【ラブライブ！】花丸「みんなきらいずら！」

花丸「こんにちはー」

花丸「あれ？誰もいない…」

花丸「みんな来るまで読書でもするずら」

花丸「えーっと…」ｺﾞｿｺﾞｿ

ｸﾞｩ～

花丸「お腹空いた…」

花丸「あ、確か…」

花丸「あったずら。栗まんじゅう！」

花丸「んふふ～♪」

花丸「ずらー！美味しそうー！」

花丸「…」

花丸「ちょっとおトイレ…」

ｶﾞﾗﾗｯ

ﾊﾟﾀﾝ

ｶﾞﾗﾗｯ

果南「やっほー！…ってあれ、誰もいないの？」

果南「お、机に栗まんじゅうが…誰のかな」

果南「…」ｸﾞｩ～

ｶﾞﾗﾗｯ

花丸「お待たせ♪栗まんじゅうちゃん♡」

果南「ん～あまーい♡」

花丸「ずらーーーーー！？」

花丸「ふん！果南ちゃんなんか嫌いずら！」

果南「お詫びに何か奢るから…」

花丸「何でも？」

果南「うん、何でも」

花丸「いくらでも？」

果南「買える範囲なら…」

花丸「じゃあ栗まんじゅう20個」

果南「に、20！？それは流石に…」

花丸「バイバイ」

果南「わー！分かった、買ってあげるから！」

花丸「こんにちはー！」

花丸「ありゃ、また誰もいない…」

ｸﾞｩ～

花丸「んー、練習前はお腹空くずらね～」

ｺﾞｿｺﾞｿ

花丸「じゃーん！今日はいちごのショートケーキずらー！」

花丸「家庭科室の冷蔵庫で冷やしてたから、鮮度バッチリずら！」

花丸「ずらー！美味しそうー！」

花丸「んー！あまーい！」

花丸「いくらでも食べられるずらー」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

花丸「ふう…イチゴは最後に…」

花丸「あっ、教室に忘れ物したずら」

花丸「取りに行かなくちゃ」

ｶﾞﾗﾗｯ

ﾊﾟﾀﾝ

善子「堕天使ヨハネ降臨！」

善子「って、誰もいないの…」

善子「ん？イチゴ…誰のかしら」

善子「クリームついてる…ショートケーキでも食べてたのかしらね」

善子「…」ｺﾞｸｯ

善子「…残してるってことはいらないのよね」

善子「いただきまーす！」

ｶﾞﾗﾗｯ

善子「ん～♡あまーい♡」

花丸「ずらーーーーー！？」

善子「ごめんってば、ずら丸」

花丸「善子ちゃんのバカ！中学生！」

善子「うっ！」ｸﾞｻｯ

花丸「善子ちゃんなんかもう知らない！」

善子「…ぅうわーーーん！そこまで言わなくてもーーー！」

ｶﾞﾗﾗｯ

ﾋﾟｼｬｯ

花丸「…言いすぎたかな？」

花丸「こんにちはずら！」

花丸「ありゃ、またまた誰もいない…」

ｸﾞｩ～

花丸「ん～いつも通りお腹が空いたずら…」

花丸「ふんふーん♪今日はー」

花丸「じゃーん！ホットケーキ持ってきたずらー！」

花丸「ずらー！美味しそー！」

花丸「あむっ」ﾊﾟｸｯ

花丸「の、喉に詰まった…！」

花丸「みじゅーーー！」ﾀﾀｯ

ｶﾞﾗﾗｯ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

千歌「こんちかー！…あれ？」

曜「まだ誰も来てないね」

梨子「揃うまで待ってましょうか」

梨子「誰かの食べかけかな？」

ｸﾞｩ～

千歌「お腹空いた…一口もらっていいかな」

曜「勝手に食べたらダメだよ」

千歌「いいじゃーん、1口くらい！」ﾋｮｲ

梨子「ち、千歌ちゃん」

千歌「あーむっ」ﾊﾟｸｯ

曜「あっ！」

千歌「うーん、美味しい！」

梨子「こら！千歌ち…」

千歌「えいっ」

梨子「むぐっ！？」

千歌「ほっ」

曜「んむっ！？」

梨子「んーー！」

曜「もう…って全部なくなっちゃったじゃん！」

千歌「あ！しまった…」

ｶﾞﾗﾗｯ

花丸「ふー、あぶなかっ…」

花丸「ずらーーーーー！？」

花丸「ふん！千歌ちゃんなんかきらいずら！」

千歌「どうしよ～」

梨子「自分が悪いんでしょ」

曜「そうだね、今回は…」

花丸「曜ちゃんと梨子ちゃんもきらい！」ﾌﾟｲｯ

梨子「えっ！？」

曜「何で！？」

花丸「オラのホットケーキ食べたから！」

梨子「いやあれは！」

曜「千歌ちゃんが」

花丸「言い訳なんか聞きたくない！」

ようりこ「千歌ちゃ～～ん！！」

千歌「ごめんなさーい！買ってきまーーす！」

花丸「おはなまる～！」

花丸「ありゃ、まーた誰もいない…」

ｸﾞｩ～

花丸「いつも通りの空腹…今日は！」

花丸「プリンを3つも持ってきたずらー！」

花丸「いっつも食べられるから、今日は食べ終わるまで意地でも動かないずら」

花丸「ずらー！美味しそー！」

花丸「おお…プルプルしてる…」

花丸「いただきまーす！」

生徒Ａ「花丸ちゃーん！先生が呼んでるよー！」

花丸「ずら？」

生徒Ａ「すぐに職員室に来てって」

花丸「い、いやプリンが…」

生徒Ａ「後で食べればいいじゃん。早く行かないと」ｸﾞｲｯ

花丸「ずらーーーーーー！！プリーーーーーーン！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ﾊﾟﾀﾝ

鞠莉「ハロー！…って誰もいない」

ダイヤ「みなさん、まだみたいですわね」

ルビィ「ありゃ、花丸ちゃん先に行ったのに…」

鞠莉「オーウ！プリーン！プリンがあるわよ！」

ダイヤ「誰かの差し入れでしょうか？」

ルビィ「でも、３個しかないよ？」

鞠莉「きっと早いもの順なのよ！いただきまーす！」

ダイヤ「あ！鞠莉さん！」

ｶﾞﾗﾗｯ

花丸「ずら！」

鞠莉「うーん！ベリースウィート！」

ダイヤ「ん～♡美味しいですわね～♡」

ルビィ「うん、お姉ちゃん！」

花丸「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ルビィ「あ、花丸ちゃん」

鞠莉「あらー！マルも一口食べる？」

ダイヤ「美味しいですわよ」

花丸「…みんな」

まりダイルビ「？」

完

花丸ちゃんかわいい
それに尽きる