【ラブライブ!】穂乃果「ことりちゃんがペリカンになっちゃった!」
- 2020.04.08
- SS

穂乃果「嘘じゃないんだって!!ほら!!」ガチャ
(・ヲ・)
海未「こ…ことり…?」
穂乃果「ほらぁあああ!?」
(・ヲ・)
海未「こ…これはことりですね…」
海未「一体なにがあったのですか!?」
穂乃果「そ…それが…」
ことり「ふぅ…これでよし、と」チョキン
穂乃果「おぉ、これが…新しいライブの衣装」
穂乃果「私達の着てる衣装が出来る過程を見ると本っ当に ことりちゃんの裁縫力には驚かさせるよ…」
ことり「えへへぇ…それほどでもー」
ことり「穂乃果ちゃん、その衣装着てみてくれる?」
穂乃果「ん?いいよ!」
ことり「わぁぁ…かわいい!!」
穂乃果「やった♪」
穂乃果「それにしてもサイズまでピッタリ…測っているとはいえ、大変でしょ?」
ことり「うーん…大変といえば大変、かな?」
ことり「でも、最近は にこちゃん や かよちゃん にも手伝って貰ってることも多いし…」
穂乃果「…!」
穂乃果「ことりちゃん!穂乃果がご褒美あげるよ!」
ことり「え?ご、ご褒美?」
穂乃果「いつも頑張ってくれてるもん!なにか恩返ししないと気がすまないの!」
ことり「そ、そんなこと急にいわれても…」
穂乃果「穂乃果にできることなんでもしてあげられるよ!」
ことり「!」ピクッ
穂乃果「うん!なんでも!!」
ことり「…なら、いや!な、なんでもない!」
穂乃果「遠慮せずに言ってよ!ね?」
ことり「じゃ、じゃあ…チーズケホノカ」
ことり「!!」クチオサエ
穂乃果「ん?もっかいいってくれる?」
ことり「ま、まくホノカチャ!」
ことり「ッ!?」クチオサエ
ことり(だ…だめ!心の声が外にでちゃう!)
穂乃果「もー、我慢しなくていいんだよ?」
穂乃果「ことりちゃんは…何が欲しいんだい?」イケボ
ことり「!!!!」ズキュゥゥゥゥンン
穂乃果「あれ?ことり…ちゃん?」
ことり「………ちゅ」
穂乃果「ちゅ?」
ことり「ちゅーーーーーん///!!!!」
パァァァァァァァァァァァア
穂乃果「おおぉぉぉ!!!?」
謎の光が ことり を包む
あまりの輝きに穂乃果は瞼を閉じ、
視界が白く染まった。
しばらくすると目が慣れてきたのか、
少しずつ景色が色を取り戻す。
穂乃果「こ、ことりちゃん…大丈」
ドーー(・ヲ・)ーーン
穂乃果「ことりちゃあああああん!!!??」
ーーー現在に戻るーーー
穂乃果「ってことがあって…」
海未「し、信じられませんが…現に ことり がこうなっている以上、信じるほかありませんね…」
海未「どうと言われましても…こんな現象聞いたことありませんし」
穂乃果「だよねぇ…」
(・ヲ・)?
穂乃果「うぅ…どうしよう、海未ちゃん」
海未「わ、私に聞かないで下さい…」
穂乃果「そんなぁ…困ったときの海未ちゃんなのに!?」
海未「私はそんな便利じゃないです!」
穂乃果「青いのに!?」
海未「私は猫型ロボットじゃありません!」
穂乃果「ウミえもん」
海未「とうとう言っちゃったよ!!」ガーン
穂乃果「ぶぅ~~!」ニラミ
海未「~~……?」チラ
(;・ヲ・)オロオロ
海未「…」
海未「やめましょう穂乃果…ことりが困っています」
穂乃果「え?…あ…」
(・ヲ・)!
海未「つい感情的になってしまいましたね、すみません」ペコリ
穂乃果「こっちもついカーッとなっちゃって…ごめんね海未ちゃん」ペコリ
海未「今は ことり を元に戻すのが先です」
穂乃果「そうだね」
( ^ヲ^ )
穂乃果「…そうだ!真姫ちゃん呼ぼうよ!」
海未「真姫…ですか。なるほど…医学部に進学予定の真姫なら、何か知ってるかもしれませんね」
穂乃果「そうと決まれば早速!」プルルル
真姫「まったく…なんで休日に学校に来なきゃならないのよ」
真姫「穂乃果、何の用?」ガチャ
穂乃果「ま…真姫ちゃぁぁん」ガシー
真姫「ヴェエ!?な、なによみっともない顔して!!いいからハナレナサイヨ!!」
海未「これを…」ユビサシ
真姫「え?なに…!?ぺ!ペリカン!?」
(・ヲ・)
真姫「このペリカンなんなのよ!?」
穂乃果「こ…ことりちゃん…」
真姫「ことりぃ?…なんでペリカンなんか部活に持ってきてんのよ」
穂乃果「違うの…」
真姫「?」
穂乃果「そのペリカン『が』ことりちゃんなの…」
真姫「帰るわ」
真姫「そんなバレバレの嘘信じる訳ないでしょ!」
海未「落ち着いて下さい真姫…信じがたいとは思いますが、穂乃果の言ってることは本当です」
真姫「……うそぉ」
真姫「でも、海未が言うんだから本当…なのよね?」
穂乃果「なんでだろ、すごく傷ついたよ」
( ・ヲ・)つナデナデ
穂乃果「ことりちゃぁん…」
真姫「でもやっぱり確信に欠けるわね…なにか証拠とかないの?」
海未「…と、言われましても」
(・ヲ・)<ホノカチャン]
海未穂乃「「!!??」」
真姫「あ、完全に ことりね。これ」
海未「しゃ、喋れたのですか!?」
(・ヲ・)?
真姫「何でもかんでも喋れる訳ではないようね」
穂乃果「え、とゆーか今ので分かったの!?」
真姫「なんというか…言葉ではなく、心で理解したわ」
穂乃果「うわ……」
真姫「帰るわよ?」
真姫「人の体に鱗が生えたり毛がもの凄く生えたりってのは聞いたことあるけど…突然ペリカンになるだなんて聞いたことないわよ…ファンタジーやメルヘンじゃないのよ?」
穂乃果「真姫ちゃんも分からないなんて…」
海未「困りましたね…」
真姫「…『情報』や『知識』を一番知ってそうな2人、呼んでみる?」
穂乃果「?」
にこ「はーい♪みーんな大好きにこにーの登場でぇーすっ❤」ガチャ
花陽「どうしたの?真姫ちゃん」
真姫「あ、来たわね。ちょっとこっちきて」
にこ「ちょっと!なんか反応しなさいよ!!」
花陽「…これって」
(・ヲ・)
花陽「ペリカン…?」
にこ「うわ、初めてみた…で、これが何?」
真姫「そのペリカンは ことりよ」
にこ「花陽、帰るわよ」ガチャ
花陽「うん」
穂乃果「うわ、全く同じ反応」
真姫「待って、帰るならせめてコレを聞いてから帰りなさいよ」
にこ「何よ?」
(・ヲ・)<ホノカチャン]
にこぱな「「あ…(察し)」」
海未「そ、そんなにその『ホノカチャン』は効き目が有るのですか…?」
真姫「そりゃそうよ、ことりが6喋るとするとその内5は『ホノカチャン』よ?」
海未「は、はぁ…」
花陽「き、聞いた事もないです…」
にこ「今パソコンがあったらボル○レフのAAを貼ってるわよ…」
海未「2人もだめですか…」
穂乃果「…ことりちゃん?」
( >ヲ<)プルプル
花陽「なんかプルプルしてるね」
真姫「どうしたってのよ…?」
にこ「…まさか、トイレじゃないの!?」
穂乃果「え!?嘘!?どうするの!?」
真姫「取りあえず隣の部屋につれてくわよ!!」
ーーー2分後ーーー
穂乃果「新聞紙を敷いたら勝手にトイレしたね」
海未「そんな所まで鳥になってしまったのですね」
真姫「それよりどうすんのよ…これから」
ーーーまたまたしばらくしてーーー
希「スピリチュアルなことならウチにまかしとき!」
にこ「ま、そうなるわよね…」
希「ほんで?ウチに見てほしいものってのはなにかな?」
海未「これです」
(>・ヲ・)
希「ぅお!…よぉペリカン何て捕まえてきたなぁ」
にこ「違うわよ、それ、ことりなのよ」
希「…うん?」
希「ことりちゃんはことりちゃんやろ?」
花陽「今のことりちゃんはペリカンなんです」
希「うち、腕のいい精神科知っとるよ?」
花陽「本当なんです!」
希「まぁ…こんなにみんな必死やけん信じとくわ」
穂乃果「希ちゃん…」
にこ「あれ?…なんかちょっと細くない?」
穂乃果「え?」
(>・ヲ・<)
海未「確実に痩せてますね…」
真姫「ほんとね…」
(>・ヲ・<)グゥゥーーー
穂乃果「…」
希「なに食べるんやろか…」
(>;ヲ;<)<ホノカチャァァ…]
穂乃果「えぇ…ど、どうする?」
花陽「こ、ことりちゃん…なになら食べますか?」
(>;ヲ;<)<ニク]
希「ほんまかいな」
(>;ヲ;<)<ギュウ]
にこ「随分肥えた舌してるわね」
真姫「ちょっと待ってなさい…」
(・)ヲ・
(・B・)モニュモニュ
穂乃果「ことりちゃん?おいしい?」
( ^B^ )パァァァ
絵里「…かわいい」
凛「本当にペリカンさんだにゃ…」
海未「わざわざ2人を呼んだのですか?」
真姫「スーパーのお菓子売り場にいたから連れてきたのよ」
絵里「わ、私はチョコを買いに来ただけよ?」
凛「え?絵里ちゃん、一緒に『ねる×3ね』をいっぱい買ってたらふく食べようって誘ってきたのに?」
絵里「ちょ、ちょっと凛!」
希「えりち…」
絵里「いっぱい食べてみたかったんだからしょうがないじゃないッ!!」
希「なんでμ’sに入る前みたいになっとんや」
絵里「私だって…好きなお菓子だけ食べて幸せになれるのならそうしてるわよ!!」
絵里「自分が不器用なのはわかってる!!…でも…!」
絵里「いきなり高校生が『ねる×3ね』を大人買いしてたら変でしょ……?」
凛「絵里ちゃん、もういいよ…食べよ?」ニコ
絵里「凛…」ポロポロ
にこ「なんか解決したみたいよ?」
真姫「イミワカンナイ…」
花陽「ことりちゃん…?」
(・ヲ・)<ブキヨウ…]
凛「あ、ことりちゃんにはニンニク買ってきたにゃ」スッ
(◎ヲ◎)<ヴェヴァァァァアア!!]
凛「ひっ…」
穂乃果「ことりちゃんはニンニク苦手だからね…」
海未「なんでよりによってニンニクを?」
凛「は、半額だったから」
(◎ヲ◎)<ヴェヴァヴァァアアアッ!!]
凛「ひぃっ」ガタガタ
にこ「嫌いな物見せられて、しかも安物となったらそりゃキレるわよ」
真姫「どうどう、ほら、牛肉よ?」
(・B・)モグモグ
(・B・)ピクッ
穂乃果「あれ…穂乃果と同じ質問…?」
(・ヲ・)<コトリノ…ホシイモノ…]
真姫「もしかして…多重人格?」
海未「え?」
真姫「ジョジ……ごほん!本で呼んだことがあるの、ある種の多重人格者は人格が入れ替わる時、肉体そのものが変化するものがいる、と」
真姫「ことりの場合、逃げ出したい『ナニカ』から逃げる為、新しい人格を作り出し、その人格に入れ替わったのかも…」
凛「鳥なのに『人』格なの?」
にこ「そんな事気にしてる場合?」
真姫「穂乃果!!あなた、ことりになんて質問したの!?」
穂乃果「え、いや…ことりちゃんに恩返ししてあげるから欲しいもの言って…って」
にこ「もしかして『なんでもしてあげる!』…なんて言ったりした?」
穂乃果「え?なんでわかったの?」
にこ「ハァ…なるほどね」
にこ「さぁね?ことりから直接聞きなさいよ」
穂乃果「ことりちゃん…?」
(・ヲ・)ピクッ
花陽「にこちゃん…一体どういう…?」
海未「わ、私にも教えてください」
希「この娘らどんだけ鈍感なんや」
絵里「え?希には分かるの?」
希「なんてこった…」
希「ボソボソ」
うみえりりんぱな『あぁ~~…』
(・ヲ・)<ソ、ソレハ…]
海未「ことり」
(・ヲ・)<ウミチャ…]
海未「恐れることはありません。伝えてみてはどうですか?」
海未「ことりの…気持ちを」
(・ヲ・)<コトリノキモチ…]
穂乃果「ことりちゃん」
穂乃果「ことりちゃんの欲しいものはなに?」
(・ヲ・)<コトリノ…ホシイモノハ…]
(・ヲ・)<…ホ、] チラ
海未「…」ニコ
(・ヲ・)<…]
( >ヲ<)<ホノカチャン!!]
光が、包む
ことり「!」ガバッ
ことり「…」キョロキョロ
ことり「…夢?」
ことり「…ふふ」
ことり「疲れてるのかな、私…変な夢見ちゃって…ふふ」
ことり「…はぁ」
ガララララララ
穂乃果「あ!ことりちゃん!起きたんだね!」
ことり「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「本当に大変だったんだよ?」
ことり「あはは…ごめんね、なんでことり、保健室にいるのかわからなくて」
穂乃果「ま、いいんだけどね」ギュ
ことり「ッ!?!?/////」
ことり「ほ、ほの、ホノカチャン!?な、なんで手を握……?」
穂乃果「え?なんでって…」
穂乃果「ことりちゃんは穂乃果が欲しいんでしょ♪」ニヤニヤ
ーーーチャンチャン♪ーーー
感想是非ください!
ネタを作った1年組に感謝
元ネタファンミだっけか
ペリカンの顔文字が可愛かった
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