【ラブライブ!】ことりちゃんの休日
- 2020.04.02
- SS

ことり「うぅ……」
ピピピピピピピピ
ことり「ふっ、う~ん」ポチッ
ことり「……」
ことり「んっ……ふわぁ~」
ことり「……」ボーッ
ことり「……」ゴロン
ことり「おふとん気持ちいぃ~」
ことり「……って、ダメだよねぇ……起きなきゃ……」
ことり「う~ん……」
ことり「どうしよっか、穂乃果ちゃん」ゴソゴソ
ことり「ぬいぐるみ穂乃果『今日は特に予定も無いし、二度寝しちゃおうよ』」
ことり「そうだよねぇ。二度寝って気持ちいいもんねぇ~」
ことり「ぬいぐるみ穂乃果『うんうん……至福の時間だよね』ゴロゴロ」
ことり「では、お言葉に甘えて……」
ことり「海未ちゃん……」
ことり「ぬいぐるみ海未『ぐうたらしていたら、穂乃果のようになってしまいます』」
ことり「ぬいぐるみ穂乃果『ひどいよ海未ちゃ~ん。あっ、海未ちゃんも二度寝しようよ!』」
ことり「ぬいぐるみ海未『あっ、穂乃果……やめてくださいぃ~。あぁ~……zzz』」
ことり「ぬいぐるみ穂乃果『へっへっへ……zzz』」
ことり「じゃあことりもぉ~……」
ことり「……」
ことり「やっぱり起きよっ」
ことり「2人にお布団かけてあげなきゃ……まだ暑いかなぁ」
ことり「ぬいぐるみ穂乃果『むにゃむにゃ……暑くないよ……zzz』」
ことり「ぬいぐるみ海未『むにゃむにゃ……私も大丈夫です……zzz』」
ことり「ふふっ、かわいいなぁ」ヨシヨシ
ことり「ふたりとも、おやすみぃ~」
ことり「おはよぉ~……って、ママ!?」
ことり「もしかして、今の聞こえちゃってた?」
ことりママ「ばっちりねっ♪ ドアは閉めておかないと、聞こえちゃうわよ?」
ことり「は、は~い///」
ことりママ「朝ごはん、食べましょう?」
ことり「うんっ」
ことりママ「ふふっ、それにしても今日は早いのね」
ことりママ「お友達が起こしてくれたから、かしら?」クスクス
ことり「もぉ~、ママのいじわる///」
ことり「わぁ~い、ハチミツちょうだぁい」
ことりママ「はいはい」トンッ
ことり「いただきまぁす♪」
ことり「……」モグモグ
ことり「はぁ~ん、しあわせぇ~」
ことり「うんっ、外で食べてくる~」
ことりママ「あっ、穂乃果ちゃんの家に行くんだったら、お饅頭買ってきてくれない?」
ことり「好きなの?」
ことりママ「うんっ」
ことり「はぁ~い、じゃあ、買ってくるね」
ことりママ「ありがと。いってきまぁ~す」
ことり「いってらっしゃ~い」
あの二人にお洋服を作ってあげるっていうのも良いかも……あれ? この前も作ったっけ?
う~ん、よし。まだ涼しいし、外に出よう♪ ……日焼け止めは……。
ことり「あっ! そういえば新しく作った服、まだ着てない!」
ことり「着て行かないと……」テッテッテッ
ことり「この服どうかなぁ、穂乃果ちゃん? 海未ちゃん?」
ことり「ぬいぐるみ穂乃果『すっごくカワイイよ!』」
ことり「ぬいぐるみ海未『えぇ、上手くできていますね』」
ことり「えへへぇ~、ありがとう♪」ヨシヨシ
ことり「じゃあ、いってきまぁ~す」
穂乃果ちゃん、いるかなぁ。
穂乃果「いらっしゃいませ~。あっ、ことりちゃんだ!」
ことり「おはよぉ~。穂乃果ちゃん、朝からお手伝い? 偉いなぁ」
穂乃果「えへへ、褒められちゃった」
穂乃果「あれっ? そういえば、ことりちゃんと約束してたっけ?」
ことり「ん~ん。今日は、お饅頭買いに来たのっ♪」
穂乃果「おぉ、お客さんだ」
ことり「はい、お客さんです♪ これをくださいな」
穂乃果「はいっ……えっと、丁度ですね。ありがとうございましたぁ」ペコリ
ことり「いえいえこちらこそ」ペコリ
穂乃果「そうなんだ、嬉しいなぁ」
穂乃果「あっ……ことりちゃん、まだここにいる?」
ことり「う~ん、何も予定は無いから……ここにいようかなぁ」
穂乃果「やったぁ、お客さんいない時に話してよっか」
ことり「うんっ♪」
雪穂「ことりちゃん、おはよぉ~」テッテッテッ
ことり「あっ、雪穂ちゃん。おはよぉ~」
雪穂「わぁっ、その服可愛い! もしかして自分で?」
ことり「ありがとぉ♪ そうなの。自分で作ったんだぁ」
穂乃果「ふむ。確かに見た事ない服かも……」
雪穂「お姉ちゃん、気付いてなかったんだ」
穂乃果「あはは……」
雪穂「女子力も高いし……お姉ちゃんとは違うなぁ」
穂乃果「むむぅ……穂乃果は女子力を隠してるだけだもん」
雪穂「あえて?」クスクス
穂乃果「あえてね」クスクス
ことり「仲良いね~」
穂乃果「そうかなぁ? 普通だと思うよ?」
雪穂「ねぇ~」
穂乃果「ねぇ~」
ことり「そっかぁ」クスクス
穂乃果「友達と約束してるんだっけ?」
雪穂「うん、ホントはここに来てくれるはずだったんだけど……」
雪穂「また変な物見つけて寄り道してるのかなぁ」
絵里「失礼します」ガラッ
雪穂「いらっしゃいませ~、って絵里ちゃんだ」
絵里「久しぶりねっ♪」
ことり「あっ、絵里ちゃんおはよぉ~」
絵里「おはよう。久しぶりに、お饅頭を買いに来たわ」
穂乃果「お客さんだっ!」
絵里「気を付けてね~」
穂乃果「はいっ、絵里ちゃん。ありがとうございました」ペコリ
絵里「ありがとうございます」ペコリ
穂乃果「お客さん増えてきたし、穂乃果の部屋に行って話せば?」
ことり「そうする?」
絵里「ご迷惑じゃないの?」
穂乃果「ううん、全然。後でお菓子とご飯持って行くから先に行ってて」
ことり「ありがとう♪ 絵里ちゃん行こう?」ギュッ
絵里「そうね、せっかくだし。穂乃果、頑張ってね」
穂乃果「うんっ! いらっしゃいませ~」
ことり「うんっ♪ あぁ、お茶おいしーね」
絵里「言いそびれていたんだけど、ことりの服可愛いわね」
ことり「ほんとぉ? コレ実は、自分で作ったんです。自慢しちゃった♪」
絵里「ハラショー……よく出来てるわね」
ことり「ありがとぉ。でも、絵里ちゃんの服も大人っぽくて、好きだなぁ」
絵里「ふふっ、ありがとう」
絵里「今度一緒にショッピングしましょうね」
ことり「うんっ♪」
絵里「そうなの? ことりの作る服なら着てみたいわね」
ことり「ほんと!? じゃあ、今度ことりの家で着せ替えさせてねっ?」
絵里「良いわね。すごく楽しそう」
ことり「甘ロリ……フェミニンチェックワンピ……ナース」
絵里「何やら不穏な言葉が……」
ことり「えへへぇ~♪」ポワポワ~
絵里「ことり、戻ってきて~。トリップしてるわよ?」
ことり「はっ! 想像してたら、つい」
絵里「ふふっ、もう……」
絵里「えっ?」
ことり「髪の毛」
絵里「あぁ、髪ね。良いわよ、どうぞ」
ことり「ありがと。絵里ちゃんの髪ってすごく綺麗だなぁって思ってたの」
絵里「ありがとう……嬉しいわ」
ことり「えへへ、そう? 絵里ちゃん、良い匂い……」
絵里「ふふっ、くすぐったいわよ」
ことり「首の辺りかなぁ」クンクン
絵里「もう、そんなに近付いたら……キスしちゃうわよ?」
ことり「ひゃっ///」
絵里「あら、お顔が真っ赤ね。可愛いわ」クスッ
ことり「うぅ……絵里ちゃんがいじわるするぅ」ポスン
絵里「あら、今度は膝枕なの?」
絵里「ことり、穂乃果が来たわよ?」
ことり「絵里ちゃんの膝枕、気持ち良い~」
穂乃果「ことりちゃん、良いなぁ」
絵里「二人はちょっと難しいわね……これはイタズラしちゃった罰みたいなものだし」
穂乃果「ふ~ん、あっ、二人ともご飯持ってきたよ~」
ことり「わぁ~、ありがとうっ♪」
絵里「あら、本当に良いの?」
穂乃果「うん、どうぞどうぞ~」
絵里「ありがとう。せっかくだし、いただこうかしら」
ことり「穂乃果ちゃんは、これからお店番?」
穂乃果「ん~ん、午後はお母さんと一緒に出かける所があるんだぁ」
絵里「私も用事があるし、そろそろ帰ろうかしら」
ことり「そっかぁ……あれっ? 海未ちゃんから連絡がきてる……気付かなかった」
穂乃果「片付けとくから、早く行ってあげなよ」
ことり「ごっ、ごめん穂乃果ちゃん! また何かお礼するから! 絵里ちゃんもバイバイ!」
絵里「あっ、ことり……」
穂乃果「ことりちゃんって、たまに抜けてる所あるよねぇ~」クスクス
絵里「それを穂乃果が言うのね」クスクス
穂乃果「あ~、絵里ちゃんイジワルだぁ~」
穂乃果「そんな絵里ちゃんは、穂乃果膝枕の刑に処す!」ゴロン
絵里「ふふっ、困っちゃうわね」
絵里「……ふーっ」
穂乃果「きゃっ/// もうっ! 絵里ちゃん、耳にふーってするのダメ!」
絵里「ごめんね、穂乃果……可愛いかったから」ボソッ
穂乃果「~~~っ! 耳元でそういう事言うのもダメ~!」テッテッテ
絵里「あら、逃げちゃった」
絵里「もう、皆かわいいんだから……」
海未「ことり、そんなに急がなくても良かったのですよ?」
海未「そもそも、私がいきなり連絡してしまっただけなのですから」
ことり「はぁ、はぁ……でも、すぐ気付けなかったことりも悪いし……」
海未「ふふっ、ありがとうございます。はい、汗を拭いてください」
ことり「ありがとう」
海未「ここは暑いですから、木陰で休みましょうか。こっちですよ」ギュッ
ことり「うっ、海未ちゃん!? すごく……積極的?」
海未「ふふっ、そうですね」
海未「ことりが走って来てくれたのが嬉しかったからかもしれません」
ことり「そうなの?」
ことり「ありがとう」
海未「お疲れ様です」
ことり「あっ、これ……海未ちゃん、間接キスだね♪」
海未「……」プイッ
ことり「ねぇ、海未ちゃん。間接キスだねっ」
海未「知りません……」パタパタ
ことり「涼しい~♪」
海未「扇子、持ってきて良かったです」
ことり「扇ぐの、かわるねっ♪」
海未「あっ……私の事は気にしなくても」
ことり「涼しい?」パタパタ
海未「……はい。とっても」
海未「今、何をしているのかな……と思いまして」
ことり「連絡してくれたんだ」
海未「……はい」
ことり「お休みの日でも、会いたいよね」
海未「…………はい」
ことり「海未ちゃんに必要とされて、嬉しいなぁ」
海未「もうっ、ことり。少し恥ずかしいです///」
ことり「えぇ~、何でぇ~?」
海未「何でもないですから……」
ことり「うん、そうだねぇ……」
海未「静かで……心地良いです」
ことり「さっきね、絵里ちゃんに膝枕してもらったんだぁ」
海未「膝枕ですか……」
ことり「うん、穂乃果ちゃんの家に行ったら、絵里ちゃんもお饅頭買いに来てね?」
海未「そうですか……」チラッ
ことり「海未ちゃん、今ことりのふともも見た?」
海未「……」
ことり「良いよ♪」ポンポン
海未「……」ゴロン
ことり「やめる?」
海未「……もう少し」
ことり「はぁ~い♪」
ことり「ふふっ、海未ちゃんはかわいいなぁ」ヨシヨシ
海未「ことりの方が可愛いですよ」
ことり「ことりの膝枕は気持ちいいですかぁ?」
海未「はい……すべすべしていて、柔らかいです」
ことり「太ったかなぁ……」
海未「あっ、違いますよっ? そのっ、ことりは今のままで充分でっ……」
ことり「海未ちゃん、近いよ///」
海未「あぅっ……ごめんなさい///」
ことり「そうなの?」
海未「えぇ、少し気分転換に抜け出してきてしまっただけですから」
ことり「海未ちゃん、大変だねぇ」
海未「もう慣れてしまいましたから……それでは」
ことり「うんっ、ばいば~い」
海未「……あっ」
ことり「どうしたの?」
海未「ことり、その服可愛いですね。とても似合っていますよ。バイバイ、です」フリフリ
ことり「……ちょっと……ドキドキしたかも///」
ことり「今日は楽しかったなぁ」
ことり「やっぱり皆と会ったら笑顔になっちゃうなぁ♪」
ことり「穂乃果ちゃんも海未ちゃんも、そう思うよねっ?」
ことり「うんうん……そっかぁ」
ことり「ベッドが気持ち良い……でも、今寝ちゃったら夜に眠れなくなっちゃう」
ことり「ふわぁ」
ことり「zzz」
おわり
GOD絵里良かった
心が落ち着く
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