【ラブライブ！】千歌(どうしてお腹がへるのだあ……)ｸﾞｩ

曜(早弁しないから、減るのかなあ……)ｸﾞｩｩ

千歌(早弁してても、減るものなのだあ……)ｸﾞｸﾞｩ

ｷｰﾝｺｰﾝ

先生「はい、それじゃここで授業終わりまーす」

ようちか「……！」

ｷﾘｰﾂ ﾚｰｲ

ｱﾘｶﾞﾄｰｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

千歌「……梨子ちゃん！｣ｶﾞﾀｯ

曜「梨子ちゃん！｣ｶﾞﾀｯ

梨子「どうしたの？｣

ようちか「お腹と背中が、くっついちゃう！」

梨子「……はいはい。千歌ちゃんと曜ちゃんの 分も、作ってあるからね、お弁当｣ﾆｯｺﾘ

ようちか「やったー！｣ﾊｲﾀｯﾁ

かわいい

幼稚なようちか×お姉さんなしこイイゾー

ﾊﾟｸﾊﾟｸ

千歌「あーん、梨子ちゃんのお弁当はやっぱり美味しいなあ！｣ﾆｺﾆｺ

ﾊﾟｸﾊﾟｸ

曜「空きっ腹に染みるよねえ｣ﾆｺﾆｺ

千歌「空きっ腹じゃなくても、美味しいよ、曜ちゃん！」

曜「おっと、それは失礼致しましたっ」

ようちか「んっふふー｣ﾆｺﾆｺ

梨子「千歌ちゃん、お口の周り、汚れてるよ｣ｸｽｯ

千歌「梨子ちゃん、ティッシュ、ティッシュ！｣ｵﾀｵﾀ

梨子「はい、今拭いてあげるから」

ﾌｷﾌｷ

千歌「おわぁ、ありがとう梨子ちゃん｣ﾆｺﾆｺ

梨子「どういたしまして｣ﾆｯｺﾘ

ーーーそして

ようちか「ごちそうさまでしたっ！｣ﾊﾟﾁﾝ

梨子「はい、お粗末様でした｣ﾌﾌｯ

曜「はー、満腹ですなあ……」

千歌「そうだねえ……」

ﾎﾟｶﾎﾟｶ

千歌「……今日は暖かいね……」

曜「そうですなあ……」

ようちか「……おやすみ！｣ﾍﾞﾀｰﾝ

千歌「次の授業、移動教室だから……」

曜「５分前には起こしてね、梨子ちゃん……」

梨子「はいはい、ちゃんと起こすからね」

千歌「……｣ﾌﾝｶﾞｯ

曜「……｣ｽｰｯ ｽｰｯ

梨子「寝るの早いなあ……」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ

よしみ「満腹になったらすぐに寝る」

いつき「単細胞生物みたいだね」

梨子「いつきちゃん、冗談でもそんなこと、言っちゃダメだよ？」

いつき「これは、オフレコで｣ｼｰｯ

むつ「梨子ちゃんも、えらいよね。２人のためにお弁当作ってくるんだから」

梨子「だって……２人とも、いつも授業中にお弁当食べて、お昼になったら私を縋るように見つめてくるんだもん……」

むつ「空腹の捨て犬、的な感じ？」

よしみ「情に訴えかけてくるんだね」

梨子「確かに自業自得なところはあるけど、千歌ちゃんも曜ちゃんも、いつも美味しく食べてくれるから……作り甲斐は、あるよね｣ﾌﾌｯ

よしみ「甲斐甲斐しいねえ……」

いつき「でも、毎日多く作って……大変じゃない？」

梨子「１人分も３人分も、作っちゃえば一緒だから、ね」

むつ「梨子ちゃんって、将来いいお嫁さんになれそう……」

梨子「そ、そうかなあ……｣ﾃﾚﾃﾚ

よしみ「……千歌ちゃんか｣ﾆﾔﾆﾔ

いつき「曜ちゃんのお嫁さんに、ね｣ﾆﾔﾆﾔ

梨子「……はい？」

ええやん！

神宮のようちかりこssほんとすき

梨子「な、なんでそうなるの……！」

よしみ「だって、いつも２人のお世話してるじゃん」

いつき「お弁当作ったりとか……」

むつ「お勉強教えてあげたりとか……」

よしみ「２人の身の回りのこと、だいたい梨子ちゃんがやってる感じだよね」

梨子「そんなことはないよ、私だって助けてもらったりすること、あるんだから……」

よしみ「夫婦は持ちつ持たれつ、が基本だからね｣ﾆﾔﾆﾔ

梨子「もう、茶化さないでよ……！｣ｶｵﾏｯｶ

神宮とか言うお宮が御本尊

最高

いつき「もしかして梨子ちゃん、どっちか選べない感じ？」

むつ「どっちも見捨てて置けないもんね」

梨子「なんで、そうなっちゃうの……！」

よしみ「そういえば、テレビで言ってたけど、世界には一夫多妻制の国もあるらしいよ」

いつき「何人も奥さんを持っていい、ってやつだっけ？」

むつ「じゃあ、その国へ……」

よいむつ「駆け落ちすればいいんだ！｣ｷｬｰｯ

梨子「話が大きくなりすぎだよ！｣ｶｵﾏｯｶ

よしみ「禁断の愛の逃避行……｣ｳﾌﾌ

いつき「全てを捨てて、言葉も文化も知らない国へ……｣ｳﾌﾌ

むつ「そこで始める、３人の新たな愛の生活……｣ｳﾌﾌ

よしみ「きーみはだーれとキスをーするー ♪」

いつき「わーたしー ♪」

むつ「それともーわーたしー ♪」

よいむつ「キャーッ！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

梨子「ちょっと３人とも、飛躍しすぎだよ妄想が……｣ｶｵﾏｯｶ

よしみ「じゃあ、梨子ちゃんは千歌ちゃんと曜ちゃんのこと、何とも思ってないの？」

いつき「お勉強こさえて、２人のお世話して」

むつ「こんな思わせぶりな行動しておいて、実は『特に何にもありません』じゃ……」

よしみ「……悪女だね」

いつき「身の毛もよだつ恐ろしさ！」

むつ「『世界仰天ニュース』で取り上げられちゃうね……」

よいむつ「……ひぃぃ……｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

梨子「勝手に怯えないでよお……」

よしみ「ほら、このマイク代わりのシャーペンに……｣ｽｯ

いつき「思いの丈を、言ってごらん？」

むつ「さあ、梨子ちゃんの本音が聞きたい……！」

梨子「う、うぅ……｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

よしみ「桜内さーん、高海さんと渡辺さんのこと、どう思ってるですかー？」

いつき「お遊びなんですかー？」

むつ「はっきり答えてくださーい！」

梨子「……あ、あの、その……｣ｶｵﾏｯｶ

ｶﾞﾀｯ

梨子「の、の……ノーコメントでーす！｣ｶｵﾏｯｶｯｶﾉｶｰ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

ﾄﾞｱｶﾞﾗﾗ

むつ「あーあ、行っちゃった……」

いつき「でも、何にも言わず立ち去った、ってことは……」

よしみ「……そういうこと、なんだろうね」

よいむつ「……｣ﾁﾗｯ

千歌「……｣ﾌﾝｶﾞｯ

曜「……｣ｽｰｯ ｽｰｯ

よいむつ「……｣ﾆﾔﾆﾔ

よしみ「全く、この女たらしめっ｣ｳﾘｳﾘ

千歌「……｣ﾌﾝｶﾞｯ

いつき「罪作りな女めっ｣ﾂﾝﾂﾝ

曜「……｣ｽｰｯ ｽｰｯ

むつ「１人の女の子のハートを奪った、とんでもない大泥棒だね｣ﾙﾊﾟﾝﾙﾊﾟｰﾝ

よいむつ「……梨子ちゃんを、ずっと大事にするんだよ｣ﾆｺﾆｺ

千歌「……｣ﾌﾝｶﾞｯ

曜「……｣ｽｰｯ ｽｰｯ

終わり

何にも言わなくたって、態度でわかることがあるんです

この短さが丁度いい
星新一さん的な

ーーーオマケ

ーーー沼津駅前 某カラオケ屋

千歌「盛り上がってるかーい！」

曜「いぇーい！｣ﾀﾝﾊﾞﾘﾝｼｬﾝｼｬﾝ

梨子「い、いぇぇぃ……｣ﾃﾚﾃﾚ

千歌「梨子ちゃん、もっと盛り上がってよ！」

曜「それじゃ、盛り下がってるよ！」

梨子「い、……いぇぇいっ！｣ﾏﾗｶｽｼｬﾝｼｬﾝ

千歌「それでよーしっ｣ﾆｯｺﾘ

千歌「よーし、次何歌おうかな……｣ﾃﾞﾝﾓｸﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

曜「千歌ちゃん歌いすぎだよ、梨子ちゃんが全然歌ってないよ？」

梨子「私は歌える曲も少ないから……、千歌ちゃんと曜ちゃんの歌うのを、見ていたいな？」

千歌「だってさ、曜ちゃん」

曜「それなら、ここで私たちが歌わねば女が廃りますな」

千歌「次曜ちゃんデュエットしよー」ﾃﾞﾝﾓｸﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

曜「そうしよう！｣ｳｷｳｷ

梨子(千歌ちゃんと曜ちゃんがウキウキで歌ってるところ見るの、楽しいな……)ｼﾞｭｰｽｽﾞﾋﾞｰｯ

千歌「よっし、それじゃこれ歌おー｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

曜「ナイス選曲、千歌ちゃん！｣ｸﾞｯ

梨子「次は、何の曲を歌うの？」

千歌「んとねー、ちょっと前に流行ったアニソン」

曜「映画にもなってる有名な作品の曲だよ？」

梨子「へぇ、そうなんだ……」

千歌「……送信、っと｣ﾎﾟﾁｯﾄﾅｰ

曜「ほい、千歌ちゃん｡マイク｣ｽｯ

千歌「サンキュー、曜ちゃん！」

梨子「なになに、トライ……アングラー？」

～～ ♪

千歌「きーみは だれとーキスをーするー ♪」

曜「わーたし それともー ♪」

千歌「あーのこー ♪」

梨子「この曲って……前、よしみちゃんたちが歌ってた……」

千歌「きーみはだーれとキスをーするー ♪」

曜「ほしーをめーぐるよじゅんじょー ♪」

梨子「ああっ、私は、私は……｣ｶｵﾏｯｶ

ｶﾞﾀｯ

梨子「わ、私は……どっちも好きなんだからああっ！｣ｶｵﾏｯｶｯｶﾉｶｰ

ﾄﾞｱｶﾞﾁｬｯ

千歌「り、梨子ちゃーん！」

曜「どこ行っちゃうのー！」

ようちか「っていうか何が好きなのー！？」

終わり

ようちかのライオン、聴いてみたいですよね

ようちかりこトライアングル好き

良いぞ

素晴らしいおつ

毎秒書け

毎日ありがたい

千歌＝ランカ
曜＝シェリル
梨子＝アルト

ようちかが私の翼だよ！

タイトルから既に可愛い

いつもｶｵﾏｯｶになってるりこちゃんほんとりこちゃん