【ラブライブ!】千歌「歌詞ができないよー!!」梨子「早くして」
- 2020.04.21
- SS

千歌「わかったよー、全く….」
梨子「……」カキカキ
千歌「……」ウーン
千歌「ね、ねえ梨子ちゃん」
梨子「何?」
千歌「ちょ、ちょっとトイレに行ってくるね」
梨子「……」
パチン(指を鳴らす)
千歌「へ?」
千歌「えっ、善子ちゃん何でウチに….」
タッタッタッ、バタン
千歌「あっ、トイレ….」
ジャー
カチャ
千歌(トイレ行って戻ってきた)
千歌「ね、ねえ、これ何?」
梨子「よっちゃんが代わりにトイレに行ってきてくれたわ」グッ
千歌「何で!?」
梨子「ほら、さっさと手を動かす!!」
千歌「えっ….はい」
梨子「……」
千歌「……」
千歌(か、書けない…)
美渡「千歌ー、ご飯だよー」オーイ
千歌「!」
千歌「梨子ちゃん、ご飯の時間だよ!そうだ梨子ちゃんもウチで食べて」
梨子「…..」パチン
千歌「は、花丸ちゃん….?」
タッタッタッ
千歌(一階に行っちゃった….ってまさかっ!!?)
ダダダダ
花丸「千歌ちゃん家のご飯、美味しいズラ~♪」
千歌「」ズコー
千歌「り、梨子ちゃん….?」
梨子「花丸ちゃんが代わりにご飯食べてくれてるから頑張って歌詞書こうね」
千歌「意味がわからないよ!?」
梨子「ほら行くよ」
千歌「あ”~、待って私のお味噌汁~!!」ズリズリ
美渡(襟首持たれて引っ張られてる….)
千歌「はい….」シュン
梨子「……」
千歌「……」
千歌(さっきのアレで全然集中できない….)
千歌(うーん….そうだっ!!)
千歌「梨子ちゃん、梨子ちゃん、この前美渡姉が買ってきたスイーツがあるんだけど一緒に食べ….しまった!」
梨子「….」パチン
千歌(メンバーの誰かが出てくる前に何とか阻止しないと!!)
ダダダダダダダダ
千歌「美渡姉、昨日買ってきたプリ」
ルビィ「はぁあ~、このプリン凄く美味しいよ~♪」
千歌「くそおおおおおお!!!」
千歌「東京で有名な限定プリン….凄く楽しみにしてたのに…」ガクリ
ガッ
千歌「へっ?」
梨子「行くわよ」グイ
千歌「ちょ、ちょっと待って!ルビィちゃん!!お願い一口だけでも」
ズリズリズリ
<イヤアアアアアアア
千歌「…..」
千歌(ダメだ、ショックで何も手が付かない….)
千歌(曲でも聴きながらやろう….)ガサガサ
千歌(…あっ!)
千歌「梨子ちゃん梨子ちゃん!」
梨子「….どうしたの?」
梨子「…..」
千歌「ごめん、でもこれ終わらせないと明日怒られちゃうよ!!」アセアセ
梨子「……」パチン
千歌「えっ?」
ダダダダ
ダイヤ「千歌さんの宿題、終わりましたわ!!」バッ
千歌「ありがとうございます!?」
千歌「そりゃ二年生の内容だし….」
ダイヤ「それではまた明日」スッ
千歌「あ、うん…」
梨子「…..」カキカキ
千歌「り、梨子ちゃん」
梨子「…..何?」
千歌「…..ありがとう?」
梨子「….さっさと手を動かして」
千歌(何なのだろう、これ….)
千歌「…..」
千歌(ちょっと進んだけど終わりそうにないよぉ~)
美渡「千歌ー?お風呂空いたよー!」
千歌「あっ、うん!ってあっ!!?」
梨子「…..」パチン
千歌「ちょっと梨子ちゃん待って!さっきから私嫌な汗かきっぱなしだからシャワーだけでも浴びたいの!!」
ガラッ
千歌「っ!」
果南「いや~、いいお湯だったよ~♪」ビッショリ
千歌「何で果南ちゃんウェットスーツでお風呂入ったの!?」
千歌「何でそんな意外な顔してるの!?普通は裸だよ!!」
果南「えっ、ここで脱ぐのはちょっと….///」
千歌「ウェットスーツで出るからだよ!?あと、何で身体拭かないの!?部屋びちょびちょだよ!?」
果南「だって乾くと….」シュン
千歌「乾くと何かあるの!?どういうことなの!?」
梨子「千歌ちゃん、何でそんな酷いこと言うの….?」
千歌「善意だよ!?拭かないと風邪引くからね!?」
タッタッタッ
バシャッバシャッ
千歌「何故か泳いで帰って行った….」(窓を眺めながら)
梨子「さっ、やるわよ千歌ちゃん」
千歌「ごめん、せめて床拭かせて…」
千歌「制服汚れないように着替えちゃおうかな…もう夜遅いし….」
千歌(お風呂も入れそうにないし…)
梨子「…..」パチン
千歌「えっ何で」
バンッ
曜「ヨーソロー!!」(E 千歌パジャマ)
千歌「ええええええええ!?」
曜「さすが千歌ちゃん、ピッタリだよ!!」
千歌「いやいやそういうことじゃなくて….」
曜「このパジャマ…千歌ちゃんの匂いがしてちょっとドキドキしちゃうや….///」ドキドキ
千歌「私は恐怖という意味でドキドキする」
曜「えっ、ここで脱ぐのはちょっと….///」
千歌「何でそこは果南ちゃんと一緒なの!?」
梨子「えっ、千歌ちゃんパジャマだけでいいの?」
千歌「えっ….」
梨子「いつも着替えるのってパジャマだけ?それじゃ汚いわよ….」
千歌「まさか….」
曜「下着もであります、ヨーソロー!!」
千歌「ほげええええええええ!?!?」
千歌「」ゾワッ
千歌「か、返してよっ!!」ダッ
梨子「あっ、そこはさっきの水溜まりがあるから危なっ」
ツルッ
ベシャッ
千歌「…….」
梨子「…….」
曜「…….」
曜「ゆ、友情ヨーソローだよ、千歌ちゃん!!」グッ
千歌「ごめん殺意しか湧かない」
千歌「あっ、待って私の下着っ!!」
ガシッ
梨子「千歌ちゃんはまだ歌詞書かなきゃいけないでしょ」グイ
千歌「何でそんな厳しいの!?」
梨子「…..」カキカキ
千歌「…..」
千歌(駄目だ、もう何も考えられない….)
千歌(スクールアイドルになって輝いて…廃校を救うため…)
千歌「何かもう….スクールアイドルじゃなくても廃校を救う方法はあるんじゃないかな?」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「いや、何かもっとスクールアイドルじゃなくても学校を知ってもらう方法はたくさんある訳だし…」
梨子「……」
千歌「ご、ごめんね、こんな弱気なこと言っちゃって….」
梨子「……」パチン
千歌「えっ?今ので何が…」
バタン
鞠莉「お金の力で廃校を防いできたわ!!」
千歌「Aqoursの意味が無くなったあああああ!!」
千歌「確かにそうだけど廃校阻止もAqoursの大きな目標でしょ!?」
鞠莉「これでみんなもVery Happyね!!」
千歌「一体どうやって…」
鞠莉「それはvery easyでーす!浦の星の近隣の学校に多額のmoneyを使ってワイロを送ったり脅迫したりして定員数を減らせば結果的に浦の星に…」
千歌「やり方がヤクザだ!!?」
千歌「わ、私たちの頑張りは…」ガクリ
梨子「ほら、早く歌詞を完成させるわよ」グッ
千歌「……だ」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「…..もう嫌だ」
千歌「歌詞を書かなきゃ何もさせてもらえないなんて!!」グスッ
千歌「やりたいこと!したいこと!みんなが代わりにやって!!私はもう嫌だよ!!」
梨子「…..」
梨子「……」パチン
梨子「千歌ちゃん辛かったよね…」
千歌「もう代わりにやってもらうことなんて….」
梨子「だからね….」ピラ
千歌「それ、さっきから梨子ちゃんが書いてたやつ….」
梨子「代わりに歌詞を書いておいたわ!!」
千歌「」
梨子「代わりにやっておいたから次の歌詞を…..千歌ちゃん?」
千歌「うわ”ああああああああああん!!!」
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花丸「千歌ちゃん何でAqours辞めちゃったんだろ….」
善子「さあ?何か『私の存在意義が無くなった』って言ってたわよ?」
ルビィ「お姉ちゃんのプリン、美味しいなぁ~♪」パクパク
ssスレでよくある
作者「風呂入ってくる」→「俺が代わりに入っておくから書けよ」の流れを書いてみました
ありがとうございました
冗談ですごめんなさい乙
でも本当に誰かが作詞やり出したら「いらない子なんだ……」って落ち込んでそう
面白かった乙
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