【ラブライブ!】穂乃果「うん!ありがとう海未ちゃん」海未「…?」
- 2020.04.01
- SS

海未「穂乃果はねぼすけですからね、私がついてないとダメです」フフン
穂乃果「あー!酷いよ海未ちゃん!穂乃果だってやれば起きれるもん!」
海未「じゃあ明日から私は起こしませんから!」
穂乃果「えぇ~酷いよぉ!!」
雪穂「…お姉ちゃん、朝から海未ちゃんと電話してるのかな…」
海未「あっ…では行ってきます」ササッ
穂乃果「ふふっ、明日も起こしてもらおっと♪」
ことり「えぇ!?穂乃果ちゃん1番!?」
穂乃果「えっへん!」
ことり「誰に起こしてもらったの…?」
穂乃果「海未ちゃんだよ!」
海未「おは…はい?」
穂乃果「今日もありがとね!海未ちゃん!」ニコッ
海未「…?は、はい」
ことり「???」
穂乃果「じゃあそろそろ行こう!」
ことり「…あっ、待ってよ~!…ほら、海未ちゃんも!」
海未「…はい…」
海未(私何かしましたっけ…)
海未「おかえりなさい、穂乃果」
穂乃果「海未ちゃ~ん!!」ダキッ
海未「ふふっ、穂乃果…」ナデナデ
穂乃果「よーし宿題しよう!!」
海未「えぇ!?あの穂乃果がですか!?」
穂乃果「穂乃果だってやる時はやるもん!」
海未「穂乃果!寝てはいけません!まだまだありますよ??」
穂乃果「んぅ~!海未ちゃんやってよ~!!」
海未「ダメです!!」
穂乃果「じゃあせめてやり方だけでも…」
海未「…はぁ、仕方ありませんね」
穂乃果「わぁーい!!」ダキッ
海未「ここはですね……ん?」
穂乃果「…どしたの?」キョトン
海未「…うーん、わかりませんね…授業中寝てたからでしょうか…」
穂乃果「えぇ!?海未ちゃん寝てたの!?」
海未「寝たくないんですけどね」
穂乃果「その気持ちはわかるよ~」ハハ
ことり「うん!帰ろう!」
真姫「私はちょっと残るわ…あと少しで完成だし…」
ことり「…ことりは全然デザインできてないや…」
真姫「ずっと海未と話してるからよ…海未はどう?作詞できた?」
海未「はい!今回はラブソング風にしてみました!!…見ますか?」
真姫「………また今度にしとくわ…」ニガワライ
海未「お先に失礼します、また明日」フリフリ
真姫「ええ、また明日」
真姫「………」
真姫「……なんでいるの」
真姫「今さよならの挨拶したじゃないのよ…」
海未「…それより作曲ですよ、真姫」
ことり「何が??」
海未「…穂乃果ですよ」
ことり「最近真面目になって来たよね!…授業は寝てるけど…」ハハ
海未「…いえ、それもなんですが…」
ことり「??」
海未「…なんでもないです」
海未「よく頑張りましたね、偉いですよ」ナデナデ
穂乃果「えへへ~//ありがと海未ちゃん//」
海未「…可愛いですよ穂乃果」ナデナデ
穂乃果「もう!やめてよ~!///」
雪穂「…最近よく海未ちゃんと電話してるなぁ…」
にこ「まだ1年生組が来てないわ」
ことり「もうちょっと待とう!」
希「そうやね…で、穂乃果ちゃんは?」
にこ「1番初めに来て速攻でトイレ行ったわよ」
ことり「…お腹壊したんだね」
海未「毎年この時期にエアコンをガンガンかけてお腹壊してますよね…」
海未「穂乃果、早くしないと皆待ってますよ」
穂乃果「わかってるって~!え~と紙紙…」
穂乃果「海未ちゃん先行ってて~」
海未「わかりました、早くしてくださいね」
穂乃果「おっけい!!」
穂乃果「やっほー!!」ピョーン
シーン…
穂乃果「…?なんかあったの??」
花陽「真姫ちゃんが倒れちゃったの…」
穂乃果「えぇ!?真姫ちゃんが!?」
凛「うん…さっき早退したところだよ…」
絵里「…お見舞いはダメよ」
にこ「真姫の身体に負担かけるかもしれないしね」
穂乃果「うん…だね」
ガチャッ
真姫「!……海未?」
海未「あれ、起きてたんですか…大丈夫ですか?真姫」
真姫「…もう来ないでって言ったじゃない…」
海未「………真姫、よほど疲れてたんですね…ごめんなさい、気付かずに作詞をさせてしまって…」
真姫「…え?」
海未「…真姫?」
海未「…真姫、熱があるんですか?お母様を呼んで…」
ガシッ
海未「…真姫?」
真姫「ちょっと来て」グイッ
海未「えっ…真姫っ…//」
真姫「……」モミモミ
海未「ちちちちょっ///どこ触ってるんですか!?////」
真姫「……海未…」
海未「熱ですね、熱があるんですよ!!」
真姫「海未!!!」
海未「っ!?」
真姫「うっぐ…うみ…うみぃ…」ギュウゥ
海未「ま、真姫?泣いてるんですか?」
真姫「…むぐ…」ボロボロ
海未「…ほんとに疲れてるんですね…」ナデナデ
真姫「海未…ずっといて…」ボロボロ
海未「…え?」
海未「はい、それでは私もここらで失礼します…」サッ
穂乃果「…あれ?」
穂乃果「………ご飯ご飯!!」
真姫「海未がいてくれないと怖い…」ギュッ
海未「真姫…わかりました、今晩は泊まります。」
真姫「…ありがと」ギュ
海未「甘えん坊ですね、真姫は」ニコッ
ガチャッ
真姫「…海未…」
海未「呼びましたか?」
真姫「…あなたじゃない」
海未「海未は私ですよ?」
真姫「あなたじゃない、あなたは海未じゃない…」
海未「…何を言ってるんですか?私が海未ですよ?」
真姫「違う…あなたは違う…海未じゃない…海未じゃない…」
海未「真姫は私の事が好きなんでしょう?」
真姫「違う…私が好きのはあなたじゃない…」
海未「なら私はなんでいるんですか?」
海未「真姫が私の事を愛して止まらなくなったからでしょう?」
海未「あなたが私とずっといたいと思っているからでしょう??」
真姫「やめて…やめてよ…やめて…やめてやめてやめて」
ガチャッ
海未「…真姫?」
海未「…真姫?大丈夫ですか?」
真姫「うわあああああああああああああああ!!!くっ…来るなあああああああああああああ!!!!!!!!!!」ジタバタ
海未「!?…真姫!?落ち着いてください!!!!」
真姫「やめてよ…近寄らないで…偽物…偽物なんていらない…」プルプル
海未「…真姫……?」
真姫「…だれ?だれ??あなただれ??」
海未「…私ですよ」
真姫「…うそよ…うそ…にせもの…」ブルブル
海未「…本物です。」
真姫「…うみ…うみぃ!!」ガバッ
海未「…真姫…」ギュウゥ
穂乃果「……え~、つまんないよ~」
穂乃果「…本当?絶対だよ??」
穂乃果「…やったあ!海未ちゃん大好き!!!」
雪穂「………お姉ちゃん?」
海未「私も真姫が大好きですよ」
真姫「違うの、ずっと一緒にいたいの、
海未と2人で永遠に生きていたい…」
海未「れ…恋愛…感情の方ですか///」
真姫「…だから今までずっと一緒にいたの」
海未「…え?」
真姫「…ずっといたの」
海未「……真姫?」
真姫「海未が好きすぎて…タルパを作っちゃったの」
海未「……」
真姫「…でももういらないわ、こうやって海未にぎゅってされてるだけで…落ち着くもの」ギュー
海未「…真姫……お願いがあります」
ガラッ!
雪穂「…あれ?海未ちゃん?」
海未「雪穂!穂乃果は何処ですか!?」
雪穂「上だけど…どうかしたの?」
海未「いえ!何もありませんよ!」タッタッタッ
ほんとだよ~、伝わったかな??
えへへ、照れちゃうな…//
海未「……穂乃果…やはり…」
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真姫「…タルパは自分の頭の何割かを犠牲に作るものなの」
真姫「…だからずっと一緒にいた私は…脳みその使いすぎで倒れちゃったのよ」
真姫「…穂乃果を救ってあげて」
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海未「…ゴクリ」
海未「穂乃果!!!」
穂乃果「うん!それで…………え?」
海未「…一体…誰と話してるんですか」
穂乃果「…………なん…で…え?」
海未「…私はここにいます、貴女は今まで誰と話していたんですか」
穂乃果「……わっ…かんない」
海未「……穂乃果…」
海未「……貴女は一体…」
穂乃果「えぇ~!起こしてよ~!」アハハ
海未「…いい加減にしなさい!!!!」
穂乃果「…うぁ!?」ビグッ
海未「…いつまで閉じこもってる気ですか」
穂乃果「……………」ポカーン
海未「はい」
穂乃果「私の事わかる?海未ちゃんの恋人だよ~」
海未「………穂乃果…」
穂乃果「今日も来たんだね~寂しがり!」
海未「……」ダキッ
穂乃果「…………あっ」
海未「……穂乃果」ボロボロ
穂乃果「……う…み…ちゃ」
海未「そこまで悩んでいたなら相談してくださいよ!」ボロボロ
穂乃果「…あれ、また来たんだ海未ちゃん」
海未「!………この…」ボロボロ
穂乃果「玄関から入ってよ~」
海未「………」グッ
穂乃果「…うみちゃん?」
海未「………えいっ!!」
ちゅっ
海未「………///////////」
穂乃果「……うみ…ちゃ…///」
海未「…穂乃果…」
穂乃果「私…何してたんだろ…」
真姫「海未…き、今日…その…」
穂乃果「あ!真姫ちゃんずるい!!穂乃果も!」
ことり「ダメだよ二人とも~」
ことり「ね、海未ちゃん!昨日の夜遊びに行こうって約束したもんね~!」
海未「…こと…り?」
おわり
ちなみに僕は小さい時イマジナリーフレンドがいてそれが全然消えてくれないって事があったので厄介な事にならないためにもタルパなんか作っちゃダメですからね
乙
乙
けどまず自分の目の前に幻影がいるって想像する時点で怖くて無理だわ
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