【ラブライブ!】梨子「……」果南「どうしたの?」
- 2020.04.16
- SS

短いのが何個か
設定とか固まる前にやり逃げる感じ
果南「え?梨子?うーんそうだね」
果南「やっぱり一緒に居ると落ち着くよね。ほら、私の周りって危なっかしいっていうか、忙しないっていうか」
果南「アクティブな娘が多いじゃない?」
果南「基本的には、なるようになれーって感じなんだけど」
果南「それでもやっぱり時々気を張らなきゃいけないときがあるんだ」
果南「梨子の場合そういったのがなくて、梨子なら大丈夫って信頼できて……なんていうか」
果南「そう、ずっと一緒に暮らしてる家族みたい。ふふ、なんだか告白っぽくなったかな?」
梨子「そうですね…やっぱり頼れるお姉さん、かな?」
梨子「私って一人っ子だし、親戚にも歳の近い子がいなかったし」
梨子「果南さんってなんでも「私に任せて」って言ってくれるから、つい甘えちゃうんです」
梨子「果南さんは優しくて頼りになって………ああっ!違うよ!?千歌ちゃんも曜ちゃんも頼りにしてるから!」
梨子「本当、皆優しいんです。え?話がずれてましたねごめんなさい」
梨子「えーと……果南さんは、ええと…ええと…」
梨子「五年後十年後もずっとずっと私たちの隣にいてくれる、そんな気がする私のお姉さんです」
果南「あー……ずいぶん色々書かれちゃったね」
梨子「あ、あの……果南さん?これは…?」
果南「ん?うちの新聞部だよ。事実よりも面白さ優先で色々好き勝手書いてて、ダイヤも手を焼いてるみたい」
果南「もー困っちゃうよね。私は別にいいんだけどさ、梨子はこっちに来たばかりなのに変な事書かれて変な噂が立ったら大変だよ」
梨子「う、うん……」
果南「あ、でもよく書かれてる。まるで本当にインタビューしたみたい」
果南「あ、ここ。梨子と一緒だと落ち着けるって、すごい当たってる」
果南「へぇー……あれ?ここにも何か書いてる。ええと……」
果南「梨子「恋人にするなら果南さん」……」
梨子「………!」
果南「もう、梨子が変な子に見られるような事を書かないでほしいなぁ」ペリペリ
梨子「え……剥がしちゃうの?」
果南「うん?だって誤解されたら大変でしょ?」
梨子「私は……その、別にそのままでも…///」
果南「…………ん?」
梨子「果南さん放課後空いてますか?」
果南「うん?空いてるけどどうしたの?」
梨子「実は今日画材屋のセール日なんです」
梨子「個数限定で販売してる物もあって…その、ひとりじゃ……」
果南「ああなるほど、頭数が必要なんだね。いいよ」
梨子「ホントごめんなさい。消耗品はセール日に買わないとお小遣いが足りなくて……」
梨子「はいっ。……よっちゃんや千歌ちゃん達だと別のお店に連れまわされちゃって…」
果南「あはは……そうなんだ。じゃあ放課後迎えに行くから教室で待っててね」
梨子「あ、はい。ありがとうございます」
果南「ふふ、実は私画材屋に入ったことないんだ。なんだか楽しみ」ニコッ
梨子「………っ」
果南「それじゃまた後でね」タッ
梨子「…………ふふっ。私も楽しみです」
果南「へぇー今ってこんな映画やってるんだ」
梨子「果南さん映画館にはあまり来ないの?」
果南「うんそうだね。ここにくるのもすっごく久しぶり」
果南「最後に来たのはいつだっけ……?確か小学生の時で…あれ?中学生の時だったかな…?」
果南「まぁ、そんな感じであまり来た記憶はないかな」
梨子「あはは……そうなんだ。果南さんどれ観る?」
果南「んー……私はなんでもいいんだけど」
果南「ええと……あの、梨子?これゾンビパニック物だよ?平気?」
梨子「………多分」
果南「多分って…」
梨子「だ、だって千歌ちゃんが面白かったって言ってたし…」
果南「ああー、千歌かぁ。千歌って選り好みしないもんなぁ」
梨子「ダメ…かな?」
果南「いいよ。じゃあチケット買おうか?」
果南「あ、でもほとんど埋まってる……。結構人気なのかな?」
果南「うーん……」
梨子「あっ」
果南「梨子?どうかした?」
梨子「そこ。後ろのペアシートが空いて……な、なんでもないっ」
果南「じゃあそこにしよっか」
梨子「で、でも…」
果南「くすっ、ごめんもう買っちゃった」
ギャアアアッ
ドンッドンッ
果南「…………あの……梨子?」
果南「その…暑いんだけど」
梨子「~~~~~~っ!」ギュー
梨子「ひっ……!?」ビクッ
梨子「~~~~っ!」ギュー
果南「梨子?平気?出る?」ヒソヒソ
梨子「…っ」フルフル
果南(えぇ………もう…)
ギュ
梨子「………?」
果南(………梨子の手柔らかい)
梨子「あ……あの……///」
果南「少しは平気になった…かな?」
梨子「うん……ありが」
ギャアアアアッ!!
梨子「きゃあああっ!?」ビクッ
果南「あはは………」
曜「それで果南ちゃんと梨子ちゃんが映画館でくっつりたりいちゃついたりして」
千歌「公衆の面前でやりますなー」
果南「だ、だからいちゃいちゃしたりなんて…///」
曜「でも、こう抱き着いたんでしょ?」ギュ
千歌「きゃー、果南ちゃんてばダイタンー」
果南「あ、あれは梨子がっ///」
千歌「ってことはー、こう抱き着いたの?それともこう?」ギュ
曜「ああ、ダメだよ梨子。人がいるよ」
千歌「そんなの関係ないわ。私は果南さんと……」
果南「も、もぉー!いい加減にしないと怒るよー!///」
曜(ちょっとからかいすぎたかな…?)ヒソヒソ
千歌(でもこんなに狼狽える果南ちゃんみるの初めてだし……)ヒソヒソ
千歌「ああっ、ダメっ。果南さん。こんな……ところで…」
曜「誰も見てないさ。皆映画に夢中だよ。それよりも私たちは私たちで…ね?」
千歌「ああっ…///」
曜「ふふ、欲しがってたのは梨子でしょ?さ、イイコトしようか?」
千歌「果南…さん///」
果南「ばっ……ばかああああっ!///」
善子「で、リリーは契約を結んだの?」
梨子「けい…やく…?」
善子「キスよキス。契約って言ったらキスに決まってるじゃない」
梨子「キ、キキキキキキス!?」
善子「何を驚いてるの。キスなんて今時普通。当たり前じゃない」
善子「ヨハネだって、使い魔との契約を結ぶ時はいつもしてるわ」
梨子「ど、動物と人間は違うよぉ……///」
梨子「鞠莉さん!?いつからそこに!?」
鞠莉「細かい事は気にしたらノンノン」
鞠莉「それよりもリリーのキスって何のお話し?」
梨子「な、なんでもないっ!」
善子「リリーが契約を結ばないのよ」
鞠莉「それはリリーが悪い!」
梨子「どうしてそれで伝わるのよぉ……」
鞠莉「キスなんて挨拶みたいなものなんだし、気軽にこう」チュ
よしりこ「!?」
善子「な、ななななっ!?///」
鞠莉「ほら、善子も喜んでる。果南だってされたらきっと喜ぶよ」
梨子「ど、どうして果南さんの話になるんですかっ///」
鞠莉「梨子、レッツトライ♪」
梨子「トライじゃないよぉー……///」
梨子「…………いい天気」テクテク
梨子「あれ……?防波堤にいるのって…果南さん?」
テクテク
梨子「………」ソロー
果南「すぅ……すぅ…」
梨子「寝てる……」
果南「うーん………」
梨子「顔、変に焼けちゃいそう……日傘で」スッ
果南「すー………」
梨子「…………くすっ」
鞠莉『果南だってされたらきっと喜ぶよ』
梨子「………///」カアァ
梨子「い、いや……だめだよ…眠ってるし」
梨子「そもそも果南さんが嫌だと思うし……」
果南「すぅ……すぅ…」
梨子「………」
果南「ふぁ…眠っちゃってたみたい。……梨子?」
梨子「………///」
スクッ
果南「梨子?」
梨子「~~~っ///」タタタッ
果南「あ、ちょっと梨子?どこ行くの?待ってってばーリコー」
初めてのキスはちょこっとだけ潮の香りがしました
おわり
可能性感じたから書いちゃった
続きかける人書いていいのよ…?
二人とも胸に秘めてそうなタイプで何か良い
かなりこもかわいかったけど、ようちか、ヨハまりもたまらんかった
残りのメンバーも楽しみにしてるぞ!
可能性しか感じない
続きはよ!
『美術室にて』
梨子「…………」カキカキ
果南「…………」
梨子「………ふぅ」
果南「どう?できた?」
梨子「とりあえずひと段落つきました」
果南「どれどれ……わぁー!梨子すごいよ!」
梨子「えへへ……」
果南「こんなに綺麗なのを書いてもらえるなら、してもらってよかったよ」
梨子「そんな…果南さんが綺麗だから…」
果南「そんなことないって。梨子がすごいんだよ」
梨子「あ…ありがとうございます///」
果南「こっちこそ、ありがとう。それでこの絵なんだけど──── 」
梨子「あれ……この声…」
果南「ダイヤだ」
オコッテナイカラデテキナサーイ!
梨子「あれ絶対怒ってるよね…」
果南「うわっ…こっちに来てるよ。巻き込まれると面倒だなぁ」
果南「梨子。こっち来て」グイ
梨子「え?きゃあっ」
ダイヤ「ルビィ!ここにいますの!?」
ダイヤ「誰もいませんわね……おかしいですわ。人の気配を感じましたのに…」
ロッカーの中
果南「ごめんね梨子。少し我慢してね」ヒソヒソ
梨子「///」コクン
ダイヤ「どうして果南さんの絵が……?これはもしかするとルビィと関係があるのかもしれませんわね」
果南「もぉ……ダイヤ何してるの?」
梨子「///」ドキドキ
果南「あ、ごめん梨子。箒に当たってるね」ギュ
梨子「!?」
梨子(あ、当たってないけど、果南さんに当たってるよぉ…///)
梨子(心臓が……鼓動が早く…///)
ダイヤ「………さっぱりわかりませんわ!」
ダイヤ「仕方ないですわ。もう一度教室をしらみつぶしに……」ブツブツ
ガラッ
果南「行ったかな…?」
梨子「///」ドキドキ
ガチャ
果南「ごめんね梨子。急にこんなところに入っちゃって。………梨子?」
果南「梨子大丈夫?顔紅いよ?もしかして熱中症?」
梨子「え………?そう…かな……?そうかも……///」
梨子「あ、いや……違くて……そうじゃ…っ、えと………ええと……///」
梨子「ご、ごめんなさーいっ!///」ダッ
果南「あっ、ちょっと梨子!?どうしたの!?待ってリコー!」
曜「捕まえたよ梨子」
千歌「きゃあっ……果南さん…///」
曜「途中で逃げるなんて、梨子は悪い子だ。お仕置きをしないと…ね?」
千歌「果南……さん///」
曜「梨子…」
果南「もー、だから違うってばーっ///」
果南「ばかあああっ///」
おやすみなさい
素晴らしい
こういう控えめな梨子ちゃんもいいね
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