【ラブライブ!】花陽「あれは…わ、私!?」かよちん「えへへ//」
- 2020.04.04
- SS

かよちん「わからないけど…でもいいんじゃないかな?」ニコニコ
花陽「いいって…何がぁ…どっちが本当の私なのぉ…」
かよちん「あなたは私だよっ それで、私も私なの」
花陽「えぇぇ!?私が花陽なのはわかるけどあなたが花陽なのはわかんないよぉ」
かよちん「えっとね、どっちも花陽なんだよっ♡」
花陽「ぅええ…もうなんだかわかんないよぉ…うぅ…ダレカタスケテー」
かよちん「だめだよっ」お口シー
花陽「ひっ//」
かよちん「でもね、それはそれでおもしろそう♡」
花陽「どこがなのぉ…ご飯も2倍用意しなきゃいけないし…μ’sが1人多くなっちゃうし…というかみんなにどう説明すれば…」
かよちん「みんなにはナイショだよっ」
花陽「ええ…」
かよちん「みんなに話しちゃったら、ダメだよっ」
花陽「り、凛ちゃんにも…?」
かよちん「ダメだよ^-^」
花陽「話しちゃったら…都合の悪いことでもあるの?」
かよちん「…ところで、一緒にどっか行こう!」腕ガシッ
花陽「うぇえ!?まだ話が…」
かよちん「デートだよっ♡ 花陽」
花陽「でででででデート!??」
かよちん「行こう♡」
花陽「うぅ…(大丈夫なのかなぁ)」
なかーま
花陽「うぅ…突然言われても…」
かよちん「じゃあ、遊園地にでも行こっ」
花陽「うん…わかったよ…」
花陽「周りの目が気になるよ…」
かよちん「そんなことより、色々見てまわろっ」腕グイー
花陽「うぇえ!?だ、ダレカタスケテー」
花陽(2人が花陽っていうけど…この花陽はなんだか積極的…)
花陽(こっちの花陽…ってなんか変な表現だけど…いつも通りの花陽)
花陽(本当の花陽って何なんだろう…)
花陽(もしかしたら私が偽物って可能性も…ピャァ!そんなの嫌だよ…)
かよちん「あれ乗ろうっ」
花陽「コーヒーカップ…目が回っちゃうからあんまり好きじゃないよぅ…」
かよちん「それそれっ」グルグル
花陽「いやぁぁ…ダレカタスケテー」
かよちん「えへへ、もっとだよっ」グルグル
花陽「うぅ…やっぱり目が回っちゃったよぉ」
かよちん「はは。ちょっと回しすぎちゃったね♡」
花陽「うぅ…きもちわるいよぅ…」
かよちん「…大丈夫?」
花陽「もうっ…大丈夫なわけ……!!?」
かよちん「じー」
花陽(顔近いっ///)
かよちん「大丈夫みたいだね♡」
花陽「はぅ…//」
花陽(自分相手にどうして興奮しちゃってるのォ!?)
花陽(花陽ナルシストなのかなぁ…)
かよちん「次ジェットコースター乗ろっ」
花陽「えええ!?この後にぃ!!?」
かよちん「いいでしょ。時間もったいないもん」腕グイ
花陽「ちょ、ちょっと待ってぇ…もっともっと休ませてぇ…」
かよちん「結構並んでるね」
花陽「う、うん…」
受付「何名様でしょうか?」
かよちん「2人です」
受付「はいどうぞー」
花陽(二度見されちゃった…)
かよちん「双子ってこんなかんじなのかなぁ」
花陽「ふ、ふたご…」
かよちん「今の私たちって、双子みたいなものだよね」
花陽「そ、そっか…そういえばそうだね…」
かよちん「えへっ、なんだかドキドキしちゃうね」
かよちん、花陽の腕に抱きつく
花陽「あっ//」
花陽「うぅ…恥かしいよぉ…」
かよちん「えへへ」
花陽(花陽らしいって…何なんだろう?)
花陽(なんだか…花陽が本当に花陽なのかわからなくなりそう…)
花陽(もしかしたらあっちの花陽の方が本当は花陽なのかもしれないし…)
花陽(というかなんで自分相手にこんなにドキドキしちゃうのォ…)
かよちん「あっ順番きーたよ!」
花陽(そういえばジェットコースターのこと忘れてた…ダレカタスケテダレカタスケテ…)ナムナム
花陽「うぅ…どこが楽しいのォ泣」グスングスン
かよちん「弱虫さんだね、花陽は♡」
ベンチ
かよちん「どう、落ち着いた?」
花陽「うん…少しマシになったかも…」
かよちん「そろそろご飯食べようよ!」
花陽「そ、そうだね…」
花陽(ご飯ご飯…)
かよちん「こういうとこってあまり白米無いから辛いよね」
花陽「たしかに…」
花陽(あっちの花陽もお米好きなんだ…)
かよちん「あのハンバーガーショップにしよっ」
花陽「ハンバーガーかぁ…」
…
かよちん「ふぅ!お腹いっぱいだよぉ」ポンポン
花陽「おいしかったね」
かよちん「そうだね♡」
かよちん「次はどこ行く?」
花陽「ご飯食べた後だし…あまり激しいのは…」
かよちん「じゃ!ここだね」
花陽「オバケヤシキィ!?」
花陽「うぅ…怖いよぉ」
かよちん「どきどき」
妖怪俺「ぐえええええええ!!!」デデーン
花陽「ひぃっ!!?泣」
かよちん「びっくりしちゃったぁ♡」
花陽「うぅ怖いよぉ…やっぱり無理だよぉ」
かよちん「そんなことないよ…ほら」手繋ぐ
花陽「あっ」
かよちん「…あったかいでしょ?」
花陽「あ…あったかい///」
かよちん「一緒に進も?」
花陽「う、うん///」
花陽「うぅ……普通に怖かったよぉ…泣」
かよちん「えへへ、怖がってる私ってこんな感じなんだーってちょっと面白くなっちゃった♡」
花陽「からかわないでよぅ…」
かよちん「あのね…」
花陽「ん?」
かよちん「手、いつまで繋いでるの?笑」
花陽「ひゃぁ!//…ご、ごめん!!も、もう終わったんだから繋がなくてもいいよね…あはは…」シュッ
かよちん「いいんだよ♡」ガシッ
花陽「え…//」
かよちん「手、繋いで行こうよ♡」
花陽「///…う、うん」ドキドキ
花陽(どうしてだろう…自分でもわからないよ…)
花陽(こんなにドキドキしちゃって…私ヘンみたい…)
かよちん「もっとたくさん見てまわろっ」
花陽「うん…//」
ーーー
ーー
ー
かよちん「そろそろ時間だね」
花陽「うん…」
花陽(ずっとドキドキしっぱなしだった…)
花陽(でも、楽しかった…時間があっという間に過ぎちゃった…)
花陽(どうしてこんなに…)
かよちん「観覧車乗ろっ」
花陽「えっ…う、うん」
かよちん「最後はやっぱ観覧車だよねっ」
花陽「そうだね…」
かよちん「わぁー綺麗な夕陽♡」
花陽「あ…あの…」
かよちん「ん?」
花陽「きょ、今日はありがと…なんだかよくわかんなかったけど…というか今でもよくわかってないんだけど…」
花陽「今日はとっても楽しかった」パァ
かよちん「…」スッ
花陽「…?」
かよちん「よいしょ」
花陽(と、隣に座っちゃった…//)
かよちん「どういたしまして♡」
花陽(ち、近いよぉ…//)
かよちん「私も今日は楽しかったよ♡」
かよちん「いろんな花陽を見れたから♡」
花陽「うぅ//」ドキドキ
かよちん「でもね、一つだけわかるの」
花陽「え?」
かよちん「自分でこんなこと言うのもなんだけどね、」手握る
花陽「…//」
かよちん「花陽はね、自分が思う以上にかわいい♡」
花陽「そ…そんな…///」
かよちん「本当だよ…だってね…私ドキドキしちゃってるもん…」
花陽(えっ…)
かよちん「おかしいよね、相手は自分なのに何故かドキドキしちゃうの」
かよちん「かわいくってね、ドキドキしてね、抱きしめたくなっちゃうの」肩に頭乗せる
花陽(…まさか)
かよちん「花陽はね、私はね、ナルシストなんじゃないかなーって考えたりしちゃったの」
花陽「…」
かよちん「私、ヘンだよね」
花陽「そ…そんなこと…ない…よ…」
かよちん「ほんとかな?」
花陽(私だって…でも…わからない…)
花陽(おかしいのは…そうなんだけど…でも…)
花陽(でも…!)
かよちん「…!!」
花陽「私もね…相手が自分なのに…ドキドキしちゃってた…」
花陽「その…もう1人の花陽があんまり積極的で…」
花陽「なんだか話すとき顔が近かったり…腕に抱きついてきたり…お化け屋敷で手繋いでくれたり…」
花陽「花陽ね、とてもドキドキしちゃったの…」
花陽「自分でもわからないけど…ドキドキしちゃってた…」
かよちん「…」
かよちん「…知ってたよ♡」
花陽「えぇ!?」
かよちん「だってね、私たちは1人の花陽なんだよ」
かよちん「2人で、1人の花陽だもん」
かよちん「考えることは同じだよっ」
花陽「!?…全然わからないよぉ…」
かよちん「あのね。」手ギュッ
花陽「うん…?」
かよちん「そろそろお別れなの」
花陽「お別れ…」
かよちん「でもね、花陽はあなたと私で1人の花陽なの」
かよちん「これはこの先ずっと変わらないよっ♡」
かよちん「だけどね、今ここに居る私とはお別れ」
花陽「…」
花陽「あ、あなたの気持ち当てていい…?」
かよちん「…?」
かよちん「いいよ♡」
花陽「…」
花陽「さみしい…」
花陽「もっと一緒に居たい…」
花陽「もっといろんな所に行きたい…」
花陽「今のこの時間がずっと続いてほしい…」
花陽「……好き」
かよちん「…正解♡ なんだか恥かしい//」
花陽「花陽も恥かしいよ…//」
かよちん「えへへ。涙…出てるよ//」
花陽「そっちこそ…//」
かよちん「ふふ。観覧車、もうすぐで頂上だね」
かよちん「今この時にね、お互いが思ってるあることをすれば、お別れなの」
かよちん「今この瞬間、1番したいこと…」
花陽「それって…」
かよちん「そう、それだよ♡」
花陽「うぅ//…」
花陽「…うん♡」
かよちん「ふふ♡」
チュ…
ーーー
ーー
ー
花陽「ふぁぁ…」あくびー
凛「かーよちん!おっはよー!」スリスリ
花陽「もう凛ちゃん// おはよっ」
凛「にゃははーん、あれ?なんだかかよちん眠そうだね?」
花陽「えっ…うん…まぁちょっとね…」
凛「むぅ…!」ジー
花陽「な、なに!?」
凛「怪しいにゃ…遅くまでデートとかしてたのかにゃ?」
花陽「そそそ、そんなんじゃないよぉ!!」
花陽「宿題…先週の数学の宿題でちょっと夜遅かっただけだよぉ…」指クネクネ
凛「ふぅーん…」
凛「でぇ、誰とどこへ行ったの?」
花陽(バレちゃってるよぉ…なんて返したらいいのォ…)
凛「凛に内緒でデートなんて許してないよ!」ガシっ
花陽「ひぃ!」
凛「相手は誰!?真姫ちゃん?にこちゃん?もしかして絵里ちゃんかにゃ??あー!ことりちゃんとかかにゃ!!?」
花陽「いやぁ…うーん…その…デートっていうか…」
花陽「ひ、1人で…遊園地…」
凛「!?…1人で…?…遊園地…?」
花陽「う…うん…」
花陽(ふぅ…どうして突っ込まないんだろう…でもよかったぁ…)
凛「あっ!真姫ちゃーん!おっはようにゃー!」スリスリ
真姫「チョット!ヤメナサイヨォ!///」
凛「挨拶はちゃんと返さなきゃ駄目だよ♡」スリスリ
真姫「んもぅ//お、おはよう!凛!」
凛「よろしいにゃ♡」
花陽「真姫ちゃんおはよう」
真姫「おはよう、花陽」
凛「そうだー!今週の日曜3人で遊園地いっくにゃー!」
真姫「ヴェェ…どうして私が…遊園地なんて子供っぽい場所なんかには…」
凛「とかなんとか言っちゃって、真姫ちゃんはジェットコースターが怖いんだにゃ」
真姫「なによソレ!…いいわよ!やってやろうじゃない!」
凛「にゃはー」
凛「かよちんはいいかにゃ?」
花陽「ぅえ!?う…うん、行こう」
凛「決まりだにゃー!」
凛「えっ 凛そんなに子供っぽいかにゃ?」
真姫「どうみても子供でしょ…」
凛「でもにこちゃんよりは大人っぽいにゃ…にゃはーん>ω</」セクシーポーズ
真姫「全然セクシーじゃないんだから…こういうのはもっとこう脚を…」セクシーポーズ
凛「あー!真姫ちゃんせぇくしぃー」
真姫「ちょっと!何やらせるのよ!」
凛「真姫ちゃんが勝手にはじめたんだにゃ♡」
真姫「むむー!」プクー
チョップ!!!
凛「痛ったいにゃー泣」
真姫「凛がわるいんだからね」
花陽「でも…そこが凛ちゃんらしくて、いいとことだと思う…」
花陽「凛ちゃんらしいってのは、なんていうか、これだって言うのはとっても難しいんだけどね…」
真姫「ま、そうね。私も嫌いじゃないし…ってどうしたのよ花陽」
花陽「うぇ!?私、何か変なこと言ったかな…」
凛「かよちんなんか小難しいこと言ってるにゃー」
花陽(ドキッ)
凛「でも凛はどっちのかよちんも好きだよー」
真姫「ま、そこが花陽らしいのかもしれないわね」
花陽「うん…」
花陽(花陽らしい…か…)
花陽(結局どっちも私だったけど…まだよくわかんないや…)
花陽「…」
窓に映る自分
花陽(どんな自分でも、好きになれたらいいなぁ)
おわり
訴訟
俺くんは昇給確実だろうなぁ……
かよちんは可愛いし、花陽ちゃんも可愛いしで最高だな
ドルオタちんは「今回は」抜きってことは、次回があると期待していいんですよねぇ……
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