【ラブライブ！】ことり「あなた起きちゃダメだよ～」

ことり「あなた起きちゃダメだよ～」

ことり「せっかくあなたの寝顔見たり」

ことり「写真に撮ってみたり」

ことり「こっそりプニプニしてたのに……」

ことり「えっ、こっそり出来てないから起きちゃった？」

ことり「えへへ、そうだよね。ごめんなさい」

ことり「でもね、あなたの寝顔とっても可愛かったんだよ？」

ことり「うん♪あとで見せてあげるねっ」

ことり「今はだめだよ～、ハートとかつけてもっとあなたを可愛くしないとっ」

ことり「人の寝顔を見てそんなに楽しいかって？」

ことり「はいっ♪あなたの寝顔を見られるのは妻の特権ですっ♪」

ことり「そうだ、朝ご飯は何がいい？」

ことり「チーズケーキか、マカロンかトースト辺りかなぁ」

ことり「トーストかぁ……」

ことり「マカロンじゃお腹膨れないしチーズケーキはご飯じゃない？」

ことり「でもチーズケーキじゃ太っちゃう？」

ことり「はわわ！それはダメだよ！」

ことり「ホントだね、朝からチーズケーキじゃ太っちゃうよね」

ことり「ちょっと待ってて、用意してくるね」

――――――――――
――――――
――

ことり「あなたとこうして朝ご飯ゆっくり食べるのも久しぶりな気がするなぁ」

ことり「一週間前も一緒に食べた？」

ことり「もうっ！一週間も経っちゃったんだよ？」

ことり「そうだよー、7日間もあなたと朝ご飯食べれなかったんだもん」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

ことり「罰として一週間忙しくてもことりと朝は一緒に食べてもらいます！」

ことり「……頑張って一緒に早起きしようね？」

ことり「そういえば仕事の方はどう？辛くない？」

ことり「うんうん、そっかぁ。大変だよね」

ことり「ごめんね、ことりにできるのはお話を聞くとかしかできないから……」

ことり「話を聴くだけで助かってるの？」

ことり「良かったぁ。いくらでもお話ししてねっ」

ことり「ことり？ことりはそんなに忙しくないかなぁ？」

ことり「大きなお仕事は各シーズンの少し前に集中するから、そのときは少し大変だけど……」

ことり「あとはゆっくりできるから大丈夫だよ」

ことり「それに可愛いお洋服をデザインするのはね、とっても楽しいの」

ことり「うん、あなたの服も今度デザインしてあげるね！」

ことり「えっ、レディースデザインなのに大丈夫かって？」

ことり「うーん……大丈夫、じゃないかなぁ」

ことり「かっこいいお洋服もたまにデザインするからきっと大丈夫！」

ことり「あっ」

ことり「あなたが可愛くなってくれればことりは助かるかなぁ」

ことり「無茶言うな？」

ことり「無茶かなぁ…」

ことり「えへへ、そうだね。ごめんなさい」

ことり「うん、じゃあ食器片付けてくるね」

――――――――――
――――――
――

ことり「ねぇねぇ、あなたぁ」

ことり「お願いがあるの」

ことり「ことりとお出かけしてほしいなぁ」

ことり「うん、ちょっとね行き詰っちゃったからお洋服みて刺激をもらいたいなぁって」

ことり「ダメ……？」

ことり「おねがぁい」

ことり「やったぁ♪」

ことり「え？そんな準備万端の格好で来られたら断れない？」

ことり「あはは…そんなつもりはなかったんだよ？」

ことり「ホントだよ～」

ことり「じゃ、じゃあことりは玄関で待ってるから♪」ﾋﾟｭｰ

――――――――――
――――――
――

ことり「ねぇあなた、あそこのお店にはいろっ！」

ことり「かわいいぃぃ……ほらあなたも見てみて♪」

ことり「はぁぁぁぁ～。お家に帰ったら色んなお洋服が描けそうだよぉ」

ことり「ほら！これなんてとってもかわいいっ♪」

ことり「おそろいのアクセサリーって素敵だよね///」

ことり「あなたぁ、ちゃんと見てくれてる？」

ことり「女モノはよくわからない？」

ことり「これはユニセックスだから大丈夫♪」

ことり「ことりのお話聞いてくれてますかぁ？」

ことり「も～だめだよ！今日はあなたにもとことん可愛いお洋服の事を知ってもらいますっ」

ことり「ちゃんと見てくれるようにその……」

ことり「わっ！」

ことり「ビックリしちゃうよぉ」

ことり「だってことりが言う前に手を繋ぐんだもん……」

ことり「へへ、お洋服の事は分からなくてもことりの事はお見通しだね//」

ことり「うん、じゃあ今度はあっちのお店にいこっ♪」

――――――――――
――――――
――

「「ただいま」」

ことり「美味しいものもいっぱい食べたし」

ことり「かわいいアクセサリーや服も見れてとっても楽しかったな♪」

ことり「はぁ…でもまだまだ見ていたかったなぁ」

ことり「ずっとこの時間が続けばいいのにね」

ことり「明日からあなたはまたお仕事の毎日で……」

ことり「なんだか寂しくって……さっきまでことりにとって夢のような時間だったから」

ことり「これは？」

ことり「最初のお店にあったアクセサリー……」

ことり「うぅ………」

ことり「今日ね、ずっとあなたは楽しくないんじゃないかって思ってたの」

ことり「あなたがことりを思ってくれてたことが嬉しくて……」

ことり「うん、二人でお揃いつけようね」

ことり「とってもかわいい……」

ことり「ありがとう、大切にするね♪」

ことり「これは夢じゃないよね」

ことり「ねぇ、あなた？」

ことり「夢じゃない証が欲しいなぁ」

ことり「ぎゅーっ！」

ことり「うーん、まだホントか分からないかなぁ♪」

ことり「あなたもぎゅーってして？」

ことり「ほら、早く～」

ことり「えへへ、とっても幸せだなぁ」

ことり「そうだよね、来週のお休みにもぎゅーってしてもらえるもんね」

ことり「あなたが頑張ってお仕事してる時はことりも耐えないと」

ことり「はいっ♪奥さんとして頑張りますっ！」

ことり「ことりはあなたがだーいすきっ♪」

ことり「あなたもことりと同じ気持ちだと嬉しいな」

ことり「きっと同じ気持ちだよねっ？」

ことり「あなた♪」

おわり

ことりちゃん可愛い

乙！

良い

あああ素晴らしすぎる
良妻だけどカップル感もあってやばすぎる

だらしない格好してたらプンプンしながら可愛めのコーディネートしてくれるよ