【ラブライブ!】穂乃果「11人いる!」
- 2020.04.03
- SS

穂乃果「……!これで、ついに……」
ことり「揃った……!」
海未「ええ、9人です!」
絵里「……これから、よろしくね」
ツバサ「頑張りましょう」
にこ「よぉーし、目指せラブライブ優勝よ!」
凛「えへへ」
ゴリラ「ウホホ」
花陽「……頑張りますっ!」
真姫「……ねぇ」
穂乃果「どうしたの?」
真姫「なんか多くない?」
ゴリラ「ンホ?」
海未「ゴリラもそう思いますか?」
ゴリラ「ンホ!ンホホホー!」
真姫「凛、通訳をお願い」
凛「ふむふむ……」
凛「……!」
ことり「どうしたの?」
凛「みんな……」
凛「2人多いよ……11人いる!!」
10人「!!」
穂乃果「そんな……誰かが紛れこんでいる?」
ツバサ「どうやらそのようね。この中に2人不要な人間がいるわ」
花陽「ええっ!……でも、いったい誰が……?」
凛「わ、わかんないにゃ……」
真姫「……一度、号令をとりましょう」
絵里「そうね」
穂乃果「2」
凛「3」
ことり「4」
海未「5」
ツバサ「6」
絵里「7」
希「8」
にこ「9」
ゴリラ「ウホッ」
花陽「11」
真姫「……やっぱり、11人いる……!」
花陽「そんな……!」
絵里「どうしたの?」
凛「絵里ちゃんが怪しいにゃあああ!」
絵里「ど、どうしてよ!」
凛「絵里ちゃんはきっとA-RISEのスパイだにゃあああ!」
真姫「なに錯乱してるのよ、こういう時こそ落ち着きなさい!凛!」
ツバサ「……いや、でもその可能性はあるわ、絢瀬さん!」
絵里「むぐっ、なによ」
ツバサ「あなたがA-RISEのスパイじゃないって証拠は……どこにあるのかしら」
絵里「そんな!おかしいじゃない!まずは私がスパイって疑う証拠を見せなさいよ!」
凛「……争い、良くない、だって」
ツバサ「……ゴリラに止められたら敵わないわね」
絵里「くっ……」
にこ「絵里、本当にあなたはスパイじゃないの?」
絵里「違うわよ、信じて!」
花陽「……!それじゃ、もしかして」
花陽「ことりちゃん……実はあなたの正体は……」
花陽「理事長ですっ、そうですね!?」
ことり「!?」
花陽「ことりちゃんなんて人間は、初めからいなかったんです!女子高生ライフを楽しみたいが故に私たちの中に紛れ込んだ、正体は40代女性なのです!」
花陽「……そして、もう一人の余分は……海未ちゃん、あなたです!」
海未「!?」
花陽「本当は海未ちゃんは女装してるだけの男なんです!女子校ライフを満喫したいだけの変態だったんです!」
海未「ば、馬鹿なことを言わないでください!」
花陽「絶対におちんちんがついてるはずです!そりゃ!」
海未「アーーー!!いけません!いけません!!」
ズリッ
ボロン
海未「あ、」
花陽「ほらみなさい!ビンゴです!」
花陽「そんな!」
真姫「……だいたい、穂乃果の弁護が入ってるところを見ると、この三人組はシロなんじゃないの?だって余分なのは二人だけなんでしょ?」
花陽「むぐっ!」
にこ「実に論理的ね。論理的なことは大好きだわ」
ツバサ「この三人はシロとして、他に疑わしいやつはいないの?」
絵里「何か思いついたの!?」
真姫「もしかしたら、にこちゃんが余分なのかも!」
にこ「はぁ!?なんでよ!?」
真姫「だって……可愛すぎるもん」
にこ「!?」
真姫「薄々気づいてたのよ、こんなかわいい女の子、いるはずないって……」
真姫「きっと、にこちゃんは私達の強い意志が生み出した集団幻覚なのよ!!!」
真姫「そうに決まってるわ!!!そうったらそうなのよ!!ヴェェェェ!!」
海未「それは無理がありますよ……だってにこは親もいますし、住民票も登録されてます」
真姫「むぐ」
穂乃果「完全論破だね」
ことり「えっ、だれかな?」
にこ「そもそも、人間じゃないやつがいるってんのよ!なんで気づかないの!?」
海未「人間……じゃない……?まさか……」
にこ「そうよ……余分なのは……」
にこ「凛、あんたよ!」
凛「そ、そんな!!凛は人間だにゃ!」
にこ「ゴリラと会話できるなんて、人間のはずがないわ!!」
凛「あっ、それは……その……」
穂乃果「えっ!?まだいるの?」
にこ「そうよ……そいつはもっとわかりやすいわ……それは……」
にこ「希!あんたよ!」
希「!?」
にこ「関西弁を喋るヤツなんて、人間とは認めないわ!」
希「!!??」
海未「やめなさい、にこ!それはただの関西人差別です!それに、希は関東人ですよ!」
にこ「関西弁を喋るなんて人間じゃないわぁぁ!!ああああ!!」
ことり「そうだね、決定力に欠けるよ」
穂乃果「ゴリラは類人猿だし……まぁ、人間みたいなもんだよね」
海未「つまり、この11人はとりあえず全員、人間である、と……」
花陽「ゆっくりと必要条件を絞っていきましょう!まずは、第一条件は全員クリアです!」
にこ「じゃあ、次は……そうね、『本当に音ノ木坂の生徒か』で絞っていきましょう」
凛「おおっ!なんだかこのままいくとすぐにわかりそうだにゃ~~!みんな賢いにゃ~~!」
穂乃果「わかった!わかった!はいはいはーい!」
海未「どうしました、穂乃果」
穂乃果「ヒントは『賢い』だよ!この学校の中で、一人だけ異常に賢い人がいるよね!」
穂乃果「それは真姫ちゃんだよ!医学部志望なんて、メンバーの中でも妙に不自然だもん!」
真姫「ヴェェェェ!?違うわよ!私は親の都合で……!」
穂乃果「うん?よく聞こえないね?今の意見はスルーするよ!私が正しいよね!?みんな!」
凛「そうにゃよ(便乗)」
真姫「凛……あなたまで!!」
凛「真姫ちゃんの言う通り、真姫ちゃんは親の都合で音ノ木に入学したにゃ、正真正銘の学院生だよ。穂乃果ちゃんの推理は的外れもいいところだね」
真姫「凛……流石ね!あなたってヤツは!」
ツバサ「あら?気づかれちゃった?」
海未「コスプレですか?」
ツバサ「ええ、コスプレよ」
海未「コスプレなら仕方ありませんね……ツバサさんも、シロです」
凛「このままじゃラチがあかないって言ってるにゃ」
穂乃果「うーん……いったい誰が……」
ことり「……花陽ちゃん、じゃないかなぁ……」
花陽「ぴゃあ!」
ことり「うん、多分そうだよ……たぶん……」
花陽「ど、どうして?なんでそう思うの?誰かタスケテー!」
花陽「な、なに?なんなのぉ!?」
ことり「うん、それはね……」
ことり「消去法……だよ」
花陽「消去法……!」
ことり「だって、他のみんなは一通り疑ったけど、決定的な証拠は無かった。けど花陽ちゃんは逆に何も無さすぎるんだもん……」
ことり「間違いないよ……花陽ちゃんは、クロだね!!!」
花陽「そ、そんな……」
凛「待って、みんな!ゴリラが何か言いたいみたいだにゃ!」
ゴリラ「お前たち、9人にすることに躍起になっているが、それは本当に正しいのか?」
ゴリラ「11人じゃ、本当にダメなのか?」
ゴリラ「不確実な根拠でお互いに疑い合うよりも」
ゴリラ「今、ここにいる11人が、お互いを信じる方がずっと大切なんじゃないのか?」
海未「ゴリラさん……」
にこ「……ゴリラには敵わないわね」
穂乃果「よぉし……じゃあ、μ’sはこの11人だ!!」
真姫「ええ!この11人よ!」
凛「てっぺんめざすにゃあああ!」
希「おおおおお!!!」
見事μ’sはワールドカップで優勝した
おわり
ツバサが怪しいはわかるがゴリラはねぇわ
こんなん笑うわ
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