【ラブライブ!】雪穂「お姉ちゃん、今日のお弁当どうだった?」
- 2020.04.02
- SS

コンコン
「おねーちゃーん、まだ起きてるー?」
ガチャ
雪穂「ごめんね、こんな時間に」
雪穂「どうしても外せない用事があったから…
お姉ちゃんに美味しいご飯作ってあげられなくて、本当にごめんね?」
雪穂「ううん、気にするよ!
だってお姉ちゃん、いつも私の晩ご飯楽しみにしてくれてたんだもん」
雪穂「作り置きも考えたんだけど、
やっぱりお姉ちゃんには作りたてのお料理、食べてもらいたかったから」
雪穂「でも大丈夫、明日からはちゃんと作るからね」
雪穂「べっ、別にお姉ちゃんのこと嫌いになったとか、そういう訳じゃないよ?
本当だよ?」
雪穂「どっちかって言うと…
… ふふっ 。
ううん、何でもないよ。本当になんでもないから」
あれ?
雪穂「あ、そうだ
お昼のお弁当、どうだった? いつもと味付けを変えてみたんだけど」
雪穂「そっか…よかった
口に合わなかったらどうしようって思ってたんだけど、これでひと安心だー」
雪穂「―――もうっそんなの気にしなくていいよ。
家族なんだから …ね?」
雪穂「料理とか洗濯とか…私の取り柄ってそれ位しかないし
それに、お姉ちゃんはいつも私のお料理を美味しそうに食べてくれるんだもん。
私だって頑張っちゃうよー」
雪穂「ところでお姉ちゃん…
さっき洗濯しようとして見つけたんだけど…このハンカチ、お兄ちゃんのじゃないよね?
誰の?」
雪穂「あー!分かった!
絢瀬さんのハンカチでしょ、匂いでわかるもん
それでお姉ちゃんがなんで持ってるの?」
雪穂「ええっ!?お姉ちゃん怪我したの!?
そのときに借りたって―――怪我は大丈夫なの?」
雪穂「うん。うん。うん。うん。
そっかぁ大したことなくてよかった」
(あのハンカチに付いてた血。お姉ちゃんのだったんだ。ちょっともったいないことしたな。
こんなことなら、血の付いた部分だけ切り取ってから片づければよかった。)
雪穂「あ、ううん!何でもないよ!
ただの独り言だから」
雪穂「そういえば最近お姉ちゃん帰り遅いよね
―――生徒会の仕事?
あー、あの真面目そうなクラスメートの人でしょ? 知ってる
でもあの人って真面目っていうよりキツいよね
あんな人と話してたらお姉ちゃんまでキツい性格になっちゃうよ?」
…
雪穂「お姉ちゃん…
昔は私の話ちゃんと聞いてくれてたのに…最近はあまり聞いてくれないよね
それに私とも遊んでくれなくなったし…学校に行くのも、絢瀬さんと一緒に行こうって言うし…」
雪穂「あんな人!どうせお姉ちゃんのこと、何もわかってないんだから!!!!」
ガシャン!!
雪穂「お姉ちゃんのことを世界で一番わかってるのは私なの!!
ほかの誰でもない、私! 」
…
雪穂「ご、ごめん…どなっちゃって
お姉ちゃんがそういうところで鈍いのは昔からだもんね…わかってるよ」
雪穂「それはそうと、今日の晩ごはんどうしたの?
そっかぁ外食したんだ、お金渡しとけばよかったね」
雪穂「それで一人でご飯食べたの?
ふぅん…一人で食べに行ったんだ」
雪穂「…くんくん…
…
やっぱりあの女の匂いがする」
ガタンッ!
雪穂「 お姉ちゃんの嘘つき!!!!
ねぇー、どうしてそんな嘘をつくの?
お姉ちゃん、今まで私に嘘ついたこと一度も無かったのに!!!!」
雪穂「そっかぁ…やっぱり絢瀬さんのところに行ってたんだ
へぇぇ~手料理を食べさせてもらったの?
それはよかったねっ!!!!」
バリン!!
雪穂「お姉ちゃんは優しくて可愛くて…
でもちょっと雰囲気に流れやすいところは分かってた
でもお姉ちゃん、きっといつかは私の気持ちを絶対わかってくれるって思ってたから…
ずっと我慢してたんだよ?」
雪穂「それなのに、私に隠れて浮気ってどういうことっ!?
信じられない!!!!」
雪穂「やっぱりあの女がいけないのね…
幼馴染みとか言ってお兄ちゃんにすり寄ってくるけど?
結局は赤の他人じゃない!」
雪穂「あんな奴にお姉ちゃんを渡さない、渡すもんですか。
たとえ幽霊になって出てきても、また始末すればいいんだもんね」
雪穂「ん?
どういう意味って…そのままの意味に決まってるじゃん
お兄ちゃんにすり寄ってくる意地汚い女どもはぁ、
みんなもうこの世にいないんだよ?」
雪穂「ほら、私の手嗅いでみて?
ちゃんと綺麗にしてきたから、あいつらの匂い全然しないでしょ?」
雪穂「うん、そうだよ
今日お兄ちゃんの晩ごはんを作れなかったのは、邪魔な女を片付けてきたから」
雪穂「やっぱりあの女がいけないのね…
幼馴染みとか言ってお兄ちゃんにすり寄ってくるけど?
結局は赤の他人じゃない!」
雪穂「あんな奴にお姉ちゃんを渡さない、渡すもんですか。
たとえ幽霊になって出てきても、また始末すればいいんだもんね」
雪穂「ん?
どういう意味って…そのままの意味に決まってるじゃん
お姉ちゃんにすり寄ってくる意地汚い女どもはぁ、
みんなもうこの世にいないんだよ?」
雪穂「ほら、私の手嗅いでみて?
ちゃんと綺麗にしてきたから、あいつらの匂い全然しないでしょ?」
雪穂「うん、そうだよ
今日お姉ちゃんの晩ごはんを作れなかったのは、邪魔な女を片付けてきたから」
雪穂「だってぇ…あんなのいらないもん
お姉ちゃんの側にあんなのがいたら、お姉ちゃんが腐っちゃう」
雪穂「お姉ちゃんを守れるのは私だけ…
お姉ちゃんは私だけ見てればいいの
それが最高の幸せなんだから」
ガタン ガタッ
雪穂「どうして…?
どうしてそんなこと言うの?
お姉ちゃんはそんなこと言わないっ!!!!私を傷つけること絶対言わないもん!!!!
そんなのお姉ちゃんじゃない!!!!」
ガシャン!バリン!!
雪穂「あーそっかー
あいつの料理食べたから、きっと毒されちゃってるんだー
だったらそれを早く取り除かないとー」
雪穂「あ…
でも、料理を食べたって事は、口の中もあいつに毒されてるんだよね
食道も。胃の中も。内臓がどんどんあいつに毒されていくんだ」
雪穂「じゃあ…、私が綺麗にしてあげなくちゃね…」
雪穂「お姉ちゃん…!」
……
…
穂乃果「…」zzz
雪穂「お姉ちゃーん……って、ヘッドホンしたまま寝てるし…」
雪穂「何聴いてるんだろ…」ヒョイ
雪穂「」
おわり
てか兄→姉で一括置換すればいいんじゃね?
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