【ラブライブ!】海未「穂乃果、お久しぶりです」 穂乃果「あ! 海未ちゃん!」
- 2020.03.30
- SS

海未「……やはりこの日は、外せませんよね」
穂乃果「……うん、ありがと! 海未ちゃん、大好きだよ♪」
穂乃果「そう言えば、お仕事忙しいって言ってたけど、大丈夫? 無理してない?」
海未「だいぶ仕事の方も落ち着いて来ましたので、こちらは何とか日々落ち着いて過ごせてきてます」
海未「そちらの方は、どんな感じなのでしょうか……」
穂乃果「うーん、何となく過ごしてるよ。特に問題も何もなく、日々平々凡々な感じかな?」
海未「もう少し、会いに来れたらいいのですけど……」
穂乃果「そんな! 十分だよ! 来てくれてるだけでもありがたいし、嬉しいんだよ?」
海未「しかし、三年前……本当に話を聞いた時は……」
穂乃果「……スゴく怒ってたもんね、ゴメンなさい……」
海未「あ、さすがに驚きましたが、穂乃果が悪い訳ではありませんから、気にする必要はないのですよ」
穂乃果「……でも、ことりちゃんは、まだ許してくれてないかな……来てくれたこと、ないし……」
海未「ことりに関しましては……わかりません。私も含めて、誰も連絡を取れていない状態ですので」
海未「まぁでも、海外で忙しくしているのではないかと思います。ただ、連絡くらいはしてほしいと思いますが」
穂乃果「ううん、仕方ないよ。穂乃果はきっと、怒られるべきだから」
海未「便りがないのがいい便りとも言いますし、忙しいのはきっとことりにとって良いことなのでしょうね」
穂乃果「そうだよ、ことりちゃんはスゴいからね! そりゃあ忙しくもなるよ!」
海未「……そう言えば、穂乃果に話したいことがたくさん、あるのですよ?」
穂乃果「うん! 穂乃果も聞きたいな、海未ちゃんの話♪」
………………
海未「あっと、こんな時間ですね……夜にみんなで集まる予定、伝えましたからね?」
穂乃果「わかったよ、海未ちゃん! ただ……行けるかはわからないけど」
海未「お花、置いておきますので……それでは」
穂乃果「うん! またね、海未ちゃん!」
穂乃果「……みんなで集まる、かぁ……」
穂乃果「行きたいけど……でも、行けないんだろうなぁ……」
穂乃果「うぅー、みんなズルいよぉ」 ジタバタ
絵里「穂乃果、来たわよ」
にこ「ほら、この忙しいアイドルのにこにーが来てあげたわよ! 感謝しなさい」
穂乃果「希ちゃん! 絵里ちゃん! にこちゃん!」
希「1年ぶりやね~、久しぶりやん?」
絵里「そうね、調子はどう?」
穂乃果「んー、可もなく不可もなく! って感じかな? あはは」
穂乃果「それよりにこちゃん! 三年ぶりだね? すっかり大人っぽくなっちゃって……」
にこ「ふん……やっとよ、やっとアンタに会いに来れたわ……」
希「それはにこっちが自分で、アイドルになるまでは会いに来ないーって言ってたからやん」
にこ「私だってこんなにかかるとは思わなかったのよ……そう、三年も、三年もかかったわ……」
絵里「でも今はアイドルになれたんだから、スゴいじゃない」
穂乃果「ええ!? アイドルになれたんだ! スゴいよにこちゃん! やったね!」
にこ「そうね、まだデビューも出来てない小さいグループだけど、いずれ大きくしてやるわ……!」
穂乃果「その意気、にこちゃんっぽいね! ファイトだよっ!」
希「にこっち……」
穂乃果「にこちゃん……ゴメンね、穂乃果のせいで……」
絵里「はいはい、そんな話をしに来た訳じゃないでしょう? ……ってあら? もう花が置いてあるのね」
希「んー、海未ちゃんかなぁ……よく来てるみたいだし」
穂乃果「正解! さすが希ちゃん! それで、たくさんいろんなお話してくれたんだよ!」
………………
絵里「それじゃ、私たちは行くわね?」
希「またねー、穂乃果ちゃん」
にこ「また、もしも休みがあれば来てやるわよ。ほら、お花はここに置いておくからね」
穂乃果「うん! 三人とも、また来てね!」
穂乃果「そっかぁ、にこちゃん、アイドルになれたんだ……」
穂乃果「アイドル……うん、よく似合ってるもんね」
穂乃果「今度見られたらいいなぁ、かわいいんだろうなぁ……」
花陽「来ちゃいました……♪」
真姫「たまたま休みだったから、来たわよ」
穂乃果「わぁ!? 凛ちゃん花陽ちゃん真姫ちゃん! 来てくれたんだ!」
凛「そんなこと言っちゃって、真姫ちゃん、一番楽しみにしてたにゃー」
真姫「べ、別に楽しみにしてなんていないわよ! 今だってかなり忙しい中なのよ!?」
花陽「うんうん、忙しい中、時間を作って来てくれたんだもんねぇ」
穂乃果「そうなんだ……ありがとう、真姫ちゃん♪」
真姫「うぅ……」
花陽「あ、もうお花が置いてあるね」
凛「凛知ってるよ! 海未ちゃんとにこちゃんたちがもう来てたんだって!」
穂乃果「そうだよ、みんな来てくれたの!」
真姫「この雑な置き方、にこちゃんね……まったく、お花くらい活けていったらどうなのかしら」
穂乃果「真姫ちゃん……」
花陽「お花の置き方で、にこちゃんってわかるんだね……」
凛「ふーん、そうなのかにゃ~?」
穂乃果「怪しいですねぇ、凛ちゃん」
真姫「そうなの! そうなんだから!」
凛「あはは、まぁそういうことにしておいてあげようね、穂乃果ちゃんかよちん♪」
穂乃果「そうだね、凛ちゃん♪」
花陽「あはは……」
………………
花陽「いけない、もうこんな時間だよ!」
真姫「あら、早く行かないと遅刻しちゃうわね……それじゃあ穂乃果、また時間があったら来るわね」
凛「穂乃果ちゃん、それじゃあまたね!」
穂乃果「うん! ありがとう! 楽しかったよ!」
穂乃果「ふふ、みんなちょっと大人っぽくなってて、相変わらずかわいかったな♪」
穂乃果「うーん、みんなで集まるのか、行きたいなぁ……行きたいよ穂乃果だって……」
穂乃果「……いいなぁ」
穂乃果「うわっ! ビックリし……ことりちゃん!?」
ことり「…………」
穂乃果「…………」
ことり「あの……」
穂乃果「あのね……」
ことり「ゴメンなさい……」
穂乃果「ゴメンね……」
ことり「ずっと怒ってて、ゴメンなさい」
穂乃果「ずっと怒らせちゃってて、ゴメン」
ことり「会いに来れなくって、ゴメンなさい」
穂乃果「会いに行けなくって、ゴメン」
ことり「本当は来たかったんだけど、どうしても、ダメで……」
穂乃果「本当にいきたかったんだけど、どうしても、ダメで……」
『ゴメンなさい』
穂乃果「そうなんだ、ねぇ、向こうはどんなところなの? 素敵なところ?」
ことり「向こうは、とっても素敵なところだったよ、穂乃果ちゃんも是非行ってみてほしいなぁ」
穂乃果「うーん、行けるかな……今の穂乃果でも、行けるのかな……」
ことり「いつかまた、昔みたいに一緒にいけたらいいね」
穂乃果「そうだね、また、みんなと一緒に、いけたらいいなぁ……」
『いきたいなぁ……』
………………
ことり「それじゃあ、ことりも集まりに行ってくるね?」
穂乃果「うん、行ってらっしゃい」
ことり「穂乃果ちゃんも、きっと、来てくれるって信じてるから……」
穂乃果「うん……またね」
ことり「……またね」
『また、ね』
未接続
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.海未「……やはりこの日は、外せませんよね」
海未.「だいぶ仕事の方も落ち着いて来ましたので、こちらは何とか日々落ち着いて過ごせてきてます」
.海未「そちらの方は、どんな感じなのでしょうか……」
海未「もう少し、会いに来れたらいいのですけど……」
海未.「しかし、三年前……本当に話を聞いた時は……」
.海未「あ、さすがに驚きましたが、穂乃果が悪い訳ではありませんから、気にする必要はないのですよ」
海未「ことりに関しましては……わかりません。私も含めて、誰も連絡を取れていない状態ですので」
海未.「まぁでも、海外で忙しくしているのではないかと思います。ただ、連絡くらいはしてほしいと思いますが」
海未「便りがないのがいい便りとも言いますし、忙しいのはきっとことりにとって良いことなのでしょうね」
.海未「……そう言えば、穂乃果に話したいことがたくさん、あるのですよ?」
………………
海未.「あっと、こんな時間ですね……夜にみんなで集まる予定、伝えましたからね?」
海未「お花、置いておきますので……それでは」
絵里「穂乃果、来たわよ」
にこ「ほら、この忙しいアイドルのにこにーが来てあげたわよ! 感謝しなさい」
希「1年ぶりやね~、久しぶりやん?」
絵里「そうね、調子はどう?」
にこ「ふん……やっとよ、やっとアンタに会いに来れたわ……」
希「それはにこっちが自分で、アイドルになるまでは会いに来ないーって言ってたからやん」
にこ「私だってこんなにかかるとは思わなかったのよ……そう、三年も、三年もかかったわ……」
絵里「でも今はアイドルになれたんだから、スゴいじゃない」
にこ「そうね、まだデビューも出来てない小さいグループだけど、いずれ大きくしてやるわ……!」
にこ「……三年も、アンタに会うために、三年もかかった……にこだって本当はもっと早く来たかった!」
希「にこっち……」
絵里「はいはい、そんな話をしに来た訳じゃないでしょう? ……ってあら? もう花が置いてあるのね」
希「んー、海未ちゃんかなぁ……よく来てるみたいだし」
………………
絵里「それじゃ、私たちは行くわね?」
希「またねー、穂乃果ちゃん」
にこ「また、もしも休みがあれば来てやるわよ。ほら、お花はここに置いておくからね」
花陽「来ちゃいました……♪」
真姫「たまたま休みだったから、来たわよ」
凛「そんなこと言っちゃって、真姫ちゃん、一番楽しみにしてたにゃー」
真姫「べ、別に楽しみにしてなんていないわよ! 今だってかなり忙しい中なのよ!?」
花陽「うんうん、忙しい中、時間を作って来てくれたんだもんねぇ」
真姫「うぅ……」
花陽「あ、もうお花が置いてあるね」
凛「凛知ってるよ! 海未ちゃんとにこちゃんたちがもう来てたんだって!」
真姫「この雑な置き方、にこちゃんね……まったく、お花くらい活けていったらどうなのかしら」
花陽「お花の置き方で、にこちゃんってわかるんだね……」
真姫「な、予想よ予想! だって絵里や希が雑に置いていくとは思えないじゃない!」
凛「ふーん、そうなのかにゃ~?」
真姫「そうなの! そうなんだから!」
凛「あはは、まぁそういうことにしておいてあげようね、穂乃果ちゃんかよちん♪」
花陽「あはは……」
………………
花陽「いけない、もうこんな時間だよ!」
真姫「あら、早く行かないと遅刻しちゃうわね……それじゃあ穂乃果、また時間があったら来るわね」
凛「穂乃果ちゃん、それじゃあまたね!」
.ことり「…………」
ことり「あの……」
ことり.「ゴメンなさい……」
.ことり「ずっと怒ってて、ゴメンなさい」
ことり「会いに来れなくって、ゴメンなさい」
ことり.「本当は来たかったんだけど、どうしても、ダメで……」
.ことり「ゴメンなさい」
ことり「やっと、気持ちに少しだけ整理がついたんだ。一旦、いろいろ片付いたし」
ことり.「向こうは、とっても素敵なところだったよ、穂乃果ちゃんも是非行ってみてほしいなぁ」
ことり「いつかまた、昔みたいに一緒に行けたらいいね」
.ことり「行きたいなぁ……」
………………
ことり.「それじゃあ、ことりも集まりに行ってくるね?」
ことり「穂乃果ちゃんも、きっと、来てくれるって信じてるから……」
.ことり「……またね」
ことり.「また、ね」
ん だ
?
穂乃果.「…………」
.穂乃果「あのね……」
穂乃果.「ゴメンね……」
穂乃果「ずっと怒らせちゃってて、ゴメン」
.穂乃果「会いに行けなくって、ゴメン」
穂乃果.「本当に生きたかったんだけど、どうしても、ダメで……」
穂乃果「ゴメンなさい」
.穂乃果「そうなんだ、ねぇ、向こうはどんなところなの? 素敵なところ?」
穂乃果.「うーん、行けるかな……こんな穂乃果でも、行けるのかな……」
穂乃果.「そうだね、また、みんなと一緒に、生けたらいいなぁ……」
穂乃果「生きたいなぁ……」
………………
.穂乃果「うん、行ってらっしゃい」
穂乃果「うん……またね」
.穂乃果「また、ね」
穂乃果.「穂乃果も、みんなと一緒に……いきたかったなぁ……」
『どうしたの? ことりちゃん』
ことり「ううん、気のせいだよね」
『ううん、気のせいじゃないよ……』
ことり「だって、そんなことないもん……許してくれるはずだって、ないし」
『そんなことないよ! 許さない訳ないじゃん!』
ことり「三年前から、ずっと逃げててゴメンね……」
『仕方ないよ、穂乃果も同じ立場だったら、きっと……逃げちゃってると思うもん』
ことり「わかってるんだもん、あの交通事故、穂乃果ちゃんは悪くないって」
『でも、みんなを悲しませてしまったのはきっと、穂乃果が悪いんだよ』
ことり「だから、穂乃果ちゃん」
ことり「私は……ううん、みんな、穂乃果ちゃんのことが今でも大好きだよ」
『ありがとう、ことりちゃん』
穂乃果『本当に、ありがとう……』
同時進行で見てると普通に怖く感じるから困る
これはどういう意味?
野暮な質問だったらスルーで
死者の世界にいる穂乃果と現実にいるメンバーが関わってない状態
おつ
乙
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