真姫ちゃんそろそろおしまいにしよ?」
- 2020.04.02
- SS

真姫「いーやーよー」ヒック
希「って言ってももう何杯飲んだのか…。明日に響くよ?」
真姫「じゃあどーしろっていうのよぉ」
希「だからもうお酒…」
真姫「のじょみー……グラスがカラよー」
真姫「まだー…飲み足りないわよ」
真姫「そーれーにー」
真姫「飲み終わったら寝なきゃいけないじゃない」プニプニ
希「はぁ……そのほっぺぷにぷにはやめてくれないかな?」
真姫「家でくらい私の好きにさせなさいよぉ」
希「ウチの家なんだけどな」
希「はいはい。聞いてる聞いてる」
真姫「口を開けば西木野の娘西木野の娘……わたしには真姫ってにゃまえがあるのよぉ…」
希「そうやね真姫ちゃん」
真姫「いいんちょぅの娘ってだけで腫れ物扱いでぇ……」
真姫「ずっとむかそぁら慣れてたつもりだったれど」
真姫「…………言いたいことあるならぁ直接いいなさぃよぉ!」ドン
希「そうやね。机叩くのやめよ?」
希「はぁ……次で最後だから……ってあれ?」
希「真姫ちゃんお酒ないみたいだし、今日はこれで終わり──── 」
真姫「そこの棚。この前買ったしょーちゅーあるわぁ」
希「それって真姫ちゃん嫌い言ってたやつやん」
真姫「いいの!飲みたいの!」
希「もう、ちょっとだけだからな…?」
真姫「ちょっとのじょみぃー…なに混ぜてるのよぉ」
希「水割りにせんとあげんよ」
真姫「やーだー」
希「だーめ」
真姫「やーだーっ!」
希「だたっこせんと!あげんよ!」
真姫「うん………」シュン
希「う……急に静かにならんでよ。はい」
真姫「不味い」
真姫「のじょみ。おかわり」
希「だめ。いい加減終わりだって」
真姫「やーだぁーのみたいのぉー」クラッ
グデー
真姫「のみ……たぃ……」
真姫「すぅ……すぅ……」
希「ふぅ……やっと堕ちた」
希「毎回毎回浴びるようにお酒飲んで…」
希「お仕事が大変みたいなんやね」
希「……どっちかって言うと人間関係に苦しんでるっぽいけど」
希「ウチがなんとかしてあげれたらいいんだけど……」
真姫「の……みぃ……すぅ……」
希「話を聞いてあげることしか出来ないのが悔しいなぁ」
希「真姫ちゃんが飲兵衛になってからスープばっかりや」クスッ
希「たまにはしっかりした精のつく物を食べてもらいたいけど…」
希「真姫ちゃん次のお休みいつなんかな…?」
希「たまには花陽ちゃん達誘って思いっきり遊んでも──── 」
真姫「のじょみっ!」ガバッ
真姫「決めたわっ!希!結婚しましょう!」
希「」
希「……………………………」
希「…………な、ななななっ!?///」
希「何言ってるんよもうっ!」
真姫「東條真姫!これで悩みも解決よ!」
真姫「すぅ……すぅ…」
希「ね、寝言…?びっくりしたなぁ……もう」
希「あかん…なんか心臓がバクバクしっぱなしや」
希「ちょっと深呼吸して………」スーハー
希「よし……落ち着いた。と思う」
希「あ、そうだ。確かこの辺に……」ゴソゴソ
希「あった。この前エリちと遊んでて、罰ゲームでもらってきたんやった」
希「婚姻届け」ピラッ
希「こっちにウチの名前入れて……」カキカキ
希「こっちは真姫ちゃんの名前……」
希「将来安泰やね」クスクス
希「………なんて事やってる場合やないやん」
希「真姫ちゃんベッドに運んで、玉子スープ作って、ウチも早く休まんと」
希「ウチも明日仕事なんだから」
希「ただいまー」
真姫「おかえり」
希「あれ?真姫ちゃん仕事は?」
真姫「今日は早く終わったの」
希「へぇ、珍しい事もあるもんやね。……で、そのエプロン姿は?」
真姫「たまには作ってあげようかと思って」
真姫「知ってるわよ。さ、こっちよ」
希「えーと………真姫ちゃん。これは?」
真姫「ピザよ。デリバリーの」
希「ええと………真姫ちゃん?その、ご飯作ってくれたんじゃ…?」
真姫「失敗は誰にでもあるわ。さ、食べましょう」
希「あ、はい」
真姫「ええ。明日も仕事だし、酔ってなんかいられないわ」
希「なんか真姫ちゃん楽しそうやね」
真姫「そうかしら?でもまぁ、少しは毎日が充実してきたかも、ね」
希「ウチのおかげやね」ドヤッ
真姫「ええそうよ。ありがとう希」
希「………」
希「いや、ボケたつもりだったんだけど……」
真姫「別にボケてないでしょ」
真姫「ホント感謝してるんだから」
希「う、うん?そう?」
希(なんか知らんけどウチの評価上がってる)
真姫「ええ。病院もたいして遠くないし」
希「でも真姫ちゃんちのほうが近いやん。親とケンカでもしたん?」
真姫「まぁ、少し。でも今はちゃんと和解してるわ」
希「ふぅん……ならいいけど」
パクッ
希「はぁ~……この体に悪そうなコレステロールの塊。わかってても美味しいなぁ」ウットリ
ゴクゴク
希「ぷはぁ~……これこれ。仕事の疲れがぶっ飛ぶんだよ」
真姫「ちゃんと運動しないと、お腹に無駄なお肉つくわよ?」
希「うぐっ………こ、これくらいならきっと大丈夫…」
真姫「さっき自分で言ってたじゃない。体に悪いって」
希「でも仕事終わってくたくたで……」
真姫「さっき疲れがぶっ飛んだって言ってた。私も一緒にするから。久しぶりに体を動かしましょう」
希「はぁい……」
希(……………ん?大事なパートナー?どういう意味なんやろ……?)モグモグ
希(ま、いっか)ゴクゴク
希「ふはぁ~……幸せぇー…!」
初めて見たんだけど
希「くしゅんっ!」
希「うぅ………頭痛いぃ…」
希「なんなんやろ…風邪かなぁ?」
希「やっぱり昨日濡れて帰ったのがいけなかったのかなぁ…」
希「う……寒気してきた。これもうダメかも…」ブルッ
希「半休もらって病院いこ……」
フラフラ
希「真姫ちゃんの病院が近かった…よなぁ…」
希「真姫ちゃんに心配されたくないし……できれば会いたくないなぁ…」
希「」ボー
フラフラ
希「………あ、音ノ木坂卒業生割引あるかなぁ?ふふ、あはは」ケラケラ
「それでは待合室でお待ちください」
希「ふぁい……」
希「ふはぁー………頭くらくらする……なんか色々ダメな気がしてきた…」
希「早めに会社に電話しとこうかなぁ……?」
希「………だるい」
希「あとで……いいか」
真姫「希?どうしたの?」
希「」ボー
真姫「希?大丈夫?」ユサユサ
希「……あ、真姫ちゃん?どうしたん?」
真姫「どうしたはこっちの台詞よ。風邪?それとも怪我?」
希「真姫ちゃん。名札間違ってるよー……」
希「東條ってウチの名前やん」
真姫「?いえ、これで合ってるわよ?」
希「………?」
真姫「あ、ごめん。今日は早く帰るようにするから、ちゃんと家に帰ってしっかり休むのよ?」
希「………?」
希「んと……ええと………つまり、真姫ちゃんがウチの名前で……?」
希「あはー…だめや頭がグルグルして……わけが……わか…ら…」クラッ
バタン
おしまい
少し短いので、短めなりんまきも投下します。
ガチャ
真姫「はぁ……今日も疲れたわ」
真姫「……明かり?もしかしてまだ起きてるの?」ギィー
真姫「凛………?」
凛「すぅ……すぅ…」
真姫「机で寝ちゃってる」
真姫「もう、無理して起きてなくていいって言ってるのに」
真姫「いつも言ってるじゃない。仕事で疲れてるんでしょ。ちゃんとベッドで寝なさいよ」
凛「ん……おかえり真姫ちゃん」
真姫「……ただいま」
凛「お腹減ってるでしょ?すぐご飯温めるからちょっと待っててね」
真姫「それくらい自分でできるわよ」
凛「いいからいいから。今日は自信作なんだ」
凛「今日ね。仕事帰りに海未ちゃんちに行ってね、お料理勉強してきたの」
凛「きっとうまくできてると思うにゃ」
真姫「ごめんなさい。いつもご飯用意してくれて」
凛「いいってー。真姫ちゃんはお仕事忙しいもん」
凛「だったら凛の出番にゃ」
真姫「凛………いつもありがとう」
凛「真姫ちゃんがデレた!」
真姫「いいじゃない、お礼くらい……」プイ
真姫「ちょっと、なによその歌」
凛「えへへ……だって真姫ちゃんがぁー」ニヤニヤ
真姫「その顔やめて!ていうか鍋から煙出てる!」
凛「にゃ!?あああああっ!?」
真姫「まったく……もう」
凛「ちょっと焦げてるところあるけど、どうぞ」
真姫「肉じゃが……美味しそうね」
真姫「いただきます」パクッ
凛「どうかな?」ワクワク
真姫「…………」モグモグ
真姫「ちょっと辛いわね」
凛「えっ、嘘!?」
真姫「でも美味しいわ」
真姫「美味しいわよ凛。うん美味しい」モグモグ
凛「真姫ちゃん……?」
真姫「最初に比べたら本当、見違えるようだわ」
真姫「それに凛が作ってくれたものはすべて美味しいわよ」
凛「…………真姫ちゃんっ!」ガタッ
真姫「な、なによ…」
真姫「ちょ、凛!?///」
凛「今日の真姫ちゃんなんだか素直で嬉しいにゃー」スリスリ
真姫「なによそれ、ていうか離れなさいよ…!///」
凛「もう……真姫ちゃんったら照れ屋さんなんだからー」
真姫「ああもう……」
凛「……あのね、真姫ちゃん」
真姫「……?ええ、そうだけど」
凛「その……最近ご無沙汰だったでしょ……?だから…その…」モジモジ
凛「や、やっぱりなんでもないっ!そうだ、凛まだお風呂行ってないんだった!」
凛「食べたら流しに置いといて!」ダッ
真姫「あっ……」
真姫「………そういえば最近仕事詰めだったわね」
凛「あぁ……凛なんであんな事言ったんだろう……」
凛「真姫ちゃん疲れてるのに……」
凛「ううん。ずっと仕事ばっかりで構ってくれない真姫ちゃんが悪いんだもん!」
凛「だから仕方ない!うん。凛悪くない!」
真姫「凛。入るわよ」
凛「ふぇ!?」
真姫「知ってるわよ」ガラッ
凛「ぅぇ…ちょ……」アタフタ
真姫「いいじゃない。たまには」
真姫「それに今更って感じもするでしょ」
凛「そ、それはそうだけど……こう明るいと……」
凛「あの時と今じゃ全然ちがうよぉ…」
真姫「……嫌なの?」
凛「嫌じゃない!嫌じゃないけど………」
真姫「………」スッ
凛「にゃっ!?」ビクッ
凛「それは真姫ちゃんだって……///」
真姫「凛…………」スッ
凛「~~~~~~っ!///」
凛「ま、まってっ!」
真姫「何よ。誘ってきたのは凛じゃない」
真姫「何ってさっきご無沙汰って」
凛「ち、ちがっ!違うにゃ!あれは明日久しぶりにお出かけしよって言いたかっただけで……!」
真姫「え?」
凛「でも…真姫ちゃん疲れてるだろうし……家でゆっくりした方がいいかなって…」
真姫「な、なによぉっ///」
カポーン
真姫「………」
凛「………」
真姫「ねぇ」
凛「う、うんっ!?」
真姫「凛………その、お風呂あがったら…する?」
凛「……………///」コクッ
おまけのりんまきおしまい
続きは皆様の想像にお任せします。
季節の変わり目なので体調に気をつけましょう!
乙
のぞまきもっと供給頼むぞ~
おつおつ
もっとこの二つのカプ増えてくれ
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