【ラブライブ！】穂乃果「10年前にタイムスリップした…」ことり「…ということは6歳の海未ちゃんが…」

穂乃果「おお！？」

ことり「いやそうだよ、絶対どこかにいるって！！」

穂乃果「なんでこんな事態になったのか、まるで全然わかんないけど……」

穂乃果「なんかどうでもよくなってきたね！！」

ことり「うんっ！！行こう、穂乃果ちゃん」

ことり「ちっちゃい海未ちゃんを探しに！」

ーー

穂乃果「……それにしても」

穂乃果「なんでタイムスリップしたんだろ…というかここ、10年前の秋葉原なんだよね？」

ことり「景色が変わってるから不安になっていろんな人に聞いたけど、みんな200×年って…」

穂乃果「不思議なこともあるもんだねぇ」

ことり「ほんと不思議不思議」

穂乃果「というかどこだどこだ海未ちゃん」

ことり「うーん…そうだ、いつも遊んでた公園に行ってみようよ」

穂乃果「なるほど」

ことり「…そういえば、海未ちゃんと遊び出したのも、６歳くらいだっけ？」

穂乃果「確かね…うん、多分それくらい」

穂乃果「泣き虫だったなぁ、海未ちゃん」

ことり「だねぇ」

ーー

穂乃果「というわけで、公園……どこかなー」

ことり「ちっちゃい子たちは結構いるけど…うーん」

？？？「あははっ！ことりちゃんまてまて〜！」

？？？「や〜ん！」

穂乃果「ん？」

ほのか「まてまて〜！」

ﾛことり「あはははっ！」

穂乃果「あらら」

ことり「先に私達が見つかっちゃったね」

穂乃果「……海未ちゃんがいないってことは」

ことり「まだ一緒に遊んでない頃なのかな」

ほのか「…あ！うみちゃん！やっときた！」

穂乃果「！？」ｶﾞﾊﾞｯ

ことり「！？」ｶﾞﾊﾞｯ

うみ「ご、ごめんね、ほのかちゃん…」

穂乃果「うわあああああああああああああああああああああああああああ！！！」

ことり「あああああああああああああああああああああああああああああ！！！」

うみ「ひぃっ！？」ﾋﾞｸｯ

穂乃果(やばぁぁぁぁい！可愛いぃぃいいい！！！)

ことり(これはァあ……いいものだぁね……！)

うみ「ほ、ほのかちゃん、ことりちゃん、あの人たち怖い…」

ほのか「なんか、うみちゃんみてさけんでたね」

ﾛことり「…わたししってる、ああいうひとたちをへんたいっていうんだよ」

ほのか「へー、そうなんだ」

うみ「でも、なんか、あのふたり、ほのかちゃんとことりちゃんににてるきがする」

ほのか「いわれてみれば。あのひとことりちゃんににてる」

ﾛことり「あっちのひとはほのかちゃんそっくり！」

穂乃果「生きてて良かった……！！」

ことり「タイムスリップしてきて良かった……！！」

ほのか「やだよ、ほのか、あんなひとじゃないもん！」

穂乃果「なんかすごい言われてるね」

ことり「まあ……ね」

穂乃果「ああ、でも海未ちゃん可愛い……」

ことり「持って帰ってめちゃくちゃ甘やかしたい……」

穂乃果「お菓子とかあげたい…」

穂乃果「…」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

穂乃果「う、海未ちゃん」

うみ「ひぃ！？」

穂乃果「お菓子あげようか」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

うみ「い、いらないです…！」

穂乃果「大丈夫、お姉ちゃんたちは怪しい人じゃないから……」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

うみ「あやしいですぅ…」

ほのか「ちょっと！うみちゃんいやがってるでしょ！」

穂乃果「あなたにもあげるよ」ﾁｮｺﾚｰﾄ

ほのか「わーい！チョコだー！」

ことり「ほのかちゃん！しらないひとにおかしなんてもらったらだめだよ！」

ほのか「しふぁった……」ﾓｶﾞﾓｶﾞ

うみ「ほのかちゃん！」

ほのか「らってぇ…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

穂乃果「大丈夫だよ、私達はなにもしないよ」

うみ「で、でも…」

ことり「そうそう」

ほのか「じゃあおねえちゃんたち、ほのかたちとあそんでよ！」

ﾛことり「ほのかちゃん！？」

穂乃果「いいよ！」

うみ「え、ぇ…」

ことり「ほのかちゃん、おにごっこが好きだったよね？」

ほのか「うん……うん？あれ、なんでしって」

ことり「さっ！じゃあお姉ちゃんが最初に鬼するから、四人は逃げて！」

ほのか「わーい！」

ﾛことり「いいのかな……」

うみ「…」ﾀｯﾀｯﾀｯ

穂乃果「ふふーん……」

ーー

穂乃果「うみちゃーん、一緒に逃げよう？」

うみ「あ、はい……」

穂乃果「……」

うみ「…な、なに？」

穂乃果「いや」

穂乃果(可愛いなぁ)

ーー

ほのか「ひゃー！」

ことり「待て待てー！食べちゃうぞー！」

ﾛことり「いやー！」

うみ「……」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ことり「ふふふふふふ食べちゃうぞー！！？！？」

うみ「！？ひゃぁぁあ！？」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

ことり「………！」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

うみ「たたたたた、たすけてーー！？」

穂乃果「うみちゃん、こっちおいで！！」ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

うみ「それもやだぁぁあ！！」

ことり「ふ、ふふふ……」ｼﾞﾘｼﾞﾘ

うみ「ぅ、うううう……！」

ことり「ふ、ふ、もう後がないね……」

うみ「あ、ああ、たすけ……」

ほのか「――うみちゃん！にげて！」

ことり「わたしたちがまもってあげる！」

穂乃果「…！」

うみ「ほのかちゃん、ことりちゃん……！」

ほのか「あそんでくれるのはうれしいけど、うみちゃんいじめたら、ほのかおこるよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

ことり「そうだよ！」

※訂正、まもってあげる！とそうだよ！はロリことり※

うみ「ほのかちゃん、ことりちゃん…ありがとう」

穂乃果「……うん、ごめんね、うみちゃん」

ことり「わたし達もちょっと変になってたね。ごめんね」

ほのか「うんうん」

うみ「…で、でも」

穂乃果「ん？」

うみ「…ふつうに、あそんでくれるなら、ゆるしてあげる」

穂乃果(うああああああああ！！！)

ことり(ひああああああああ！！！)

ーー
その後、うみちゃんの言う通り、普通に(本当だよ？)遊んでいると、だんだん空が、夕焼けで染まり出した。

ほのか「あ、そろそろかえらないと…おかあさんにおこられる！」

穂乃果「ん……そうだね」

ﾛことり「わたしも…」

うみ「……」

ことり「…じゃあ、みんな、気をつけて帰るんだよ」

ほのか「うんっ！ばいばーい、へんたいよおねえちゃんたち！」

穂乃果「ちょ……」

ーー
ーー
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

穂乃果「…ん、んん…あれ」

穂乃果「………夢？」

ーー

ことり「……わたしも、そう思ったんだけど」

穂乃果「…あ、それ」

ことり「こっそり、うみちゃんを写真におさめてたんだ……こうして、データとしてあるってことは……」

穂乃果「……」

ことり「……ふふふ」

穂乃果「…ことりちゃん」

ことり「ん？」

穂乃果「それちょうだい」

ことり「いいよ」

ーー
ーー

ほのか「いやぁー、おもしろかったね」

ﾛことり「あしたもあえるかなぁ…ね、うみちゃん」

うみ「……あのね、ふたりとも」

ほのか「ん？」

ことり「なぁに？」

うみ「…わたし、あのとき、ふたりがたすけてくれたとき、ほんとうにうれしかった」

うみ「…ほんとうに、ありがとう」ﾆｺｯ

ほのか「…！」ﾄﾞｷｯ

ことり「…！」ﾄﾞｷｯ

ほのか「…そりゃあね！だって、ほのかと、ことりちゃんと、うみちゃんは……」

ほのか「だいしんゆうなんだから！」

おわり

こうして歴史は繰り返されるんやね

乙

あら^~いいですね

大正義ロリことほのうみ

いい終わり方だった

最後目覚めてるやんけ！

シンプル(？)イズベスト！
良いものだったニヤけながら読んでた乙

この頃から海未ちゃん天然たらしだったんですね

乙
これがウロボロスの環か

ことほのは変態お姉ちゃん達が原因でホノキチになったのか

鶏が先か卵が先か