【ラブライブ!】海未「おやつたいむ」※エロ注意
- 2020.04.04
- SS

私の腕の中には逝ってしまった穂乃果が静かに眠っていました。
生き残ってしまったのは私一人・・・他の皆も、逝ってしまいました。
------いや、ただ一人、この事件を引き起こした張本人が残っていました。
恍惚とした表情で笑みを浮かべ、それはとても官能的で、思わず見とれるほどでした。
しかし、私は彼女に引き込まれる訳にはいきません。
彼女を前に倒れてしまったμ’sの為にも、これ以上の犠牲を出さない為にも。
私は、命に代えてまで彼女を止めなければなりません!
「さぁ・・・デザートの時間だよ・・・♪」
彼女は恍惚な表情を歪め、不気味に微笑む。
あなたの・・・
「あなたの好きにはさせません・・・ことり!」
−−−−−−
−−−
遡ること、1~2時間ほど前でしょうか。
その瞬間は唐突に訪れました
ダレカタスケテエエェェェェェェェ!!!!!!
屋上まで聞こえるほどの、張り裂けるような悲鳴が轟く土曜日の昼下がり。
−−−この日はお昼からの練習、次のライブに向けて、新曲の振り付けの確認を行う予定でした。
部室には練習開始30分ほど前、メンバーが揃っていました。
部長であるにこは言わずもがな、絵里と真姫、そして凛と花陽、穂乃果と希がもう既にいました。
どうやら今日は珍しく私が一番最後に来たみたいですね。
・・・と思いきや、部室のドアが勢い良く開かれて、息を切らしながら汗だくのことりが入ってきました。
目の下にはクマがうっすらと・・・あれだけ無理はするなと言っていたんですが、責任感が強い彼女のことです。無理をしてでもどうにかしてライブの衣装を完成させたいのでしょう。
・・・その結果倒れられても困りますが。
ふと自然と私の視線は穂乃果の方を向いていました。
・・・えぇ、文化祭の時をちょっと思い出してしまいました。他意はありません。ですから体調管理はしっかりおこなってくださいね?
おや?どうやら私が何を訴えたかったかわかったようですね。
流石穂乃果、ずーっと一緒だったから、意思疎通も簡単にできますね。
「さぁ、みんな揃ったし、時間もいい具合だから、着替えて練習に行きましょう!」
絵里が和気藹々とするメンバーをまとめ、それに合わせてみんなも返事を返す・・・一人を除きまして。
どうやらことりは着いて早々、椅子に座った瞬間に寝てしまったようです。
寝不足に全力疾走、いくらアイ活をして体力がついていても早々に限界が来たようですね・・・。
眠ることりを花陽に任せ、私たちは屋上に向かい、先に柔軟運動を始めようとした時に事件は起きました。
花陽の悲鳴を聞いた私たちは急いで部室へ戻りました。
そして、部室に戻った私たちの視界に入ってきたのは−−−−−−
衣服が乱れた状態で、ことりの足元で横たわり、痙攣を繰り返している花陽でした。
「・・・・・・かよ・・・ちん・・・・・・?」
混乱する私たち、その様子を見た凛は身をかすかに震わせながら目を見開いてました。
そして、ゆっくりと部室の中へ足を踏み入れて行きました。
その表情は目を見開いてはいるものの、やや怒りを交えたようでした。
震えた声で、ことりに問いかける凛。
当のことりは何も言わず、口元を軽く歪めていました。
凛の問いかけに反応しないことり、その表情は薄ら笑いを浮かべてるように見え、感情を逆なでするのには十分でした。
凛「いくらことりちゃんでも・・・かよちんに手を出すのは許さないにゃ!!!」
怒りが爆発した様子で、凛はことりに近づいて行きました。
しかし、それに動じることなく、ことりは凛に近づき、そして−−−−−−
凛「にゃ!?」
ドサッ
逆に足を引っ掛けて凛を転ばせました。
非常に不気味な声・・・。
・・・一部からは脳を溶かすといわれるぐらいにくすぐったいことりの声、今はそれが今は恐怖を与え出しました。
本能が、逃げろと伝える。
凛「い・・・たた・・・な、なにす、る・・・にゃっ!?////////」
転んだ凛は体を起こして立ち上がり、声を上げようとした瞬間、目の前で起きたことを受け入れられなくなっていました。
−−−−−−私だって、いや、μ’sのメンバー全員も受け入れられません。
・・・何故・・・
何故ことりは凛の唇を奪ったのですか!?!?!?!?
目の前のことが受け入れられなくなった私は即座に部室で起きてる惨状(?)から目を背けました・・・しかし
んちゅ・・・ちゅる・・・ぢゅ、ちゅぶ・・・んぷ・・・
にゃ・・・///ふぁ、あ・・・だ、だめ・・・///あ、ふあぁぁぁ///
くちゅ、ぴちゃ、じゅぽっ・・・
に、にゃっ!!?///そ、そこは!!そこはダメ・・・にゃっ・・・///にゃっ!!///あぁぁっ・・・///
にゃあああぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!///////
水滴が垂れるような音、凛の嬌声が否応なしに耳に入ってきます。私は目を背け、目をつむり、その場で蹲り、耳を塞いでいました。
恥ずかしすぎます!!破廉恥です!!!真昼間の部室で何をしているんですか!!!?
そして、視界に入ってきたのは・・・
凛「」ビクンッビクンッ
衣服が乱れた状態で口からヨダレを垂らし、不規則に痙攣をしながら横たわる凛の姿でした。
完全に果ててしまったのでしょう。部室には女性の匂いが充満していました。
呆然とする私を含めたメンバーたち。それに気づいたことりは私たちを見るなり、非常に不気味な表情を浮かべながら口を開きました
ことり「・・・あはっ・・・♪・・・まだ食べ足りないなぁ・・・ねぇ・・・」
「ことりのおやつになって?」
−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
逃げる!どこへ!?必死になって私たちは校舎を駆け回りました。
混乱したみんなは散り散りバラバラになって、暴走したことりから逃げ回っていました。
今のことりは非常に危険です。
捕まったら最後、おやつにされ、骨の髄まで食い尽くされるに決まっています!
なんですかこれは!どこぞの青い化け物から逃げるホラーゲームですか!!
なんとかことりを撒いた私は、たまたま空いていた教室の物陰に隠れて息を整えることにしました。
しかし、安心はそうやすやすと訪れません
今度は希が犠牲になりました。
あれだけの肉質感溢れるドスケベボディです。
おやつどころかメインディッシュでしょう。これで落ち着いてくれれば
ヴェェェ!!!い、いみわかんないいいいいいいいい!!!!!!//////
なーんてことありませんよね、知ってました。
次は真姫ですね。謂わばメインディッシュを頂いた後に口直しをした形でしょうか?
真姫には悪いですが、今の時点これぐらいしか例えが出てきません。
どうやらことりは寝ぼけているのか、日々のストレスが爆発したのかわかりませんが、完全に性欲が暴走してるようです。
そして、目に付いたμ’sのメンバーをおやつと称して(性的に)いただいているようです・・・あ、ダメです、やっぱりこれダメです。破廉恥すぎます。
というか、節操なさすぎじゃありませんかあの猛禽類。
ハラショオオオォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!//////
あ、今度は絵里が餌食になりましたね。
・・・絵里、貴女若干喜んでませんか?どMなんですか・・・そういえば、声がだいぶ近かったようですが・・・。
ことり「誰かいるー?」
ことり「・・・そうだよねー、今日は私たち以外いないもん♪誰もいないよねー♪・・・ね・・・?」
ことり「う・み・ちゃ・ん☆」
・・・心臓が止まるかと思いました。
あの猛禽類、確実に私がこの教室にいることに気づいた上で敢えて去ったみたいです。
その意図はわかりませんが、正直ヒヤヒヤしました。
私は今隠れている場所から別の場所へ向かうことにしました。
海未「うわぁ!?」
しかし、足に何か引っかかって盛大に転んでしまいました。
何事かと思って見てみたら、先ほど犠牲になった絵里が横たわっていました。
絵里「」ビクンッビクンッ
絵里も例によって衣服が乱れ、ほぼ半裸状態で痙攣しながら倒れていました。
・・・股間のところが妙に湿って、しかも水たまりができていますが気のせいですよね?
絵里「・・・・・・」ボソボソ
・・・ん?気をやりながらも何かつぶやいてますね?どれどれ・・・
絵里「・・・しゅ、ごひ・・・・・のん、たんより、しゅごいぃ・・・・・・」
心配した私が馬鹿でした。
どうにかしてことりを止めて、これ以上の犠牲を出さないようにしなければなりません。
もう既に半分以上犠牲になっていますが、最悪、被害は私たちだけで終わらせなければ、音ノ木坂は別の意味で壊滅してしまいます。
百合ノ木坂と呼ばれて、ちょっとマニアックな層から支持を受けるような場所になってしまいますね・・・何を考えているんですか私は。
「海未ちゃーん!!」
ふと後ろから私を呼ぶ声が聞こえました。
もしかしたらあの猛禽類・・・と思い、警戒しながら振り向きましたがそこにいたのは穂乃果とにこ・・・どうやらこの二人はまだおやつにされていなかったようです。
海未「にこ!穂乃果!まだ食べられていなかったのですね・・・安心しました」
穂乃果「うん!さっきたまたまにこちゃんと合流できたんだ!本当は希ちゃんと合流できそうだったんだけど・・・その・・・」ジワッ
穂乃果「希ちゃん・・・私の、目の前で・・・ひぐっ・・・うぅっ・・・」ポロポロ
海未「穂乃果・・・」
目の前でメンバーが食べられてしまった・・・その瞬間を目の当たりにしたんです。ショックを受けるのは当然です。
それに穂乃果はなんだかんだいって責任感が強い子です。
希を助けられなかったことに対して強い自責の念に駆られているのでしょう。
空気が重くなり、1秒を長く感じさせる沈黙・・・それを遮るようににこはため息をひとつ。
にこ「・・・あんた、希を助けられなかったとか思っているんじゃないんでしょうね?」
にこ「バカなことを考えてるんじゃないわよ。最初に散り散りバラバラになった瞬間から、いつどのタイミングで、誰が襲われるかわからなくなっていたのよ。」
にこ「助けられなかったとか考えてもしょうがないわ。希には悪いけど、過ぎたことを悔やんでも事態は良くはならない・・・だったら私たちが取るべき行動は決まっているんじゃないの?」
・・・にこはずるいです。
普段はおちゃらけていたり、ふざけていたりしてるくせに、こういうときに非常にカッコいいんです。
穂乃果とは違った意味で、しっかりと人を引っ張る力を持っている。
現に彼女の行動で救われたりしたことも少なくはありません。
海未「・・・そうですよ、いくら悔やんでも、自分を責めても事態は良くなりません。今はこの状況をどうにかしなくてはいけません。」
穂乃果「海未ちゃん・・・にこちゃん・・・うん・・・そうだね!ごめんね二人とも!」
海未「いえいえ・・・おそらく私も同じ状況に立たされたら穂乃果と同じ気分になっていたでしょう。ここはにこに感謝ですね。」
海未「あ、それでなんですが・・・私は逃げることに反対します」
穂乃果、にこ「うえぇ!?!?」
にこ「あんた、正気なの!?自分からおやつにされにいくの!?!?」
穂乃果「そ、そうだよ!海未ちゃん、おやつにされちゃうんだよ!!?」
にこと穂乃果が動揺を隠せない様子で私に詰め寄ります。
そりゃそうでしょう。普通なら逃げる一択でしょう。
・・・しかし
海未「普通なら逃げるしか選択肢はありません。ですが、私にはある確信があります」
海未「そして、それには私・・・もしくは穂乃果の存在が必要不可欠だと思われます」
近いうちに書きためてオチまで垂れ流すと思う。
めちゃくちゃ期待しているから早めに頼む
−−−−−−
−−−
海未はあぁ言ったけど、本当に大丈夫なのかしら・・・
確信があるから逃げないと言っても、正直不安しかないわ。
・・・にこも命、もとい貞操の危機だっていうのに、普通なら逃げるしか選択肢ないじゃない!
・・・でも、あんなこと言われたら、ちょっとは希望を持たないといけなくなっちゃうわね・・・
−−−−−−
にこ『襲われなかった?』
海未『はい、私はつい先ほどまで空き教室で息を潜めていました。その時、ことりがその教室に一瞬だけ入ってきたんです。私がいることをわかった上で。』
海未『しかし、ことりは私に手を出さずに私のいた教室から去って行きました。それに穂乃果のことも気になります。』
穂乃果『え?私?』
海未『はい。先ほど、目の前で希が襲われたといいましたね?その時、希の後に真っ先に狙われるのは穂乃果のはずです。近くにいたわけですから。』
穂乃果『そ、そうだ、私ももう終わりだって思ったんだけど、ことりちゃん、私に手を出さないで、後ろにいた真姫ちゃんをおやつにしていたよ!』
海未『・・・やはり・・・もし私の考えが正しければ、次に狙われるのはにこでしょう。私と穂乃果には手を出さない理由はわかりませんが、恐らくそうなる可能性は高いと思います。』
にこ『そ、そんな!?じゃあ私はどうすればいいのよ!?』
海未『なので、私たち3人全員が逃げるのは反対です。にこはどうにかしてことりに見つかる前に脱出してください。ことりは私と穂乃果で止めます。』
穂乃果『な、なるほど。近くにいても襲われないなら、ことりちゃんを止められるのは私と海未ちゃんってことになるんだね!』
海未『そういうことです。穂乃果にしては賢いですね。ですから、にこが生き延びて、ことりが私たちに手を出さない今のうちにどうにかして止めましょう。』
今は海未と穂乃果を信じるしかないわ。
次に狙われるのが私、矢澤にこなら・・・私がなんとかして学園から逃げられれば、あとは二人がなんとかしてくれるかもしれない・・・。
なんとかして校舎の出口まで無事たどり着いた。
・・・人の気配はない。
今なら脱出することができるかもしれない・・・!
慎重に、慎重に・・・警戒を怠らないよう、留意して
−−−−−−−−−−にこちゃん?
背筋が凍るような感覚・・・
この脳を溶かすようなぽわぽわボイス・・・間違いない
ことりに見つかった!
確か独特なあの髪型ととさかはことりだ。
最悪なタイミングで見つかってしまった・・・あと少しで脱出できるのに!
私は返事も返さず、とにかく出口に向かって突っ走った。
逃げ切ること・・・それが私と海未と穂乃果の3人で立てた作戦!
大丈夫、距離もまだある・・・なんとか逃げ切れるはず!!
そう思って私は出口のドアに手をかける・・・その瞬間
−−−−−−−−−ふぅー・・・
にこ「うへぇあ!?//////」
耳に息を吹きかけられた!?
う、嘘でしょ・・・結構距離を離していたはずなのに・・・!?
ドアを開けようとした瞬間になんで、後ろに・・・!?
不気味な言葉が耳元で・・・あぁ・・・脳が溶かされる・・・な、なんなのこれ・・・
さっきの耳への吐息で腰が抜けたように力が入らない・・・それに拍車をかけるように今の耳元への・・・いわゆる脳トロささやき・・・
これ、もう完全に敗北じゃない・・・
あ、ことりの手が・・・私の、胸に・・・あ、そこ、だめ・・・弱いの・・・
・・・そっか、おやつになるって、こんな感覚なのね・・・
・・・だ、だめ・・・そこは、だめ・・・・・・そこは・・・まきちゃんに・・・・・・
もう・・・なにも、かんがえ・・・らレ・・・ない
−−−
−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
因みに>>23->>27はにこちゃん視点。
次からまた海未ちゃん視点になります。
ほのうみ「なっ・・・!!」
なんということでしょう!!
にこが脱出する前におやつにされてしまいました!!
私の作戦ではなんとかしてにこを校舎から逃がして、手を出さないでいることりを止める・・・そういう算段でした。
しかし、にこが食べられてしまった今・・・この作戦は使えません!
穂乃果「う・・・海未ちゃん・・・!」
穂乃果の表情に狼狽が見える・・・そうでしょう。私だって一気に不安になります。
作戦が失敗した今・・・次に狙われるのは私たち二人・・・。
ここで止めることができなければ、百合ノ木坂ルート一直線です・・・ってなんでですかー!!
「海未ちゃ~ん、穂乃果ちゃ~ん♪」
狼狽してる間に・・・どうやら私たちもことりに見つかったようです。
ことりは恍惚とした表情で私たちの前に姿を見せました・・・。
その眼光は獲物を見つけた猛獣のよう・・・。
はっきり言います。今の貴女は完全に猛禽類です、はい。
穂乃果「・・・ねぇ、ことりちゃん・・・」
穂乃果が静かに口を開く。
その声は少し悲しみに満ちたようでした。
穂乃果「なんで、私たちに手を出さないで、他のみんなをおやつにしたの?」
そう、私たちの疑問。
すぐにでもおやつにできる機会はあったのに、何故か後回しにされた私たち。
あ、断っておきますが、おやつにされたかったわけじゃないですよ?
ことり「なんでって?決まってるじゃない?・・・好きなものは後で美味しく頂きたいでしょ?」
そういうことですか・・・。
もちろん、ことりがμ’sのメンバーが大好きなのは当たり前・・・。
でも、それでも私たちが特別大好きなことりは、ショートケーキのイチゴを最後に頂くような感覚で最後まで取っておいたということなのでしょう。
ことり「うふふ~・・・みんなには悪いけど、みんなを前菜として美味しいおやつにしちゃったよ♪・・・さぁ・・・穂乃果ちゃんも、海未ちゃんも、おやつにしてあげる・・・☆」
残っているのは私たちだけ・・・何とかして私と穂乃果の力でことりを止めなければいけません!
・・・逝ってしまった6人の為にも・・・この音ノ木坂の為にも!
目の前にいる性欲猛禽類と化したことりを止めなければいけません!!
穂乃果「ねぇ、海未ちゃん」
穂乃果が気の抜けたような声で私に話しかける・・・ちょっと、雰囲気ぶち壊さないでくだ
穂乃果「どうやってことりちゃんを止めるの?」
あっ
じゃねーよw頑張れンミチャー!!
さすがのことりも苦笑いを浮かべてますね。えぇ、私もこれは苦笑いです。
海未「戦術的撤退です!!!!」ダッ
穂乃果「おい園田ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁ!!!!カッコつけといて自分だけ逃げるなああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ
ことり「やんやん♪まってぇ~♪」パタパタ
完全に忘れていました。にこを逃がすことにばっかり気が向いて、肝心のことりの止め方を一切考えていませんでした。
海未「くっ・・・まさかここでにこが思わぬ伏兵になろうと・・・」
穂乃果「いやいや!明らかに海未ちゃんのミスだから!!ノープランすぎる海未ちゃんが悪いから!!にこちゃんのせいにするのやめなよ!!!」
海未「なっ!?ぽ、ポンコツは絵里一人で十分でしょう!?なんで私までポンコツ扱いされなきゃいけないんですか!!」
−−−その頃一方
絵里「へっくち!」
絵里「な・・・なんとか意識を取り戻せたけど、なんか良からぬ噂が聞こえたきがするわね・・・」
絵里「う、さ・・・寒い・・・なんか股のあたりが・・・・・え・・・・・・?」
私は妙に冷たく感じる自分の股間周辺を見た。
妙に湿っているだけでなく、完全に水たまりができている。
これは希を考えながら一人でしていた時のものとはぜんぜん違う。
鼻腔を刺激する、アンモニア臭的なものが・・・
かしこいかわいいえりーちかがこんなそそうをするはずが・・・
はずが・・・
絵里「」キゼツ
−−−
穂乃果「うわっ!!」
海未「穂乃果!?」
長時間ことりから逃げ続けていた私たち。
普段から体力をつけていたとはいえど、脚筋力に疲労は溜まっていきます。
どうやら穂乃果は足を縺れさせて転倒してしまったようです。
おまけに体力もかなり消費していたことも追い打ちになってしまい、なかなか立ち上がれません。
ことり「つっかまーえたぁ♪」
穂乃果「こ、ことりちゃん!?!?!?」
穂乃果がことりに捕まってしまいました。
穂乃果の必死の抵抗虚しく、ことりの手によって衣服を剥がされていきます。
ことり「ふんふんふ~ん♪はぁ・・はぁ・・・ほのかちゃん・・・ほのかちゃぁん・・・」
いや、あの表情はヤバいでしょう・・・とても年頃の女の子がしていい表情じゃありませんよ。
って見てる場合ですか!!なんとかして穂乃果からことりを引き剥がさないといけません!
しかたありません・・・手荒ですが、力尽くで・・・
海未ちゃん!!!!!!
−−−−−−ダメだよ、海未ちゃん。それだけは、絶対ダメ。
みんなにひどいことをしたことりちゃんを・・・今は許しちゃダメだけど・・・
でも、海未ちゃんがことりちゃんに手を上げるのはダメだよ。
−−−−−−何故ですか・・・こうでもしないと、穂乃果は・・・おやつに・・・
−−−−−−私も、大好きだから・・・二人のことが大好きだから
だから、大好きな海未ちゃんの手で、ことりちゃんを傷つけるのはやめて。
海未ちゃんがことりちゃんを傷つけるぐらいなら、穂乃果が傷つくよ。
おやつになって、二人の代わりに傷つい−−−−−−
ことり「いただきまーす♪」じゅるるるるるるるるる
穂乃果「んむむううううううう///////」
海未「ほ、穂乃果ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
ことりが呆れた表情で私を見てきます。
それは私も思いました。なんでこんな緊迫した状況で変な茶番始めているんですか、私たちは。
あと突っ込みつつもその手は止める気ないんですね。
ことり「あ、今堪能中だから邪魔しないでね~♪」じゅるじゅるちゅぱちゅぶ
身ぐるみをほとんど剥がされ、ほぼすっぽんぽんにされた穂乃果・・・その美しい体を舐めまわし、しゃぶり尽くすことり・・・あぁ・・・うらや・・・げふんげふん、なんて破廉恥なんですか!!
穂乃果「あっ、ひゃっ・・・///く、くすぐ・・・ひゃっ、あぅん///」
ことりがどこかしらいじるたびに体をよじらせ、快楽の波から逃げようとする穂乃果。
しかし、ことりの舌使いと指づかいが確実に性感帯を刺激しているようで、じわじわと快楽が蝕んでいくよう・・・
って、なんで私は官能小説みたいな実況しているんですか。
穂乃果の大事なところに・・・ことりの指が・・・///
だ、ダメです、こんなのやっぱり・・・
海未「破廉恥ですぅううううううううううううう!!!!!」
ことり「ちゅんっ!?!?」ズッポン
穂乃果「んああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ//////」ビククーン!!
恥ずかしさに耐えかねた私はとうとうことりを突き飛ばしてしまいました。
その拍子に穂乃果の・・・その・・・中に入っていたことりの指が勢い良く抜けてしまいました。
その結果・・・その、いわゆる・・・一番感じるところを刺激してしまったらしく、あっという間に絶頂を迎えてしまったようです。
えぇ、やってしまった感ハンパないです。
正直、穴があったら入りたいです。えぇ、このまま穂乃果の穴に・・・じゃなくて!!なんで穂乃果がおやつになっている間にこんな邪な考えがよぎるのですかこの園田は!!
そ、そんなことより穂乃果です!
思いっきり絶頂を迎えてしまった穂乃果は痙攣をしつつ、息を荒げていました。
私はゆっくりと穂乃果を抱きしめ・・・抱きしめられた穂乃果は、少しだけ安心した表情をして、ゆっくりと瞼を閉じました。
どうやら気を失ったようです。
突き飛ばされたことりがゆっくりと体を起こす・・・その眼光は食事を邪魔された猛獣がするものとなんら変わりません。
ことり「あーぁ・・・もっとほのかちゃんをたんのうしたかったなぁ~・・・うふふふふ・・・」
ことりの表情が怒気をわずかに含んだ、過去最大に不気味な表情になっていきます。
どうやら割と本気で怒らせてしまったようですね。
------どうして、こうなってしまったのか・・・
私の腕の中には逝ってしまった穂乃果が静かに眠っていました。
生き残ってしまったのは私一人・・・他の皆も、逝ってしまいました。
------いや、ただ一人、この事件を引き起こした張本人が残っていました。
恍惚とした表情で笑みを浮かべ、それはとても官能的で、思わず見とれるほどでした。
しかし、私は彼女に引き込まれる訳にはいきません。
私は、命に代えてまで彼女を止めなければなりません!
「さぁ・・・デザートの時間だよ・・・♪」
彼女は恍惚な表情を歪め、不気味に微笑む。
−−−−−−いいでしょう、私も覚悟を決めました。
あなたの・・・
「あなたの好きにはさせません・・・ことり!」
そして、一歩ずつ、彼女に近づいていきます。
その間にもことりは恍惚とした不気味な笑みを浮かべたまま、私を見据えていました。怒りつつもどうしてくれるのか、期待しているようでもあります。
ですが・・・私は・・・
どうにかして、ことりを止める方法・・・思いつきました。
私はゆっくりと、ことりの頬に手を伸ばす。
やわらかな感触、温もり・・・それが指先からじんわりと伝わっていく・・・
そして・・・私は
−−−−−−海未ちゃ・・・んむぅっ!?//////
ことりの唇に自分の唇を重ねました。
穂乃果と同じぐらい、いやそれ以上に貴女が大好きかもしれません。
そりゃ、私も穂乃果を舐めまわしたいと思ったりします。
穂乃果も大好きですから。邪な意味で・・・ってなんでですか!
ですが、本当は、私は・・・貴女が・・・貴女のことが愛おしいのです。
先ほど突き飛ばした事は謝ります。申し訳ありません。
恥ずかしいというのも嘘ではないですが、穂乃果・・・いや、他のメンバーに僅かながらに嫉妬していたのかもしれません。
μ’sのみんなに手を出した事は、正直許せません。
だからせめて償ってもらいます。
・・・そう・・・
わたしのおやつになっていただきます!!
舌を這わせ、絡ませ、特にはむしゃぶり・・・
~~~!!!///!!//////んんんー!!!!/////////
ことりは必死になって私から離れようとします。
ダメです、離しません。私は逃さぬよう、ことりをぎゅっと抱き寄せました。
徐々にことりの抵抗する力が弱くなっていく・・・まだ、まだです!
まだ私は食べ尽くしていません!
貴女だけが美味しい想いをするのは・・・この私が許しません!
ことり「あふっ・・・あっ・・・///ふぁ・・・あぁん・・・///」
ことりの表情が蕩けてきましたね・・・もう少し、もう少しです!!
私の手は自然とことりの大事なところへと伸びていました。
ゆっくりと触れると湿っているではありませんか・・・!
私は好機と思い、思いのままに触れて、弄り回します!
ダメと言われても止めません。
貴女は抵抗するみんなに対して、手を止めましたか?止めてませんよね?
だったら私も・・・容赦はしません!!
自然と私の手はことりのパンツの中に入っていきました。
そして、直接、ことりの秘部に手を這わせ−−−−−−−−
ことり「ぴいっ・・・!!//////ん、ふ、あぁ・・・////////」
ああぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!///////
μ’sの空気がガラッと変わった・・・訳ではないですが、少し変わりました。
まず、私とことりですが、こっそりとお付き合いを始める事になりました・・・
−−−−−−と思いきや早々にみんなにばれました。
そりゃそうでしょう。
我慢できなくなって、部室でお互いがお互いをおやつにしてる様子を見られてしまった訳ですから。
よりによって穂乃果に。
穂乃果「・・・う、うわぁ~ん!!二人の裏切り者ー!!!」
穂乃果は大泣きしながら絵里に話したそうで、私とことりは絵里にこっぴどく叱られてしまいました・・・。
付き合っていた事を内緒にしていた事、部室でおっぱじめていた事、この二つについて、それはもうくどくどと・・・
これは今度二人して穂乃果をおやつにしないとダメですね・・・ふふっ、冗談ですよ♪
ことりはあの日のことをしっかりと全員に謝り、もう二度とこんなことが起きないようにすると誓いました。
ただ、絵里だけは気まずそうな状況がまだまだ続いています。
絵里「だ・・・だって・・・あ、あんなことになるなんて・・・思わ・・・うあああああああああああ!!!」
どうやらおやつにされた時に妙なトラウマができた様子ですね。
あの時股間が湿っていたことが関係あるんでしょうかね?
結局、暴走した大きな理由は盛大な寝ぼけと、衣装製作が少し煮詰まっていたことによるストレスが大きな理由だったようです。
その結果みんなを巻き込んだ大騒動を引き起こしてしまったことを深く反省したことりは、心が限界を迎える前に、いや、行き詰まりを感じたら即座にメンバーの力を借りるようにしました。
−−−−−−ねぇ、海未ちゃん。
−−−−−−どうしましたか?
ちゅっ
−−−−−−止めてくれてありがとう。
大好きだよ。
−−−−−−私もです。ことり。
−−−−−−私たちは誰もいない教室で、ゆっくりと抱きしめ合いました。
ど う し て こ う な っ た ! !
乙です
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