【ラブライブ!】海未「曲のこの部分はもっとリズムを…」フワァ 真姫「……」
- 2020.04.07
- SS

真姫「海未ちゃんからいい匂いがする」クンクン
海未「に、匂いですか!?///」
真姫「なんか、お線香を甘くしたみたいな……」
海未「あぁ、今朝は日舞のお稽古があったので香の匂いが移ってしまったのかもしれませんね」
真姫「ふーん…」クンクン
海未「あの、真姫?」
真姫「私、この匂い好きかも」クンクン
海未「そ、そうですか」
真姫「……」クンクン
海未「あ、あの…」
真姫「なに?」
海未「あまり嗅がれると、恥ずかしいのですが///」
真姫「気にしないで」クンクン
真姫「いいじゃない、別に海未ちゃんの体臭を嗅いでるわけじゃないんだから」
海未「たっ…///と、とにかく!もうおしまいです!!ほら、作曲の続きをしますよ!!」
真姫「あっ、ちょっと、まだダメよ」ガシッ
海未「きゃっ、ちょ、ちょっと!?真姫!?」
真姫「ん~、やっぱりいい匂いね」ギュウ
海未「ま、真姫!?そんな抱きついて…///顔を埋めないでください!///」
真姫「……」クンクン
海未「も、もう!真姫、いい加減にしてください///」
真姫「あと少しだけ…」スンスン
海未「だ、ダメです!もう限界です~っ/////」バッ
ダダダダダ……
真姫「あっ、海未、どこに行くのよ~!」
真姫「…って事が昨日あったんだけどね」
絵里「それは…またなんとも…」
希「真姫ちゃんも大胆な事するね~」アハハ…
真姫「別に少しくらいいいと思わない?香水なんてのは嗅がせる為に使うものなんだし」
希「それはそうやけど…」
絵里「さすがにそこまで思いっきり嗅がれたら海未じゃなくても恥ずかしいわよ」
真姫「でもすごくいい匂いだったのよ?」
希「ん~、そこまで言われるとどんななのかちょっと気になるなぁ」
絵里「あ、噂をすれば本人の登場ね」
海未「噂、ですか?一体なんの話を…」
真姫「何って昨日の海未の匂いの話よ。ねぇ、今日はつけてないの?」
海未「なっ、なんでその話をするんですか!///恥ずかしいじゃないですか!!」
希「なぁなぁ、海未ちゃん?どんな香りやったん?ウチも海未ちゃんの匂い嗅ぎたいなぁ」ワキワキ
海未「や、やめてください…。希、手つきが破廉恥ですよ…」
絵里「私も気になるな~、海未ちゃんの香り♪一体どんないい匂いなのかしら」
海未「え、絵里まで……。もう、真姫のせいですよ!なんとかしてください!」
海未「あっ、また抱きついて///や、やめてください!」
真姫「クンクン……、うーん今日はお香つけてないの?」
海未「だから、昨日のはたまたま和服の香が移っていただけで!普段は何もつけてません!わかったなら離れてください!破廉恥です!!」
真姫「もう、うるさいわね。これくらいいつも穂乃果やことりがくっついてるじゃない」
海未「あのふたりは別です!とにかくもう離れてください!」ドン
真姫「ちょ、ちょっと、なんでふたりはよくて私はダメなのよ」
海未「なんでもです!!今度またやったら怒りますからね!!」バタン
絵里「そうね、あとであやまりに行きましょう。真姫も行くでしょ?」
真姫「フン、別にいいわよ」
希「まぁまぁ、そう言わんて。一人より皆で行く方が気が楽やし」
真姫「いいって言ってるでしょ!」バン
真姫(フン、なんであの二人はよくて私はダメなのよ。同じ友達なのに、私は二人より下ってこと?一緒に曲を作ったりして結構仲がいい方だと思ってたのに……)
海未「それで、先日の話を踏まえて歌詞を推敲してきたのですが」
真姫「ふーん」
海未「これで曲全体のリズムを崩すことなく盛り上げる事ができると思うのですが」
真姫「いいんじゃない」
海未「あの、真姫?」
真姫「……」ツーン
海未「……はぁ、なんで貴女が拗ねてるんですか。怒りたいのは此方ですよ。あんな風に匂いを嗅がれてすごく恥ずかしかったんですから」
真姫「…それは…悪かったと思ってるわよ。でも、今はそれじゃないの……」
海未「それじゃない、とは?」
真姫「メンバーの中でも海未ちゃんの事をよく知ってて、わりと仲がいい方だと思ってたわ」
真姫「でも昨日、穂乃果とことりは抱きついてもいいのに私はダメって言われて、あの二人には敵わないって言われたようで、なんだかモヤモヤするのよ……」
海未「…それは……すみません。私も思慮が足りませんでしたね」
海未「あの二人は昔から何かにつけて抱きついてきましたからもう慣れてしまって。友達になったばかりの頃は同じように恥ずかしがっていたんですよ」
海未「もし二人がめったに抱きついたりしなかったら、多分今の私はあの二人に抱きつかれても恥ずかしがっているでしょうね」
海未「ですから、真姫を蔑ろにした訳ではないのです。なにしろ性分ですから、抱きつかれるのに慣れないのは許してください」
真姫「ヴぇぇ///」
海未「許してくれますか?」
真姫「うん。私も、無理やりくっついたり勝手に拗ねたりしてごめんなさい」
海未「えぇ、もう気にしませんよ」
真姫「ねぇ、1つだけいい?」
海未「なんですか?」
真姫「私は海未ちゃんと大の仲良しだって自惚れてもいいのかしら?」
海未「もちろん、幼馴染みに負けないくらいの仲良しですよ」
真姫「いいもの?」
海未「はい、真姫が気に入ったお香を母上から頂いてきました」
真姫「ほんとに!?あの匂いがするヤツなの?」
海未「はい、本来は虫よけとして服に香り付けする為の物ですか、まぁ匂いを楽しむのもいいと思いますよ」
真姫「ふふっ、楽しみだわ。早速嗅いでもいいかしら」ワクワク
海未「はい、好きなだけどうぞ」
真姫「どれどれ…………」クンクン
海未「どうですか?」
真姫「………………。なんか、違う…」
海未「え?」
真姫「すこし、物足りないというか……。ちょっといい?」ゴゾゴソ
海未「ちょ、またくっつくんですか!?///」
真姫「クンクン……。やっぱり…………私が好きなのはこのお香と海未ちゃんの匂いが混ざった香りなのかも……」
海未「なぁっ!?/////真姫は破廉恥です~っ!!/////」
メンテ待ちが暇で書いた
真姫ちゃんに海未ちゃんを照れさせたかったんや
ひたすら真姫ちゃんがクンカクンカする話でもよかったが怒られそうだからやめました
では
すごく、萌える
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