【ラブライブ!】ことり「今から貴方がミナリンスキー2号だよ♪」真姫「…え?」
- 2020.04.03
- SS

ことり「うん、何かな?」
真姫「私がミナリンスキーってどういうこと?、それと2号って何よ?」
ことり「言葉の通りだよ、真姫ちゃんは明日から私の後継者、ミナリンスキー2号としてメイド喫茶で働いて貰います♪」
真姫「ま、待って、急すぎて訳がわからないわ」
ことり「それじゃあ明日メイド喫茶でねー」
真姫「え?、ちょっと、なんなのよ…」
真姫「結局来たけど、何をするのよ?」
ことり「それじゃあまずはこれに着替えて欲しいかな?」
真姫「一見普通のメイド服みたいだけど…」
ことり「着てみれば分かるよ?」
真姫「これ…スカートが短くない?」
真姫「それと、スカートの中の層が多いけど、これで大丈夫なの?」
ことり「動きやすくするためのものだから大丈夫だよ」
真姫「動きやすく…?メイドさんってそんなに動くものだったかしら」
ことり「ううん、真姫ちゃんは接客しないよ?」
真姫「え?、それじゃあキッチン担当?」
ことり「ううん、お・そ・と」
ことり「うん、あれを見て」
真姫「?、外には…ステージ?」
ことり「うん」
真姫「看板には、ミナリンスキー…アクションショー…?、まさか」
ことり「はい、そちらに出て頂きます♪」
真姫「えええええええ!?」
ことり「普段あれだけ踊れるなら大丈夫だよー」
真姫「し、しかもメイド服でするのよね?」
ことり「うん、だから動きやすい服なんだよ」
真姫「こ、ことりは何故ロングスカートなの?」
ことり「私はこのままでも充分できるよ」
真姫「と、とにかく無理よ!?」
ことり「えー、残念だなー、せっかく真姫ちゃんのために衣装まで手作りしたのになー」
真姫「え、これことりの手作りなの!?」
真姫「え、写真?一体何の…」
ことり「にこちゃんの寝顔写真だよ」
真姫「」ガバッ
ことり「」スッ
ことり「頑張ったらこれをあげようと思ってたのになー残念だなー」
真姫「わ、わかったわよ、やるわ」
ことり「ふふふっ、期待してるね」
客達「おおおおおおお!!」
真姫「客層が子供連れかオタク系の成人男性ってカオスね…」
ことり「μ’sのみんなも来てるけどね」
真姫「え?」
ことり「ほら、あそこ」
真姫「…」
真姫「あ、いた」
真姫「…もう逃げられないわね」
客達「こんにちはー!」
メイド「いい返事だねー!それじゃあ早速みんなでミナリンスキーさんを呼んでみようー!せーの、」
客達「ミナリンスキーーーっ!」
???「ふはははははははっ!!」
メイド「だ、誰!?」
???「俺の名前はウルフガイ!今日はお前ら人間共を滅ぼすためにやってきたのだ!」
戦闘員達「キキーッ!」
メイド「きゃあ大変!悪の怪人ウルフガイ達が攻めてきたわ!」
メイド「みんな!今こそ伝説のスーパーメイド・ミナリンスキーさんを呼ぶのよ!せーの!」
客達「ミナリンスキー!!!」
ウルフガイ「ふははははっ!そんな都合良く現れる訳が…」
ことり「とうっ!」
ウルフガイ「なにぃっ!?」
ことり「正義のスーパーメイド・ミナリンスキー登場です!」
スタッフ「あ、ことりちゃんは結構慣れてるので大丈夫ですよー」
真姫「え、そうなの?」
スタッフ「はい、どこで覚えてきたのかわかりませんが最初からできましたよ?」
真姫「そ、そうなの…」
真姫「(ことりって結構謎の存在ね…)」
ウルフガイ「果たしてそううまくいくかな…?やれ、お前達!」
戦闘員達「キキーッ!」
ことり「いいでしょう!かかってきなさい!」
戦闘員A「キキーッ!」
ことり「はぁっ!」ゴスっ
戦闘員A「キーッ!?」
戦闘員B「キキーッ!」
ことり「とうっ!」トスっ
戦闘員B「キーッ!?」
ウルフガイ「ぐぬぬ、強い…!」
ウルフガイ「喰らえ!ウルフタックル!」
ことり「!?、はぁっ!」
ウルフガイ「なにっ!?俺のタックルを真正面から受け止めただと!?」
ことり「さぁ、観念しなさい!」
ウルフガイ「ふふふ、甘いなぁ…!ウルフスモーク!」
ことり「こ、これは煙幕!?」
スタッフ「まぁ、そんなもんですよ」
真姫「…そろそろ私の出番かしら?」
スタッフ「はい、ことりちゃんがピンチに陥ったら登場です」
ことり「くっ、目が…!」
ウルフ「ふはははは!これでは見えまい!死ねぃ!ミナリンスキー!」
真姫「待ちなさい!」
ウルフ「な、なんだ!?」
真姫「大丈夫かしら!?」
ことり「あ、あなたは…?」
真姫「ミナリンスキー2号!登場よ!」
ウルフ「み、ミナリンスキー2号だとぅ!?」
ウルフ「ど、どういうことだ!」
真姫「(ことりが設定作ったんだけど)、話はあとよ!とりあえず目の前の狼男を倒すわよ!」
ことり「けど、私は目が…!」
真姫「そうだったわね…、なら私がやるわ!」
真姫「(ぶっつけ本番で大丈夫かしら)、行くわよ狼男!」
ウルフ「何を!小娘相手にそう簡単に倒される俺ではないわ!」
真姫「(結構どうにかなったわ…)、観念しなさい!」
ウルフ「くっ…!」
客A「いけーっ!」
客B「トドメだーっ!」
???「何をやっているのかしら、ウルフガイ」
ウルフ「こ、この声は…!」
???「そんな小娘達に何を手こずっているのかしら」
ウルフ「そ、それは…」
ことり「一体何者!?」
???「そうね、その男の上司とでも申しましょうか…」
真姫「(こんな展開聞いてないんだけど…)、す、姿を現しなさい!」
???「いいでしょう」
真姫「!、あなたは…!」
???「私の名前はレディ・アンジュ!ウルフガイが世話になったわね…」
真姫「(あ…A-RISEきたーっ!?)」
ことり「(ダメ元で声掛けたら承諾してくれたよ!)」
真姫「(何考えてるのー!?)」
あんじゅ「ウルフガイ…情けないわね…」げしっ
ウルフ「くっ…申し訳ありません、レディ・アンジュ様…!」
あんじゅ「まぁいいわ、ミナリンスキーとミナリンスキー2号だったかしら」
あんじゅ「ウルフガイの失態、取り返させていただくわ!」
ことり「!、くるよ!」
真姫「こ、これは…風!?」
ことり「これじゃあ近づけないよ!?」
あんじゅ「風が吹いている間に人質を取らりなさい!お前達!」
戦闘員達「キキーッ!」
あんじゅ「お客さん達の中からできるだけ小さい女の子を連れてきなさい!」
戦闘員達「キキーッ!」
戦闘員A「キキーッ!」
にこ「え、私!?」
真姫「(いたーーーっ!?)」
ことり「(呼んでおいてよかったー)」
あんじゅ「連れてくるのよ!」
にこ「な、なんでこんなことに…」
真姫「ひ、卑怯よ!」
ことり「2号!動かないで!」
真姫「くっ…けれどこれじゃあ…!」
にこ「きゃー、助けてー!ミナリンスキー!」
真姫「(存外ノリノリね…)」
ウルフ「う、うおおおんっ!」
真姫「(ことり、この先どうするの!?)」
ことり「(大丈夫だよ!だって…)」
???「そこまでです!」
真姫「え?」
???「とうっ!」
???「はっ!えいっ!」
あんじゅ「くっ、人質が…!」
真姫「(知ってるけど…)、あなたは一体…?」
???「私の名前はミナリンスキーV3!」
真姫「(なんで亜里沙なのよ!)」
ことり「(やっぱり次世代もいいかなぁって♪)」
あんじゅ「ミナリンスキー…V3ですって!?ええいっ!皆のもの、やってしまいなさい!」
真姫「やあっ!」
亜里沙「とおりゃっ!」
あんじゅ「ウルフガイを含めて全滅ですって!?かくなる上は…」
あんじゅ「現れなさい!魔導兵器・パーフェクトスウハルフ!」
真姫「(舞台裏にあった装置はこれだったのね…)」
ことり「(これを倒せばエンディングだよ)」
真姫「(倒すって…私倒す方法知らないんだけど)」
ことり「(だいじょーぶ!)」
真姫「V3!何か案があるのね!?」
亜里沙「はい!今まではバラバラに戦ってきましたけど、今度は3人で力を合わせて戦いましょう!」
真姫「(そういうこと、王道ね…)、それで具体的には?」
亜里沙「3人でミナリンスキーキックです!」
メイド「説明しよう!ミナリンスキーキックとはミナリンスキーのみに許された最強のジャンプキックなのだ!」
真姫「わかったわ!いくわよ!」
ことり「はああああ!」
亜里沙「ミナリンスキー…」
真姫「キーーーック!」
スタッフ「お疲れ様でーす!」
真姫「はー、疲れたわ…」
亜里沙「西木野さん、お疲れ様ですっ!」
真姫「お疲れ様、急に出てきた時は驚いたわ」
亜里沙「ことりさんに後から来るようにと聞いていたので」
真姫「そうなの、そう…こ・と・り?」
ことり「うん?、何かなぁ?」
真姫「何かなぁ、じゃないわよ!」
真姫「私結構驚いたのよ、色々と!」
真姫「時々ことりってあれよね、天然で鬼よね?」
ことり「なんのことかなー?」
真姫「今度からはちゃんと言ってよね、もう…」
ことり「今度からということは…次も出てくれるんだね!」
真姫「ま、まぁ一度出たからには出るしかないでしょ」
亜里沙「ハラショー!3人で頑張りましょう!」
ことり「ふふふ、よろしくね、真姫ちゃん」
真姫「えぇ、よろしく」
真姫「秋葉原の大地に燃ゆる炎・ミナリンスキー2号!」
亜里沙「秋葉原の大地に轟く雷鳴・ミナリンスキーV3!」
絵里「秋葉原の大空に吹く一陣の風・ミナリンスキーゼロ!」
凛「秋葉原の大空に輝く真っ赤な太陽・ミナリンスキーアナザー!」
花陽「秋葉原の大空に映る一筋の光・ミナリンスキープロトタイプ!」
真姫「って、なんで増えてるのよー!?」
ことり「みんな思ったよりもノリが良くて…困っちゃう♪」
真姫「…まぁいいわ、行くわよことり!」
ことり「ふふっ、すっかり頼もしくなっちゃったね、2号♪」
END
が、客席サイドもあるんでまた明日にします
それでは
乙
ことり「というわけで、真姫ちゃんと一緒にアクションショーやるから来てね♪」
海未「と言われたものの、ことりと真姫でアクションショーとは何か不安ですね…」
穂乃果「案外なんとかなるんじゃないかなー?」
海未「二人ともインドア系のイメージがあるのですが」
凛「真姫ちゃんならこの間一緒にジャッキーの映画見たから大丈夫にゃ!」
海未「ジャッキーでどうにかなるんですかね…」
希「まぁまぁ、実際見てみんとわからんもんやと思うで」
海未「うぅっ…何だか私が緊張してきました」
絵里「海未は心配性ね」
海未「絵里は心配ではないのですか?」
絵里「ことりも真姫もベストを尽くしてくれるはずよ、心配はしていないわ、ただ…」
海未「…そういえば亜里沙も出るのですよね?」
絵里「そうなの、頑張りすぎて空回りするところがあるからそこがちょっと不安で…」
雪穂「わかります、わかります」
絵里「まぁ、始まってみるとそうでもないのかもしれないけどね」
客達「おおおおおおお!!」
穂乃果「おぉ!スゴイ盛り上がりだね!」
花陽「アイドルのちょっとしたライブ以上です!」
凛「凛も燃えてるよー!」
希「ええ感じやねー」
客達「ミナリンスキーーーっ!」
希「さぁ、くるでー!」
ウルフ「ふはははははは」
希「な、何や!?」
絵里「怪人ウルフガイね、悪の秘密結社に所属する狼男よ!」
花陽「得意技はウルフタックル、ウルフパンチ、ウルフスモークですね!」
海未「あ、パンフレットあったんですね」
にこ「…スモークって何よ?」
希「逃げる時に使うんやない?」
にこ「えー、なんか情けなくない?」
穂乃果「きゃー、ことりちゃーん!」
海未「違います穂乃果、今はミナリンスキーです」
穂乃果「えー、別にいいじゃーん」
ウルフガイ「ならばこの俺自ら相手をしよう…!」
ウルフガイ「喰らえ!ウルフタックル!」
ことり「!?、はぁっ!」
海未「と、止めたっ!?」
穂乃果「ことりちゃんスゴーイ!」
ウルフガイ「なにっ!?俺のタックルを真正面から受け止めただと!?」
ことり「さぁ、観念しなさい!」
ことり「こ、これは煙幕!?」
にこ「ウルフスモークきた!?」
希「そういう風に使うんかー」
にこ「…なんか卑怯じゃない?」
ことり「くっ、目が…!」
穂乃果「大変!ことりちゃんがピンチだよ!」
海未「あっ!穂乃果、あれを!」
凛「あれは…!」
真姫「ミナリンスキー2号!登場よ!」
花陽「きゃー!真姫ちゃーん!」
絵里「真姫、大活躍ね」
凛「ジャッキーのおかげだにゃー!」
海未「狼の人が上手いのもありますが、真姫はよく動けていますね」
にこ「(…かっこいい)」
穂乃果「勝利は目前だね!」
???「それはどうかしら」
海未「え?」
絵里「あ、貴方達は…A-RISE!」
つばさ「とはいっても1人いないけどね」
花陽「あれ?、あんじゅさんはどうしたんですか?」
英玲奈「あんじゅなら、あそこだ」
絵里「やけにノリノリね…」
つばさ「最初は私にオファーがきたんだけど、何故かあんじゅが興味津々でね」
英玲奈「それはそうと…結構衣装が際どくないか?」
つばさ「これであんじゅが過激な方向に目覚めたらどうしようかな…」
あんじゅ「ウルフガイ…情けないわね…」げしっ
希「…なんかもう目覚めてるんやない?」
穂乃果「小さい…」
花陽「女の子…」
絵里「ねぇ…」
にこ「え、何よ?」
戦闘員「あ、すみません、そちらのお嬢さん連れていってもいいですか?」
にこ「え、私!?」
希「オーケーやで!」
戦闘員「ありがとうございまーす」
にこ「なーーーっ!?」
絵里「うぅっ、私の背が低かったら…」
穂乃果「絵里ちゃん、出たかったんだね…」
希「あ、絵里ち、そろそろやない?」
亜里沙「そこまでです!」
絵里「きゃー!亜里沙ーっ!」
亜里沙「とうっ!」
亜里沙「はっ!えいっ!」
雪穂「おおっ!?メチャクチャ動いてる!?」
あんじゅ「わ、我が魔導兵器が…!皆のもの、退散よ!」
凛「やったー!勝ったー!」
穂乃果「スゴかったね!」
希「メイド服であそこまで動けるのは関心やね」
にこ「あー、なんで私が…」
穂乃果「えー?、にこちゃんノリノリだったじゃん!」
にこ「そりゃノらないとやってけないわよ」
絵里「終わったみたいだし、楽屋に行っても大丈夫かしら」
希「あ、それならこのまま楽屋までカメラ回そうかなー」
真姫「あら、みんな」
ことり「ふふっ、お疲れ様」
絵里「亜里沙ー!」
亜里沙「お姉ちゃん、私どうだったかな?」
絵里「とってもハラショーよ!亜里沙!」
雪穂「まさか亜里沙があんなに動けるなんて思ってなかったなー」
亜里沙「私自身もそう思ってるの!」
亜里沙「でもね、お客さんの声とか会場の雰囲気が後押ししてくれた気がするの!」
ことり「亜里沙ちゃんが楽しんでくれて嬉しいなー♪」
真姫「わ、私?」
ことり「真姫ちゃんは次も出てくれるんだって!」
絵里「あら、そうなの?」
真姫「そ、そうよ、悪い?」
絵里「ううん、それって真姫がこのショーに意義を感じたってことよね」
真姫「ま、まぁ、そうだけど」
絵里「ふふっ、」
真姫「な、何よ」
絵里「いやね、真姫や亜里沙が楽しむ程のものなら私も出ようかなーって思ってたの」
ことり「ミナリンスキーはまだまだ募集中だよ♪」
凛「それじゃあ凛もやるにゃー!」
真姫「え」
花陽「わ、私も…」
真姫「花陽まで!?」
海未「これ、どうなるのでしょうか…」
にこ「…何よ?」
真姫「にこちゃんはやらないの?、ミナリンスキー」
真姫「もうみんなしてやってるんだからやってもいいんじゃない?」
にこ「にこはー、そういうのは向かないかなー、なんて」
真姫「そうかしら、向いてる向いてないは別としてステージには上がれるわよ?」
ことり「真姫ちゃーん!」
真姫「あら、ことり、どうかした?」
ことり「これ、この前の報酬だよ!」
にこ「…報酬?」
真姫「え、いや、その…」
ことり「えー?、真姫ちゃんが言ったんだよー、にこちゃんの写真が欲しい、って」
にこ「私の写真!?」
にこ「何の写真よ!?」
ことり「にこちゃんが部室でおねむりしてた時の」
にこ「はああああ!?」
真姫「ことりーーーっ!?」
ことり「というわけで渡しておくね、じゃーねー」
にこ「…」
にこ「それ、渡しなさい」
真姫「…」
にこ「…真姫ちゃん?」
真姫「…一緒にアクションショーやってくれるなら考える」
にこ「ちょっ、汚っ!?」
真姫「…どうする?」
にこ「…わかったわよ」
真姫「(思わぬ方向に転んだけど、これでにこちゃんと合体技とかできるわ…)」
にこ「…なんか不穏なこと考えてない?」
真姫「べ、別に…それじゃあ、よろしくね」
にこ「…よろしく」
END
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