【ラブライブ!】凛「あれ?」花陽「ここどこだろう?」海未「道に迷ってしまいましたね」
- 2020.04.01
- SS

海未「もう!凛がいきなり走り出したりするからですよ」
凛「ご、ごめんにゃ・・・」
花陽「とにかく早くみんなのところに戻らないと」
凛「ねーねー!なんかここ地面がふかふかしてて気持ちいいにゃ~」
花陽「そうだねぇ、なんだか眠くなっちゃう」
海未「二人とも休んでいる場合じゃないですよ、早く帰り道を探しましょう」
昔を思い出すな
花陽「うん・・・」
海未「どうやらこの辺一帯は周囲を高い塀で囲まれているようですね」
凛「えぇ~!?じゃあ凛たち帰れないの?」
花陽「そ、そんなぁ~」
凛「あー!見て見てー!これなんだろう?ちょっと中入ってみようよ!」
海未「ちょっと凛!危ないですよ!」
花陽「勝手に入って大丈夫なのかなぁ?」
凛「大丈夫にゃ!」ピョーン!
花陽「はぁはぁ・・・り・・・凛ちゃん!走るの早いよぉ~」
海未「花陽のペースに合わせて走ってください、転んだらどうすのですか?」
凛「ごめんねかよちん・・・楽しくってつい」
花陽「ううん、いいよ凛ちゃん」
海未「ですが凛の気持ちはわかりますよ」
花陽「うん!なんだか走らなきゃって気持ちになるよね!」
凛「凛もお腹ペコペコ~」
海未「どこか食事のできるお店とか無いでしょうか?」
花陽「なさそうだよねぇ」
凛「はっ!こ、これはラーメンの匂い!」
花陽「え!?ほ、本当?」
凛「あそこにゃ!」
海未「って全然ラーメンなんかじゃないじゃないですか」
海未「ですが・・・これは人間の食べ物なのでしょうか・・・?」
花陽「海未ちゃん凛ちゃん、これあんまり味はないけど意外とイケるよ?」ボリボリ
凛「凛も食べる!」
海未「朝からなにも食べてないですし・・・背に腹はかえられないですね」
海未「あっ、意外とイケます」モグモグ
???「・・・・・」ガサガサッ
花陽「近くに誰かいるのかなぁ?」
???「・・・・・」ガサガサッ
3人「ひっっ!!!」
海未「ちょ、ちょっとあれ一体なんなんですか!?」
花陽「はわわわ」
凛「か、かいじゅうにゃー!」
海未「とにかく逃げますよ!」
凛「あ!あそこに高台あるよ、あそこに逃げよう!」
花陽「二人とも待ってぇ~」
海未「や、やっぱり追ってきます、二人とも早くこの上に上がって!」
凛「よいっしょっと」
花陽「んしょっ、んしょっと」
凛「ほら、海未ちゃんも早く上がるにゃ」
海未「言われなくても」
花陽「ここまで来れば追ってこないよね」
凛「助かったにゃ~」
花陽「えぇ~!?ナンデコッチニクルノォ?」
凛「早く逃げるにゃ!って行き止まりにゃ!?」
花陽「ど、ど、どうしよう」オロオロ
海未「そ、そんな・・・」
花陽「もうすぐそばまで来てるよぉ!」
かいじゅう「・・・・」
3人「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
花陽「まだ死にたくなんかないよぉ」ポロポロ
海未「っ・・・、二人は・・・私が守ります!」
凛「海未ちゃんダメっ!危ないよ!」
海未「大丈夫にゃ!」ピョーン!
花陽「うみちゃんっ!!」
海未「はぁぁぁっっ!!!!!」デュクシ
かいじゅう「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
海未「というかあのかいじゅうめちゃくちゃ弱かったです」
凛「呆気なかったね」
花陽「なんか見ててかいじゅうがかわいそうにも思えちゃったよぉ」
海未「たぶん花陽でも片手で倒せましたよあんなの」
凛「でも凛たちのこと守ってくれてありがとにゃ」
花陽「海未ちゃんかっこよかったよ!」
海未「そ、そんな・・・照れます//」
かわいい
凛「凛も!」
海未「実は私もです」
花陽「けどこの辺にトイレなんてどこにも・・・・」
凛「ねーねー!あれってたぶんトイレじゃない?」
海未「おそらくそうだと思いますが・・・あれは・・・・」
花陽「あれを使うのは人としてちょっと・・・」
凛「うぅ・・・で、でももう我慢できない・・・・」
海未「非常事態ですし・・・し、仕方ありません」
花陽「/////」
凛「っ……」ブッブッ
花陽「はぁ…はぁ…」
花陽「!」ギュルギュル
花陽「っっ…」ブチュチュチュブチュ
海未「っ…」ブリブリブリブリッ!ブパッ!ブボボッ!ブリブリブッ !
急に汚くなってワロタ
花陽「だけど恥ずかしかった///」
海未「・・・・漏らすよりマシですよ」
凛「二人ともうんちおっきいにゃ~!」
花陽「あれ?さっきのかいじゅうがまたこっち来るよ」
かいじゅう「・・・・」
海未「私たちが使ったトイレのところへ向かっているようですね」
かいじゅう「・・・・」ジュルリ・・・
花陽「え、ちょ、え?えぇぇ!?」
凛「あー!かいじゅうが凛のうんち食べてるにゃー!」
かいじゅう「ハフッハウ、ハフッハフッ!」ビチャビチャ・・・・
海未「き、気持ち悪いです・・・・」
花陽「まさか全部食べちゃうなんて」
凛「すごいにゃ~!」
かいじゅう「ねぇキミたち!」
海未「え?」
凛「しゃ、しゃべった!?」
かいじゅう「とってもおいしいうんこをどうもありがとう!」
かいじゅう「特に花陽ちゃんのうんこは格別においしかったよ!」
花陽(うわぁ・・・・)
花陽「毛がふさふさもふもふで気持ちいいなぁ~」
海未「これで通学したいぐらいです」
凛「ねーねー、かいじゅうさんはどうしてあの塀の中で暮らしているの?」
かいじゅう「・・・・人間のエゴのせいかな」
凛「?」

かいじゅう「ほら、塀の外に着いたよ」
海未「ありがとうございます」
凛「楽しかった~」
花陽「ありがとうね、かいじゅうさん!」
かいじゅう「もし今度来る時があったらまたおいしいうんこを食べさせてほしいな!」
3人「死ね」ゲシゲシ!ゲシゲシッ!
かいじゅう「ご、ごめん、冗談だよ~」
こころ「お姉さま大変です!かいじゅうがいじめられてます!」
ここあ「あははー、おもしろーい!」
にこ「しっ!見ちゃ駄目よ」
かいじゅう(これでいいんだ・・・我々は道化となる代わりに食事と住む場所を与えられ生かされているだけの存在なのだから・・・)

可愛い
画像だけ見たらほのぼのしてて可愛いのにww
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