【ラブライブ!】絵里「ドッキリ番組のオファーが来たわよ」 花陽「チジョウハデビューシチャウノォ!?」
- 2020.03.21
- SS

にこ「つ、ついに地上波…!」
穂乃果「じゃあみんなに教えようよ!」
絵里「穂乃果、ドッキリって何か分かる?」
穂乃果「え?人を騙すやつでしょ?」
花陽「…ここに居る4人は仕掛け人って事かな?」
絵里「そうよ、今いないメンバーはドッキリを仕掛けられる側ね」
穂乃果「何か面白そう!やろうやろう!」
にこ「穂乃果が仕掛ける側だと何か不安ね…」
穂乃果「やるったらやる!完璧に騙してあげるよ!」
絵里「ふふっ…じゃあ企画を説明するわね」
絵里「脱出マジックにペアで挑戦するのだけれど…片方、貴女達仕掛け人だけ脱出できなくなる」
絵里「そのマジックは、脱出出来ないと3分で爆発してしまう箱の中で行うの」
穂乃果「えぇ!?じゃあ穂乃果達死んじゃうよ!」
絵里「本当に爆発する訳ないでしょう…そういう設定よ」
穂乃果「なぁんだ…」
絵里「でね、その時もう片方のペアはどうするか?っていうドッキリよ」
絵里「貴女達を最後まで守ろうと一緒に死を選ぶか…」
にこ「…逃げられるとなかなかショックね」
花陽「ペアは決まってるのかな…?」
絵里「ええ、ファン投票で決まってるみたいよ」
穂乃果「おぉー…海未ちゃんとことりちゃんなら、きっと助けてくれるよ!」
花陽「凛ちゃん…助けてくれるかな」アハハ
にこ「真姫ちゃんならすぐにビビって逃げちゃいそうね」フンッ
絵里「私から見ても、このペアは一番絆が深いペアだと思うわ」
絵里「皆いい結果になると良いわね…」
にこ「そのドッキリっていつ収録なのよ?」
絵里「今週の土曜日よ…それまで、皆には脱出マジックに挑戦する番組に出演するとしか言っちゃダメ、わかった?」
ほのにこぱな「はーい」
週末、都内某所
司会「さぁやって参りました!ファンの皆さんお待ちかね!」
司会「今人気絶頂!スクールアイドル、μ’sの皆さんに脱出マジックに挑戦して貰いましょう!」
司会「では早速、最初のペアに挑戦して頂きます!どうぞこちらへ!」
凛「こんにちはー!」
花陽「こ、こんにちは…///」
司会「tvの前のりんぱなファンの皆様、初めてのtv出演に喜んでいらっしゃると思いますが…」
司会「今回このお二人には、超危険な脱出マジックに挑戦して貰いたいと思います!」
凛「ドキドキするにゃー…」
花陽「大丈夫だよ…」
司会「あの大きなボックスの中に入ってもらい、お二人を身動きが取れないように鎖で縛り付けます」
司会「そして三分以内にあのボックスから脱出して貰います!」
司会「もし脱出出来ないと…」
<ドォォォォォォォォォン!
凛「ひぃっ!?」
花陽「」
司会「あの爆発に巻き込まれてしまいます!」
司会「ではさっそく、中に入って貰いましょう!」
凛「…」ブルブル
花陽「…頑張ろう、凛ちゃん」ギュッ
凛「…うん」
凛「…」ジャラ…
花陽「うぅ…」ジャラ…
凛「…かよちん、絶対成功しようね?」
花陽「う、うん…」
凛「大丈夫!言われたとおりにやれば、ちゃんと抜け出せるんだもん!」
花陽「…そうだね」ニコ
<ではタイマーが起動されると同時に、スタートです!
3.00
2.59…
2.58…
凛「は、始まった…!」ジャラジャラ
花陽「うーん…よいしょ…」モジモジ
2.29…
凛「んーっ…」モジモジ
花陽「…」
凛「よい…しょっと!よーし!凛はオッケーだよ!」スポッ
花陽「う、うん…」モジモジ
凛「かよちん、焦らなくていいから…ゆっくり…」
2.00…
1.59…
花陽「…む、無理…無理だよぉ…!」ガン!ガン!
凛「!? か、かよちん!落ち着いて!落ち着いてやれば大丈夫だから!」
花陽「…っ!駄目!」モジモジ
凛「っ…!かよちん、じっとしてて!凛が解いてあげるから!」
花陽「いやぁあああああ!」(迫真の演技)
凛「かよちん!!落ち着いてってばぁ!!!」
1.29…
凛「…どうしよう…リハーサルの時と縛り方が違う…」グイグイ
花陽「!? そ、そんなのっ…嫌!死んじゃうよぉ!やだよぉ!!!」
凛「落ち着いて! 大丈夫、凛が…助けてあげるから…!」
花陽「!」
花陽(凛ちゃん…ごめんね、ドッキリなんて仕掛けて…)ポロ…
凛「なんで泣いてるの!? 諦めちゃ駄目だよ! 絶対凛が助けてあげる!!」グイグイ
花陽「…うん…」
1.00…
0.59…
凛「…っ!」
花陽「嫌ぁあああ!誰か助けてぇぇええ!!」
凛「…!」ダッ
花陽「凛ちゃん!?」
凛「待ってて!番組の人に止めてもらうよ!」ダッ
花陽「ええっ!?」
花陽「…行っちゃった」
花陽「…凛ちゃん…ごめんね」
凛「…はぁ…はぁ…!」
凛「…!?」
凛「周りに…誰も居ない…」
凛「誰かぁあああ!助けてえええええええ!!」
<シーン…
凛「…っ!」
凛「嫌…かよちん…」ウルウル
凛「…駄目、かよちんはまだ頑張ってる!」
凛「誰かあああああ!たすk」チラッ
タイマー:0.10
凛「え…?」
タイマー:0.09
タイマー:0.08
凛「…うそ…いや…」
…
凛「ごめんなさい…ごめんなさい…かよちん…凛…助けてあげられなかった…」
凛「ごめんなさい…ううっ…」ポロポロ
花陽「…」
司会「…」
花陽「…」ギロッ
司会「」
花陽「…凛ちゃん」
凛「ごめんなさ……へっ?」
花陽「…ごめんね」ギュッ
凛「…かよちん…?」
凛「かよちん!かよちんかよちんかよちん!!」ギュー
花陽「わっ!?り、凛ちゃん…」
凛「よがっだよぉおお!かよちん生きててよかったよぉおおお!」
凛「うわああああああああん!」
花陽「…」ウルウル
花陽「ご、ごめんね…?花陽、凛ちゃんのこと騙して…」
凛「かよちんが生きててくれればそれで良いの!……うぅっ……」
花陽「…」ギュッ
凛「…」ギュッ
結論:りんぱなは正義
司会「さぁ全国のファンお待ちかね!今日は大人気スクールアイドルμ’sのメンバーのお二人にお越し頂いています!」
司会「それではどうぞ!」
希「こんにちは~」
絵里「こんにちは」キリッ
司会「それでは早速マジックの説明に移りたいと思います!」
司会「あの大きなボックスの中に入ってもらい、お二人を身動きが取れないように鎖で縛り付けます」
司会「そして三分以内にあのボックスから脱出して貰います!」
司会「もし脱出出来ないと…」
<ドォォォォォォォォォン!
希「きゃ~♪」
絵里「」
司会「あの爆発に巻き込まれてしまうので、ご注意ください!」
司会「では早速挑戦してもらいましょう!」
希「行こか、絵里ち」
絵里「…え、ええ」ブルブル
テロップ:※仕掛け人です
笑い声「あははははは!」
希「…」ジャラ…
絵里「…」ジャラ…
希「絵里ち、緊張してるん?」
絵里「え、ええ…」
希「大丈夫や、リハ通りにやって外に出るだけや」
希「簡単やろ?」ニコ
絵里「…そうね」フゥ
<ではスタートです!
3.00
2.59…
2.58…
希「おっ、始まったみたいやね」
絵里「!? の、希…!」
希「冗談や…こんなん簡単やん」
希「よいしょ……これを…こうやって…」
希「…胸がキツいわぁ…」
2.30…
2.29…
絵里「…」モジモジ
希「…よい…しょっとー」スポッ
希「ほら、絵里ちも出るで」
絵里「え、ええ…でもこれ…」ガチャガチャ
希「…絵里ち?」
絵里「…!」ガチャガチャガチャ
絵里「無理…!これ無理よ希…!」
希「何言うてるんよ…」チラ
2.00
1.59…
1.58…
希「…うん、まだ大丈夫やから…ゆっくりな」
絵里「え、ええ…」モジモジ
希「…」
1.30…
1.29…
絵里「…!おかしい!おかしいわよこれ…!」ガンガン
希「落ち着いて! もう一回、最初からゆっくりやるんや…」
絵里「無理!違う!!違うのよ…!!!」ガンガン!
希「絵里ち!焦ったら余計に抜けられへん!落ち着くんや!」
1.00…
0.59…
絵里「あ、あと一分…!」ワクワク
希「…」
絵里「…希、もう一人で逃げて?」
絵里「私はもう無理みたい…」
希「そっか、じゃあ逃げるわ」
絵里「…え?」
希「じゃあ、絵里ち今までありがとうな」ヒラリ
絵里「の、希!待って…!」ジャラジャラ
希「…よいしょ…狭いなぁここ」
絵里「…嘘…希…信じてたのに…」ウルウル
希「ふぅ、外の空気は美味しいなぁ」
希「…」チラ
タイマー:0.20
タイマー:0.19
希「…絵里ち、ウチ信じとったんよ」
希「こんな事で試されるなんて…」
<イヤァアアアアアア!ノゾミイイイイ!イカナイデエエエエエ!
希「…絵里ちのアホ」
…
収録後
絵里「…」
希「…絵里ち、ウチは傷ついたで」
絵里「…ごめんなさい…」
絵里「…でも…μ’sにTVのオファーよ!?」
絵里「こんなチャンス二度と無いんだからしょうがないじゃない!!!!」
希「…絵里ちなんて知らん」
絵里「ごめん希ぃ…許して…」ウルウル
※放送時間の都合上のぞえりはwebサイトでのみ配信しております
司会「さぁこの時間がやって参りました!ファンの皆様お待ちかね!今日はμ’sのメンバーのお二人にお越し頂きました!」
司会「どうぞ!」
にこ「にっこにっこにー♪ あなたのハートににこにこにー♪ 矢澤にこでぇす♪」フリフリ
真姫「ま、まっきまっき…無理よこんなの!」
にこ「はぁあ!?アンタ地上波ナメてんの!?ちゃんとやりなさいよ!」
真姫「こんな寒いアイドル今時居ないわよ!」
にこまき「ぐぬぬ…!」
司会「あはは…では早速ですがマジックの説明をしたいと思います!」
真姫「…キモチワルイ」
にこ「はぁあ!?」
司会「…あの大きなボックスの中に入ってもらい、お二人を身動きが取れないように鎖で縛り付けます」
司会「そして三分以内にあのボックスから脱出して貰います!」
司会「もし脱出出来ないと…」
<ドォォォォォォォォォン!
真姫「ひぃぃ!?」
にこ「!?」
司会「あの爆発に巻き込まれてしまうのでご注意を!」
司会「それでは早速チャレンジして貰いましょう!」
真姫「…」ジャラ…
にこ「…」ジャラ…
真姫「…」
にこ「…真姫ちゃん、怖いの?」
真姫「う゛ぇぇっ…こ、怖くなんか無いわよ」
真姫「そういうにこちゃんこそ、びびってるんじゃないの?」フッ
にこ「そんな訳ないじゃない、こんなタネも仕掛けもありまくりのマジックなんて簡単よ」
真姫「…それもそうね」
<では、スタートです!
3.00
2.59…
2.58…
にこ「始まったわね…」
にこ「…」モジモジ
2.53…
2.52…
にこ「にっこにっこにー♪」
真姫「…それがやりたかっただけでしょ」
にこ「さ、早く出るわよ」
真姫「ええ……んっしょ……」
にこ「やだぁー、取れないぃ~♪」
真姫「ふざけてないで早く出るわよ…っと…」ジャラジャラ
2.30…
2.29…
真姫「…よいしょっ…っと…」スポッ
にこ「…んー…」モジモジ
真姫「…ふん、まだ出れてないの?」
にこ「…な、何…ちょっと手こずってるだけだから…!」
真姫「ふふん…ま、時間はまだまだあるんだから…ビビって焦っちゃ駄目よ?」
にこ「言われなくても大丈夫よ!」
真姫「…」チラ
2.00
1.59…
1.58…
真姫「…ま、早くしなさいよね」
にこ「…んん…」モジモジ
真姫「…」
にこ「…んーっ…」モジモジ
真姫「…何ふざけてるのよ、ここは写ってないんだからそういう芝居は要らないわよ」
にこ「…真姫ちゃん」
真姫「…」
にこ「…取れない…」
真姫「…」チラッ
1.20…
1.19…
1.18…
真姫「…何してるのよ、手伝ってあげるからさっさと出るわよ」
にこ(ぷぷっ…真姫ちゃんちょっと焦ってる…)
1.00
0.59…
0.58…
真姫「…あぁ…もう…!」ジャラジャラ
にこ「無理!もう無理!これ外れない…!」モジモジ
真姫「何してるのよ…っ!」ガンガン!
にこ(真姫ちゃん…天才アイドルにこにーの芝居力に騙されちゃってるにこ~♪)
にこ「ま、真姫ちゃん…にこの事はもう良いわ」
真姫「…は?」
にこ(ふふん、これで真姫ちゃんは逃げてテロップで『矢澤にこ、裏切られる』的な美味しい役を…!)
真姫「何ふざけた事言ってるの!!さっさと出るわよ!!」チラッ
0.40…
0.39…
真姫「…っ!にこちゃん!早く!!」ウルウル
真姫「…もう!なんで外れないのよ…っ!!」グイグイ
にこ(…え?)
真姫「あぁもう!何で助けに来ないのよっ…!」ガンガン
にこ「ま、真姫ちゃん…?」
0.20…
0.19…
0.18…
真姫「!!」
真姫「もうっ…!何で…何で外れないのよっ!!!」グググ
にこ「…真姫ちゃん…鎖が引っ張って外れるわけ…」
真姫「嫌っ!絶対嫌なんだから!早く出るのよ!!!」グイグイ
真姫「いだっ!…くぅっ!!」ガンガンガン
にこ「ま、真姫ちゃん!そんなに殴ったら…血…」
真姫「こんなの!!もう!!にこちゃんを離せええええ!!」ガンガンガンガンガン!
にこ「…」
真姫「いやあああああ!ああああああ!」グイグイ
真姫「」チラッ
真姫「…!!」
0.10…
0.09…
真姫「…」
にこ「…真姫ちゃん?」
真姫「…にこちゃん…」ギュッ
にこ「…」
にこ「えっ…?」
真姫「ツンツンしてるけど面倒見が良くて優しいにこちゃんが好きだったの」
にこ「…」
真姫「…それだけ。今伝えても遅いんだけれど」フフッ
真姫「…」チラッ
0.05…
0.04…
真姫「…生まれ変わったら…またにこちゃんとアイドルがしたい」
にこ「…真姫ちゃん」ウル
0.03…
0.02…
真姫「…ごめん、守れなくて…ごめん」ポロポロ
0.01…
真姫「…っ!」ギュッ
0.00
にこ「謝るのは私よ…」
真姫「…うぅ…ひっぐ……うぇぇ…」ポロポロ
にこ「…ごめんね、真姫ちゃん」
真姫「ううん…っ……ぐすっ…」
真姫「…へ?」パチリ
タイマー:0.00
真姫「…?」キョロキョロ
にこ「…ごめん…真姫ちゃん、あのね」
…
…
にこ「すみませんでした」orz
真姫「…帰る」
にこ「本当に申し訳ありませんでした!」orz
真姫「…」
にこ「許してもらえるとは思ってません!でもこの通りです!」orz
真姫「…死んじゃえばよかったのに」
にこ「ですよねー…」
真姫「…」ギュッ
にこ「!?」
真姫「…よかった…本当に…よかった…っ」ポロポロ
にこ「…ごめんね…真姫ちゃん」ギュー
司会「さぁファンの皆様お待たせいたしました!今日はスクールアイドルグループ、μ’sから3人のゲストをお呼びしております!」
司会「どうぞ!」
穂乃果「こんにちはー!」
海未「こんにちは」
ことり「こんにちは♪」
司会「おぉ、さすが2年生の幼馴染みトリオ、息がピッタリだぁー!」
穂乃果「司会さん、目が真っ赤ですけど大丈夫ですか…?」
司会「有り難う御座います、大丈夫です!」
司会「それではさっそくルール説明に入りたいと思います!」
司会「そして三分以内にあのボックスから脱出して貰います!」
司会「もし脱出出来ないと…」
<ドォォォォォォォォォン!
穂乃果「えぇー!?こんなに爆発しちゃうの!?」
海未「」
ことり「きゃ~♪」
司会「あの爆発に巻き込まれてしまうのでご注意を!」
司会「それでは早速ボックスの中に入って貰いましょう!」
…
穂乃果「…」ジャラ…
海未「…」ジャラ…
ことり「…」ジャラ…
穂乃果「絶対三人で脱出しようね!」
海未「ええ、落ち着いてやれば簡単です…リハ通りに行きましょう」
ことり「うんうん、頑張ろう♪」
穂乃果(うっひっひ…よぉーし、張り切って騙しちゃうぞー!)
<ではスタートです!
3.00
2.59…
2.58…
海未「…くっ、何だかこれ…」
ことり「…リハーサルの時より鎖が多いよぉ」
穂乃果「そ、そうだねぇー…」モジモジ
穂乃果「…」スルッ
穂乃果(…あれ?)
海未「穂乃果…早いですね、少し待っててください…くっ」モジモジ
ことり「うぅー…うまくいかないよー…」モジモジ
穂乃果(…穂乃果が出られなくなるんじゃないの!?)
穂乃果「ふ、二人とも、ファイトだよっ!」
2.30…
2.29…
海未「…これ…おかしいです!どうやっても抜けられません!」クネクネ
ことり「ことりのも…!全然リハーサル通りにしても解けないよぉ…!」モジモジ
穂乃果「…」ダラダラ
2.00
1.59…
1.58…
海未「…穂乃果!少し手伝ってください!」
穂乃果「ええっ!?う、うん…」
ことり「穂乃果ちゃぁん!助けてぇー!」
穂乃果「う、うん!今行くよ!」
穂乃果(…どうしよう)ダラダラ
1.19…
海未「穂乃果!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「あわわわわわわわ…!!!」ウロウロ
海未「穂乃果!私を先に助けて下さい!」
穂乃果「ええっ!?で、でもそれじゃあことりちゃんが…」
ことり「駄目!ことりを先に助けて、後で二人で海未ちゃんを助けよう?」
海未「何を言いますか!どうせ時間がなくなれば穂乃果と二人で逃げるつもりでしょう!」
穂乃果「…」
ことり「そんな訳ないよ!海未ちゃんだって…大切な親友なんだよ…?」ウルウル
海未「そんな嘘泣きは通用しません!何年幼馴染やってると思っているのですか!」
海未「ほら穂乃果!私を先に!」
ことり「穂乃果ちゃぁん…!」ウルウル
穂乃果「…やめてよ…そんなの」
1.00
0.59…
0.58…
穂乃果「なんでこんな時にケンカするの!?」
穂乃果「海未ちゃんは自分が助かればそれでいいの!?」
海未「い、いえ…私は!私が動ければ、すぐにことりも助けて…」
ことり「そんなの嘘だよ!さっき言ったみたいに、穂乃果ちゃんと二人で逃げるつもりだよ!!」
穂乃果「ことりちゃん!!」
ことり「ぴぃっ!?」
穂乃果「…やめてよ…もう…やめよう…」
穂乃果「穂乃果…二人の間に座ってるね」
0.30…
0.29…
海未「穂乃果!?正気ですか!?このままだと全員…!」
穂乃果「それでいいんだよッ!!」
ことり「穂乃果ちゃん…」
0.20…
0.19…
穂乃果「海未ちゃんとことりちゃん、どっちかが居なくなるなら…全員死んだ方がマシだよ」
海未「穂乃果…」
0.10…
0.09…
ことり「うんうん♪」
穂乃果「…?」キョトン
海未「穂乃果、貴女仕掛け人では無かったのですか?」
穂乃果「…あっ」
ことり「この箱は爆発しないんだよ…?」
穂乃果「…あああああああっ!」
穂乃果「忘れてた!穂乃果が仕掛け人…なん…だよね?」
穂乃果「そうだ!穂乃果が仕掛ける側なのに、なんで…」
海未「…逆ドッキリ、成功です!」
ことり「ですっ♪」
穂乃果「…もぉー!」
…
疲れたからちょっと休憩
チッ!!
ほのことうみ「え?」
ドォーーーン
三人揃ってアフロだな
ツバサ「ぎりぎりセーフ!」バッ!
ほのことうみ「助かったー!」
穂乃果「あ、ありがとう!」
ツバサ「礼は後でいいわ!脱出するわよ!英玲奈!」
英玲奈「ワカッタ、シッカリツカマレヨ」ゴゴゴゴゴ
あんじゅ「ツバサ!!その先的に囲まれてるわ!!完全にフルハウス」
海未「む、無茶です!」
ツバサ「……できるのね?」
英玲奈「私を誰だと思っている」
ツバサ「全く……修理費誰が払ってると思ってるの」
英玲奈「すまんな。……早く行け!」
英玲奈「メインシステム、戦闘モード起動」
花陽「…」zzz
花陽「…」zzz
目覚まし「」ジリリリリリ
花陽「…ぅうん…」モゾモゾ
カチッ
花陽「…?」
花陽(目覚ましが勝手に…)パチリ
凛「おはよう、かよちん♪」
花陽「イエニキチャッタノォ!?」
凛「かよちん、凛が着替えさせてあげるにゃ!」
花陽「えぇ!?じ、自分で着替えるよー…」
凛「制服とかに何か仕掛けられてたらどうするの!?」
花陽「う、うん…じゃあ…お願いしようかな?」
凛「…すんすん…うん、かよちんの匂いだよ♪」
花陽「なんで匂い嗅いでるのぉ…!///」
凛「…よしっ、変な物は付いてないにゃ!じゃあかよちん、ジャパマ脱いで?」
花陽「…うん…///」スルスル
凛「…」ニコニコ
花陽「うん、大丈夫だよ♪」
凛「…よしっ、じゃあかよちんも着替えたし、学校行くにゃー!」グイッ
花陽「わわっ…急に引っ張らないでぇー…!」
…
音ノ木坂・正門前
凛「…」キョロキョロ
花陽「り、凛ちゃん…どうかしたの?」
凛「かよちんを騙して殺そうとする奴が居ないか見張ってるんだよ?」
花陽「」
凛「大丈夫、凛がかよちんを守ってあげるから…」ニコッ
花陽「…う、うん」ニコッ
ガラッ
凛「…」キョロキョロ
モブA「おはよー」
凛「…」チラッ
花陽「お、おはよう…」
モブA「花陽ちゃん、おはよ~」
凛「…モブAは大丈夫だにゃ」ボソッ
モブA「?凛ちゃん、どうかしたの?」
凛「何でもないにゃ!おっはよー♪」
花陽「ちょ、ちょっと凛ちゃん…」コソコソ
凛「?」
凛「モブAは大丈夫みたいだにゃ」
花陽「そ、そうじゃなくって…知らない人はちょっと怖いかもしれないけど、学校の皆は…」
凛「誰がかよちんの命を狙ってるか分からない」
凛「だから凛は、かよちんを側でずっと守り続けるよ」
花陽「凛ちゃん…」
花陽(前より凛ちゃんが花陽の事を、好きになってくれました)
花陽(でもちょっと…前の無邪気な凛ちゃんとは違います)
花陽(嘘だったとは言え…花陽が死んじゃってショックで性格が変わっちゃったのかな…)
花陽「…ごめんね、凛ちゃん」ウルウル
凛「!かよちん泣いてる…?どうしたの!?誰かに嫌がらせされたの!?」
花陽「ううんっ…大丈夫だよ…」ギュ
凛「かよちん…」ギュー
結論:歪んだとは言えりんぱなの愛は深い
モブ「きりーつ!れーい!」
クラス「ありがとうございましたー」
教師「気をつけて帰れよ~」
ざわ… ざわ…
絵里「…」
絵里(今日、一言も希と喋ってないわね…)
絵里(と言うか…あの後、連絡すら取ってないわ)
絵里(…今日は練習休もうかしら)
絵里(…)チラ
ドア「…」
絵里「…帰りましょう」
絵里「一度部室に顔を出してから帰りましょうか…」
ガチャ
凛「!」キッ
花陽「あ、絵里ちゃん」
絵里「二人なのね…ふふっ、お邪魔したかしら」
花陽「なっ…そ、そんな事ないよ~///」
凛「今日は皆来ないけど、練習お休みかにゃ?」
絵里「さあ…二年生はまだテスト中だから分からないけど、私は用事があるから帰らせて貰うわね」
凛「了解にゃー」
絵里「じゃあ、また」ヒラリ
花陽「」ヒラヒラ
絢瀬家
ガチャ
絵里「ただいま…」
絵里「…誰も居ないのかしら」
絵里「…まだ15時だし、仕方ないわね」
絵里「…」
絵里「……」
絵里「…玄関で待ってても来るわけ無いじゃない、私のバカ」
絵里「着替えてお昼寝でもしましょう…」スタスタ
絵里「…」シャンシャン
絵里「…♪」シャンシャン
絵里「…あっ」Good
絵里「…もう!あとちょっとでフルコンだったのに…」
絵里「…」ポイッ
絵里「…」ドサ
絵里「…はぁ」
<ピンポーン
絵里「!!!」ドタドタドタ
絵里「…」
ドアの外<お姉ちゃんー?居ないのー?
絵里「…今開けるわよ」
ガチャ
亜里沙「ただいま♪」
絵里「…おかえりなさい」
亜里沙「…?お姉ちゃん、元気無いけど…どうかしたの?」
絵里「ううん…何でもないわ」
絵里「さ、手うがして来なさい」
亜里沙「はーい♪」
絵里「…」
絵里(希ぃ…)
絵里(…嫌われちゃったかしら…)
絵里(…)ウル
絵里「のぞみぃ…」ウルウル
絵里「…うぅ…」
絵里「…ぅ…ん…」zzz
希「絵里ち」
絵里「あっ!希!」
希「…いや、絢瀬さん」
絵里「…え?」
希「もう…私、あんな事する絢瀬さんなんて嫌いです」
希「だから貴女とはもう他人です、さようなら」
絵里「いや!希!待って!」
希「…あの」
絵里「…のぞみぃ…」
希「どうしても用事がある時は…東條さん、って呼んでください」
希「では」
絵里「いや!いやぁ…!行かないで…!」
絵里「…ぃゃ…のぞみぃ…」ポロポロ
絵里「…うぅ…zzz」グス
希「…」ナデナデ
絵里「…いかないで…」zzz
希「…ウチはどこにも行けへんよ」
絵里「……」zzz
希「…ふふっ」ナデナデ
ガチャ
亜里沙「希さん、お飲み物入れてきました!」
希「おっ、ありがとう…って、これ…お吸い物?」
亜里沙「はい♪ とっても暖まって美味しいです♪」
希「…ん、ありがとう」ナデナデ
亜里沙「へへ…」
希「でもな、亜里沙ちゃん…お吸い物はお茶の代わりじゃないんやで」
亜里沙「ハラショー! すみません、すぐ普通のお茶を…」
希「ううん、別にええよ」ニコ
希「…んー、久しぶりに飲んだけど美味しいなぁ」ジュルル
亜里沙「お吸い物、とってもハラショーです」ニコッ
希「うんうん、ハラショーやね」ニコ
絵里「…」パチリ
希「…おっ、絵里ちおはよう」
亜里沙「あっ…じゃあ亜里沙は、宿題やってきますね!」
絵里「…希…?」
希「うん、ウチ。東條希!」
絵里「…何でここに…」
絵里「…希…希ぃ…!」ギュー
希「んっ…もう、何なんよー…」ナデナデ
絵里「私…希に悪いことして…嫌われちゃったって…」グス
絵里「ごめんなさい…」
希「良いんよ…絵里ちが、μ’sがTVに出られるなんて滅多に無い機会を大事にしたいって思っただけやん?」
希「そりゃあちょっとは傷ついたけど…」
絵里「うっ…」
希「…傷…癒してくれへん?」ギュ
絵里「…希ぃ///」
結論:滅茶苦茶イチャイチャした
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