【ラブライブ!】穂乃果「海未ちゃんのプロフィール変更の議事録…でいいよね?」
- 2020.05.02
- SS

にこ「知らないわよ…って穂乃果!この会話まで入ってるじゃないの!取り直しよ取り直し!」
海未「何やってるんですかあなた達は…」
穂乃果「…録音します…と」
にこ「なんかそれっぽい感じがいいわね」
海未「いや、何の説明もなく始められても困るのですが…」オロオロ…
穂乃果「そういや説明まだだっけ?にこちゃんおねがーい」グデー
にこ「あんたがやろうって言ったくせに…まぁいいわ。まずは海未、これを見てちょうだい」スッ
海未「タブレット…にこの物ですか?」
にこ「真姫ちゃんに使わないお古でいいから売ってちょうだい聞いたら、最新式のが余ってるからって貰ったのよ。金持ちはいいものたくさん持ってて羨ましいわねー」
穂乃果「(真姫ちゃんがわざわざ新しいの買いに行ってそのままにこちゃんに渡したのは私しかしらない秘密だよ)」
海未「そうでしたか…ってそれより画面に映ってるのは…これ、私の自己紹介のページですか?」
海未「どうって…まぁ今見ると自分でも変な事書いたと思いますね」
穂乃果「そうだね。好きなものが『穂乃果の家のまんじゅう』なんて…まるで私の事好きって遠回しに言ってるみたいだもん」
海未「///」カァァァ
にこ「…」ジトー
穂乃果「え?何で2人とも私の顔見たまま無言なの?変な事言った?」オロオロ…
にこ「わからないならそれでいいわよ…それより海未。穂乃果の言う通りこのプロフィールってしばらく更新してないの。だからここにいる3人で海未のプロフィールを最新のものにしようってわけなのよ」
海未「最新のものに…私は別に構わないのですが…なぜにこと穂乃果なのです?」
穂乃果「昨日なんとなくホームページ見てたら気になっちゃって…にこちゃんに話して手伝ってもらう事になったの」
穂乃果「こういうアイドルの素顔が垣間見れる物は引退した後とかにプレミア付くとかにこちゃんが言ってたの。あとICレコーダーなんてかっこいいよねぇ///」
にこ「私達の声が何百万で売れるのよ…うへへ…」ニヤッ
海未「がめついというか何というか…まぁいいです。何から変えていきますか?」
にこ「そうね…今の海未のプロフィールが…穂乃果、ホワイトボードに書き写してちょうだい」
穂乃果「はーい」カキカキカキ…
海未「こう書き写されると…なんだか恥ずかしいですね///」
穂乃果「…よしっと、にこちゃん終わったよ」
にこ「ありがと。えーっと…」
【園田海未のプロフィール】
年齢:16歳(高校2年生)
誕生日:3月15日(魚座)
血液型:A型
身長;159cm
3サイズ:B76W58H80cm
好きな食べ物:穂乃果の家のまんじゅう
嫌いな食べ物:炭酸飲料
趣味:読書、書道
特技:日舞、弓道
チャームポイント:小さい頃からずっと長い黒髪
子どもの頃の夢:武道家か日舞の師匠
得意料理:餃子とチャーハン
にこ「ふむ…まぁまぁね」
穂乃果「とくに変更点とかもなさそうだけど…」
にこ「何言ってんのよ。たくさんあるじゃないの」
穂乃果「え?そうなの?」
にこ「そうよ。年齢とか身長とか3サイズは別に変えなくてもいいとして…『好きな食べ物』から変えていきましょ」
穂乃果「じゃ早速本題だけど海未ちゃん!好きなものは!?」
海未「ん…急に言われても困りますね」
にこ「海未って和食とか好きそうだけどどうなの?」
海未「満遍なく食べてますよ。中華も洋風も…あ、甘い物はもっぱらほむらのおまんじゅうですが」
にこ「えー?日舞の家元なんだから洋風なんてクソ!中華なんて口に合わないアルネー!みたいな感じじゃないの?」
海未「昼ドラか何かの見過ぎですよ…」
穂乃果「まぁ海未ちゃんの家って古風ってイメージはないよね。お母さんがいつも和服着てるくらいで」
海未「わりとオープンですからね。最近お母様が◯mazonを週3で注文してるくらいですし」
にこ「週3!?かなりのヘビーユーザーじゃないの!何頼んでるの?」
海未「日用品や雑貨…吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機なんかも買ってますよ」
穂乃果「けど海未ちゃんの好きな食べ物が特にないならこれでいいんじゃない?『穂乃果の家のまんじゅう』なら私とも仲が良いってファンの人達にアピール出来るし」
にこ「…悪くはないわね。このままでいきましょうか」
海未「変えないんですね…わかりました」
穂乃果「じゃあ次!『嫌いな食べ物』だね」
海未「これも変える必要ないのでは?はっきりと炭酸飲料だと明記してますし、飲むとどうなるかも穂乃果は知っていますよ」
穂乃果「大変な事になるしね…」アセアセッ
にこ「大変な事?私、どうなるかって聞いた事ないのよ。暴れるとかするの?」
海未「いえ。しばらく話せなくなるんです」
にこ「…は?」
海未「炭酸の、舌と喉に走るビリビリとした痛みとがとても不快で…そのせいで舌が痺れた感覚に陥り動かすと痛いんです」
にこ「だから話せなくなると…それ病院行った方がいいんじゃない?」
海未「少し経てば治るのでそこまででもないですよ。というかなぜあの様な痛みを伴う飲み物を2人は飲めるのですか?」
にこ「聞くところによるとビールはあの痛みを強くして苦味を足したものらしいわよ?それを大人達は飲むわけだし…慣れよ慣れ」
海未「そんなの慣れたくありませんよ…」ショボン
穂乃果「まぁ嫌いなものは無理に治してもね。じゃあ『嫌いな食べ物』もこのままでー」
にこ「…マズイわね。今の所何1つとしてプロフィール変わってないわ」
海未「今更なのですが別に変えなくとも、」
穂乃果「まだ2つ目だし大丈夫大丈夫。次いこう!」
海未「…はぁ」
穂乃果「『趣味』は読書と書道…これは変える必要あると思うよ」
海未「そうですか?どちらも好きですよ?」
にこ「好きくらいで趣味なんて言わないわよ。それに海未にはもっと他に書かなければならない趣味があるじゃない」
海未「え?」
にこ「登山よ」
穂乃果「うんうん」
海未「そうですか?あれなんてかじった程度ですよ。趣味なんて大袈裟なものではありませんし、俗に言う、にわかというやつです」ニコニコ
穂乃果「世間じゃ登山用のリュック背負ってピッケル持って山頂アタックなんて言う人をにわかなんて呼ばないよ!?ガチ勢だよ!?」
海未「あれくらい普通ですよ」
にこ「ダメよ穂乃果。山の事になるとこいつに常識は通用しないわ」
穂乃果「やったよにこちゃん!プロフィール変更され、」
海未「趣味になったという事は今まで通りの活動ではダメですね…せめて週1で登らなければ…そうだ!登山をμ’sの練習の一環に、」
にこ「はい却下ー。『趣味』の欄も変更なしねー」
穂乃果「そうだねー。登山にわかの海未ちゃんが趣味なんて名乗ったら全世界の登山家に笑われちゃうよ」
海未「え?そ、そうですか…わかりました!趣味に出来るようこれからも精進します!」ニコニコ
にこ「話し合い終わったら海未のプロフィール編集にパスワードかけなきゃ…」ボソボソッ
穂乃果「登山を趣味にさせたら私達、山に殺されちゃうもんね…」
海未「ではそのまま読書と書道でいいのですか?」
にこ「読書…海未ってどんな本読んでるの?」
にこ「もしかして古典とか?それとも海外文学?…いや、あんな歌詞書けるんだし純文学とか詩集とか?」
海未「たまに詩集と純文学も読みますが…ほとんどは…」ウツムキ
穂乃果「に、にこちゃん。海未ちゃんは…その…」オロオロ…
にこ「恥ずかしがってないで教えなさいよ。海未がどんなジャンル読んでたってあんな素晴らしい歌詞に繋がってるんだから…胸張りなさい!」
海未「…です」ボソボソッ
にこ「え?」
海未「…ライトノベルです///」カァァァ
にこ「…ん?ごめん、よく聞こえなかったんだけど…」アセアセッ
海未「ら、ライトノベルですっ!途中途中に挿絵があり読みやすい娯楽小説です…///」モジモジ
にこ「…どうりであんな甘々な歌詞かと思ったら次はシリアスな歌詞書いてきたりで幅がかなり広いわけね」
穂乃果「まぁ…ちゃんと本読んでるんだし趣味でいいよね。書道の方も弓道道に書いたやつ飾ったりするくらいだし」
にこ「え!?あれ書いたの海未なの!?」
海未「はい。上手くいったものは飾らせてもらっているのです」ニコニコ
穂乃果「んー…こりゃあもう『趣味』の所も変更なしだよね」
海未「そうですね…それにしても最初は嫌々でしたがこうやって自分の事を振り返るというのは楽しくなってきますね。ささ、次いきましょう!」
にこ「そ、そうね…次は『特技』の欄ね」
にこ「前から気になってたんだけど…海未の日舞の腕前ってどうなの?」
海未「私なんて全然ですよ。毎日お母様に稽古をつけてもらっていますが…」ショボン
穂乃果「昔は海未ちゃん、よく私のお家に家出しに来てたね」
にこ「い、家出?海未が?」アセアセッ
海未「昔の話ですよ。練習が厳しくてベソをかいて何もかもが嫌になって穂乃果の家に逃げ込む。月一でやってました」アセアセッ
にこ「そう…大変だったのね」
海未「まだ子供でしたから。ですが今は違いますよ?ちゃんと稽古を受けて自分を磨いています」ニコニコ
穂乃果「よく頑張ってるよね。そういえばある日からピタリと家出しに来なくなったね。何か理由とかあるの?」
海未「…意味を見出したのです」
にこ「意味?」
海未「はい。私はずっと日舞を受け継ぐ者…自分の為に舞ってきました。しかし自分の為に踊るなど賞賛や名誉がない幼い私には長続きませんでした。しかしある日…あなたに救われたのですよ穂乃果」チラッ
穂乃果「え?私?」
海未「はい。いつものように穂乃果の家に行った時、穂乃果はお手伝いするのはもう嫌だと泣いていたのです…」
うみ「…もぅ…いやです…」トボトボトボ…
うみ「(またほのかの家ににげてきてしまいました…今日のおけいこはすごく上手にできたと思ったのに…おかあさまは全然ダメだと…)」
うみ「しつれいしま、」ガラガラッ
ほのママ「こら穂乃果!お手伝いもしないでどこに…ってあら、海未ちゃん?」アセアセッ
うみ「っ…」ウルウル…
ほのママ「ご、ごめんなさいね!穂乃果がお手伝いしないで逃げちゃったもんだからつい帰ってきてかと…」ナデナデ
うみ「だ、だいじょうぶれす…」ウルウル…
ほのママ「穂乃果ならそのうち帰ってくると思うから部屋で待っておく?」
うみ「は、はい。いつもすいません…」ペコッ
ほのママ「気にしないで。海未ちゃんのお母さんもウチに家出するなら安心出来るって言ってたから。あとでお茶持っていくからね」
うみ「で、ではしつれいします…」テクテクテク…
うみ「(ほのかもたいへんですね…毎日おてつだいをさせられて…)」ガチャ…
ほのか「っ!?…ってなんだうみちゃんか…」ハァ
ほのか「うみちゃん大声だしちゃ見つかるよ…!」ガシッ
うみ「…っぷはぁっ…ほのかのおかあさまからにげたと聞きましたが…」
ほのか「すきを見てへやに戻ってきたの。どう?にんじゃみたいでしょー?」ニコニコ
うみ「まったく…ほら、私もいっしょにあやまりますから行きましょう」グイッ
ほのか「や、やだ!私もう…おてつだいしないの!」
うみ「な、なぜですか?」
ほのか「…おもしろくないんだもん。それに誰もほめてくれないし…おかあさんも当たり前だって言うし…」ショボン
うみ「(ほのかも私とおなじでしたか…ですが…)」
うみ「…私はおまんじゅうを買うとき、ほのかから買うととてもおいしくかんじます」
ほのか「え?」
うみ「だからやめないで下さい。私はほのかがいるだけで嬉しいですし、私でよければ毎日ほめてあげます。だから…私のためにもがんばってほしいのです」ニコッ
ほのか「うみちゃん…」
ほのママ「声が聞こえると思ったらやっぱり…ほのかー?」ゴゴゴゴゴゴ…!
ほのか「ひぅっ…ご、ごめんなさい…」
ほのママ「まったく…今日は海未ちゃんが来てるから特別よ?ことりちゃんも誘って遊んでらっしゃい」
ほのか「いいの!?やったー!うみちゃん行こうっ!」グイッタッタッタッタ…
うみ「ひ、引っ張らないでくださいっ!」ズルズルズル…
うみ「(…私のためにがんばってください…ですか。ふふっ…私も誰かの為になら日舞を続けられるかもしれませんね…)」チラッ
ほのか「れっつごー!」タッタッタッタ…
うみ「(…あなたの為なら)」ニコニコ
ー回想終ー
穂乃果「そうだったんだ…じゃあ今の海未ちゃんがあるのは私のおかげだね!」エッヘン
にこ「ふーん..して、海未は誰の為に踊る事にしたの?」
海未「えっ?いや、まぁ…それは…///」モジモジ
穂乃果「…あっ///もしかして…///」モジモジ
海未「…はい///ほの、」
穂乃果「ことりちゃんでしょ!?いつも海未ちゃんの踊り褒めてたからねー」ニコニコ
海未「…そうですね」ドヨーン
にこ「チキンめ」ボソボソッ
海未「うっ…つ、次です!」アセアセッ
にこ「長い髪…これほとんど皆じゃないの?」
穂乃果「にこちゃんも希ちゃんも絵里ちゃんもことりちゃんも髪長いよねー」
海未「で、ですが長髪という髪型をしているのは私だけですよ?希はおさげ、絵里はポニーテール、にこはツインテールですし。ことりは…何ですかねあれは」
穂乃果「でもこれ黒髪って…海未ちゃんの髪って若干青が入ってるよね…まさか海未ちゃん染めたの!?」
海未「…」トオイメ
穂乃果「え?なんで遠い目するの?」アセアセッ
にこ「…穂乃果?髪の色については何も言ってはいけないのよ…タブーよタブー…世の中には赤色とか紫とか茶色っぽいオレンジの髪色の人もいるのよ」トオイメ
穂乃果「茶色っぽいオレンジ!?何があったらそんな髪色に…どうかしてるよね」
にこ「…」ジーッ
海未「…」ジーッ
穂乃果「どうしたの2人とも?」
にこ「いや、これ以上言及するのもタブーだからやめとくわ。海未って長髪以外の髪型に興味はないの?」
穂乃果「海未ちゃん美人さんだからどんな髪型でも似合うんだよー」
海未「あ、ありがとうございます///」
にこ「…認められないわ」
海未「え?」
にこ「前にとあるPVで海未と希がツインテールにしたのを見て以来…ずっと戦いを挑もうと思っていたの!私のツインテールか、海未のツインテールかを!」
海未「いやあれは演出なので…」
にこ「そんな事どうでもいいわ!ほらツインテールにしなさい!穂乃果!どっちが可愛いかあんたが決め、」
穂乃果「海未ちゃんの方が可愛いよ?」
海未「やりました!」エッヘン
にこ「いやいやいや!おかしいわよ!八百長よこんなの!」プンスカ
穂乃果「可愛いのは海未ちゃんだけど似合ってるのはにこちゃんだよね。それに海未ちゃんは髪を下ろした方が可愛いから…ある意味にこちゃんの勝ちなのかな?」
海未「まぁツインテールもいえばにこですし。安定の可愛さという事ですね」
にこ「くっ…!なんなのこの、勝負に負けて試合に勝って器でまた負けた気分は!なんか海未が髪型変えると可愛さで負けそうだからこのまま変更なしよ!」
穂乃果「それがいいねー」
海未「…2人とも実はプロフィール変える気ないんじゃ…」
にこ「日舞の師匠はまだわかるけど…武闘家て…」ジトー
穂乃果「海未ちゃん昔からそういうの好きだったもんねー」
にこ「そういうの?」
穂乃果「うん。特撮とか男の子が見るもの好きだったんだよ。それに影響されてチャンバラとかよく付き合わされたりしたね」
海未「か、かっこいいじゃないですか!正義のヒーロー…憧れなんです!」
にこ「今も憧れなわけよね?」
海未「まぁ…///」モジモジ
にこ「ふーん…まぁいいんじゃない?」
穂乃果「え?いいの?にこちゃんならアイドルなんだから子どもの頃からの夢はアイドルって書きなさいよ!、って言うかと思ったけど」
にこ「アイドルなんて一過性のものなの。だから今のうちからいろんな夢を自分から提示するのはいい事よ?今の時代じゃアイドル一筋で生きてくなんて無理なんだからいろんな事に挑戦してみなさい」
海未「( ゚д゚)」
穂乃果「( ゚д゚)」
海未「いや…結構現実的に考えていると思いまして…」
穂乃果「にこちゃんの事だから死ぬまでアイドルよー!、なんて言うかと思ってた…」
にこ「んなわけないじゃないの。あんた達もよく考えときなさい。アイドルやめたらどうするかをね」
穂乃果「…にこちゃんはやめた後はどうするの?」
にこ「そりゃ決まってるわ。またアイドルになるの。矢澤にこの人生の第2ステージは大人なアイドルよ!」
穂乃果「…やっぱりにこちゃんはすごいね!アイドルの為に生まれたんだね!」
海未「…いや、結局アイドルの事しか考えてませんよね」ジトー
にこ「ちょ!?人がせっかくいい話して先輩面してるのに水ささないでよ!」
穂乃果「そうだそうだ!特に他にやりたい事もないからアイドルに逃げたなんて言っちゃダメだよ!」
にこ「あんたこそそんな事言うんじゃないわよ!」クワッ
海未「…して、『子どもの頃の夢』は変更なしでいいんですか?」
にこ「いいんじゃない別に?」
穂乃果「海未ちゃんが武闘家なんてすごく似合ってるし」
海未「また変更なしですか…もう慣れましたけどね」
にこ「でもこのまま変更なしはマズいわよ。穂乃果?次で最後なんだから絶対変えるわよ」
穂乃果「うん!じゃあ最後…『得意料理』だよ!」
にこ「餃子とチャーハンが得意…つまんなっ」
海未「得意料理につまんないとは何事ですか」ジトー
穂乃果「なんかパンチがないよね。もっとこう…すごいの作ろうよ」
海未「私の勝手でしょう…例えばどんなものを作ればいいのですか?」
穂乃果「…アクアパッツァとか」
にこ「海未だけに?」
海未「…あはは」
穂乃果「…うふふ」
にこ「もう少し上手に愛想笑いしなさいよ!」プンスカ
海未「ですがアクアパッツァというのはどのような料理なのでしょうか…」
穂乃果「私も聞いた事はあるけど食べた事ないなぁ。にこちゃん知ってる?」
にこ「まぁ簡単に言ったらトマトと水で作る魚のスープね。真姫ちゃんがトマト好きだから泊まりに来てくれた時作ってあげるのよ」
海未「へぇ…やはり料理となるとにこは得意ですね」
穂乃果「いいなぁ。私もにこちゃんの料理食べたーい」
海未「ほ、穂乃果?よかったら私が作ってあげますが…///」
にこ「(お、海未が積極的に攻めるわね。いいわよーいいわよー)」ニコニコ
穂乃果「いらなーい」
海未「えぇ…」
穂乃果「だって海未ちゃんなにかとピーマン入れたがるし…」
海未「それは穂乃果の好き嫌いを治す為にです!」
穂乃果「海未ちゃん…餃子とチャーハンしか作れないじゃん」
海未「…」アセアセッ
にこ「そ、そうなの?」
海未「そ、そんな事ありませんよ!いろいろ作れます!」
海未「先週は…そうです!麻婆豆腐を頑張って作りました!」
穂乃果「豆腐入ってなかったよ!先々週は!?」
海未「ビーフシチュー作りました!あれは美味しいと言って食べてたじゃないですか!」
穂乃果「海未ちゃん?ビーフシチュー作ろうとしてカレールー入れたらカレーになるんだよ?」
にこ「じゃあカレーじゃないの」
海未「ビーフシチューです!」
穂乃果「ほらぁ…海未ちゃんまともに作れるのって餃子とチャーハンだけじゃん」ジトー
海未「で、でも得意料理なんです!」
にこ「これしか作れないってならしょうがないわね…『得意料理』も変更なしっと」
穂乃果「じゃあこれで最後だね。もう一回振り返ってみようか。海未ちゃんのプロフィールは…」チラッ
にこ「何にも変わってないわよ」
穂乃果「た、大変だよ!何も変わってないよ!?」オロオロ…
にこ「どうすんの海未」
海未「散々人のプロフィールにいちゃもん付けたくせに…」ジトー
にこ「んー…凛とか真姫ちゃんなんて良さそうね」
穂乃果「いいね。早速来週やっちゃおうか。けど海未ちゃんのプロフィール何か1つでもいいから変えたかったなぁ」
海未「…」
にこ「海未?」
海未「…終わったようなので私は帰りますよ。せっかくの練習休みなのですから休ませて下さい」
穂乃果「そっか…せっかくことりちゃんも誘って遊びに行こうと思ってたのに。残念だなぁ」
海未「あ、元気になりました。行きましょうか」
にこ「便利な体してるわねー」ジトー
海未「と、帰る前に他の皆のプロフィール見てもいいですか?参考にしたいので…」
にこ「いいわよ。はいタブレット」スッ
海未「ありがとうございます」ポチポチ…
海未「そうですねー…」ポチポチ…
穂乃果「そうだ、にこちゃんも一緒に遊びに行く?」
にこ「チビ達の世話があるの。また今度ね」
穂乃果「そっかぁ…じゃあにこちゃんのお家に行こうか」
にこ「話勝手に進めるんじゃないわよ…ま、まぁ…チビ達も喜ぶと思うからいいけど…///」モジモジ
穂乃果「あー…にこちゃん照れてるー」ニヤニヤ
にこ「はぁ!?て、照れてないわよ!」クワッ
穂乃果「にこちゃんが怒ったー!」タッタッタッタ…
にこ「待ちなさい穂乃果ー!」ダダダダダダダ…!
海未「…ふぅ。にこ、タブレットありが…あれ?まさか先に帰ったのですか?しかもICレコーダーの電源も切らないで…まったく」ポチッ
海未「(戸締りして追いかけなくては…ふふっ)」スタスタスタ…ガチャン
年齢:16歳(高校2年生)
誕生日:3月15日(魚座)
血液型:A型
身長;159cm
3サイズ:B76W58H80cm
好きな食べ物:穂乃果の家のまんじゅう
嫌いな食べ物:炭酸飲料
趣味:読書、書道
特技:日舞、弓道
チャームポイント:小さい頃からずっと長い黒髪
子どもの頃の夢:武道家か日舞の師匠
得意料理:餃子とチャーハン
気になる人:H.K
完
独特の雰囲気がいいね
真姫ちゃんと凛ちゃんの話も読みたいぞ!
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