【ラブライブ!】穂乃果「花陽ちゃんのプロフィール変更の議事録」
- 2020.05.02
- SS

花陽「穂乃果ちゃんすごいっ…!」キラキラッ
にこ「Printempsっていつもこんな雰囲気なの…?」
穂乃果「花陽ちゃーん」ムギュー
花陽「ほ、穂乃果ちゃんどうしたの?」アセアセッ
穂乃果「花陽ちゃん柔か~い///お餅みたーい」スリスリ
花陽「もぅ///穂乃果ちゃんくっ付き過ぎだよ///」モジモジ
にこ「…」
穂乃果「マシュマロみたい…///いい匂いもする…うにゅ…すぅ……zZZ」
花陽「穂乃果ちゃん寝ちゃった…ふふっ、いい子いい子」ナデナデ
にこ「…ねぇ、何してんのよ」ムスー
花陽「わひゃぁっ!?に、にこちゃんいたの!?」アセアセッ
にこ「ずっと最初からいたわよ!ほら穂乃果起きなさい!」ユサユサッ
穂乃果「うむぅ…あ、にこちゃん来てたの?」
にこ「さっきあんたと一緒に花陽待ってたじゃないの!」
穂乃果「えぇ…?なんでぇ?」
にこ「花陽のプロフィール変更についてでしょうが」
穂乃果「…今日はいいー」
にこ「よくないわよ…」
穂乃果「花陽ちゃんがそこまで言うなら…」
花陽「ありがとう」ニコッ
にこ「Printempsの話し合いとかいつもこんな感じになるの?」
花陽「最初は真面目なんだけどことりちゃんがお菓子出したり穂乃果ちゃんが抱き着いたり私もいろいろ食べ始めちゃって…最近は女子会状態だね」アセアセッ
にこ「…今度から海未も参加させるわよ」
穂乃果「よっし頑張ろっか!まずは今の花陽ちゃんのプロフィールをどうぞっ!」ユビサシッ
にこ「海未の名前出るだけでやる気出るのね」
【小泉花陽のプロフィール】
年齢:15歳(高校1年生)
誕生日:1月17日(山羊座)
血液型:B型
身長:156cm
3サイズ:B82W60H83cm
好きな食べ物:白いごはん
嫌いな食べ物:なし
趣味:絵を描くこと
特技:折り紙。8連の輪鶴が折れます。
チャームポイント:柔らかそうってよくほっぺをつつかれます・・・
子どもの頃の夢:絵本作家
得意料理:おでんとのり巻き
にこ「趣味は絵を描く事…え?見た事ないけど…」オロオロ…
花陽「私のプロフィールなんて皆に比べれば地味だから…」アセアセッ
穂乃果「地味なんかじゃないよ!それより花陽ちゃんのプロフィールもっと皆に知ってもらわなきゃ…!」
にこ「その前に私達でチェックしないとね。早速始めて行くわよ」
にこ「やっぱり白米なのね」
穂乃果「花陽ちゃんにぴったりだもんねー」
花陽「あ、ありがとう…///」
にこ「でもどうして好きな物が白米なのよ」
花陽「うーん…逆に疑問に思ってるんだけど…どうして毎日ご飯食べるのに1番好きにならないのかなぁって」
穂乃果「言われてみれば…3食ご飯出されても何とも思わないもんね」
にこ「味がないからじゃないの?」
花陽「ちゃ、ちゃんとあるよ!噛めば噛むほど甘みが出るし柔らかいし!」アセアセッ
にこ「ふーん…まぁ好きならいいけどね」
穂乃果「花陽ちゃん、カレーとか丼ものも好きなの?」
花陽「一応好きだけど…やっぱりご飯とカレーは別に食べたいかなぁ…」
にこ「別?」
花陽「うん。カレーとご飯を別々のお皿に入れたり、丼ものも別々に食べる方が100倍美味しいよ!」ニコニコ
穂乃果「え、えぇ…」オロオロ…
にこ「言ってる意味全然わかんないわよ…」
穂乃果「あるねぇ。私は別々に食べた方が美味しいと…はっ!?」
花陽「そう…!そういう事だよ穂乃果ちゃん!」キラキラッ
にこ「いや絶対違うわよそれ」
花陽「きっとにこちゃんにもわかる日がくるよ」トオイメ
にこ「こればいいけどね。そうそう、雑穀米とか栗ご飯とか、ご飯に何かが入ってるのもダメなの?」
花陽「んー…ギリギリセーフ…?」
穂乃果「ギリギリなんだね」アセアセッ
花陽「白米が好きだけど、栗ご飯とかだとご飯に栗の味が染みちゃうし…けど美味しいからいいかな」ニコッ
にこ「守備範囲広いのねぇ」
花陽「お餅も好きだからお米ならほとんど大丈夫ですっ」
穂乃果「えー?お餅はさすがにアウトじゃないの?」
花陽「…美味しいからセーフ」ボソボソッ
にこ「もう好きな食べ物、美味しいものに変更した方がいいんじゃない?」ジトー
花陽「は、白米が好き!真っ白いお米が好きです!」アセアセッ
にこ「花陽から白米とったらさすがにねぇ…」
花陽「何にも残らないよね…」ショボン
にこ「そ、そういう意味じゃないのよ!?可愛い花陽の特徴が少しだけ減るって話よ!?」アセアセッ
花陽「そうかなぁ…」
穂乃果「ところで花陽ちゃんって2番目に好きな食べ物ってある?」
にこ「あ、それ気になるわね」
花陽「2番目かぁ…やっぱりご飯のお供のどれかかも」
穂乃果「梅干しとか納豆とかシャケとか?」
花陽「うん。明太子やおかかもいいよねー」ニコニコ
にこ「卵かけご飯もいいわよね」
花陽「んー…けどやっぱりご飯のお供といえばおにぎりだよね」
穂乃果「えっ」
にこ「えっ」
花陽「えっ」
穂乃果「花陽ちゃんって…白米食べながらおにぎり食べるの?」
花陽「うん」
にこ「…花陽がいつも海未に体重の事で怒られている理由がわかった気がするわ」ジトー
花陽「え?ええ?何かおかしい事言ったかなぁ…」オロオロ…
穂乃果「2人ともー?そろそろ次やるよー?」
穂乃果「おぉ、嫌いな食べ物なしってすごいね」
花陽「作ってくれた人に感謝しながら食べるんだもん。嫌いな食べ物なんてある方がおかしいよっ」プンスカ
穂乃果「なんか…ごめんなさい」アセアセッ
花陽「ほ、穂乃果ちゃんに言ったわけじゃないから…でも嫌いな食べ物は克服しないとダメだよ?」
穂乃果「はーい…」
にこ「…ダメね」
花陽「え?」
穂乃果「嫌いな食べ物がないんだよ?どうしてダメなの?」
にこ「…バラエティ的には0点よ!」クワッ
穂乃果「…バラエティ?」アセアセッ
花陽「…っ!た、たしかに…!私なんて事書いちゃったんだろ…」ウルウル…
にこ「間違いに気付き反省したのなら大丈夫よ…花陽はこれでまた本物のアイドルに一歩近付いたわ」ギュッ
花陽「にこちゃんありがとう…!」ギュッ
穂乃果「あ、あのー?置いてけぼりにしないでー?」
にこ「まだわかんないの?『なし』なのがダメなのよ」
穂乃果「いい事じゃないの?」
穂乃果「うん」
にこ「普通アイドルがバラエティ出たらプロフィール紹介からなのよ。好きな食べ物の話題で少し盛り上がる…その後は?」
穂乃果「嫌いな食べ物…あっ!なしって書いてあるから盛り上がんない!」
にこ「そう。なしと書いていてもどうにかボケたりギャグかませば大丈夫だけど…花陽には無理よ!ギャグ担当じゃないから!」クワッ
花陽「うっ…正論です…!」アセアセッ
穂乃果「えー?でも嫌いな食べ物ないんだししょうがないと思うけどなぁ」
にこ「なしでもどうにかこうにかひねり出すのよ!今まで生きてきて食べられなかったもの、美味しくなかったものとかないの?」
花陽「食べられなかったもの…」
穂乃果「っていうか花陽ちゃんって食べ物で美味しくないって思う事ってあるの?」
花陽「ないなぁ…どんな食べ物にも良さはあるし、作り方にも愛があると思うんだ」ニコニコ
穂乃果「なんかもう悟りの域だね」
にこ「それでもないってのはダメよ」
花陽「…あっ」アセアセッ
穂乃果「もしかして苦手な食べ物とか思い出したの?」
花陽「なんて言うか…あはは…」アセアセッ
花陽「その…傷付く人がいるかもしれないからプロフィールには載せないで欲しいんだけど…」モジモジ
にこ「傷付く人がいる…って事は誰かの料理なの?」
花陽「…」コクンッ
穂乃果「まぁ皆のプロフィールなんて1度も変えた事ないんだしいいんじゃない?花陽ちゃん、教えて?」
花陽「…り…」ボソボソッ
穂乃果「え?」
花陽「…凛ちゃんの料理」
ほのにこ「あぁ…」アセアセッ
花陽「前にご飯炊いてくれたんだけど…その…」
にこ「お米を洗剤で洗ったのよね」
花陽「し、知ってるの!?」
にこ「この前本人から聞いたわ…大変だったみたいね」
花陽「凛ちゃんは悪くないよ…私がちゃんと見ていれば…あんな悲惨なご飯は生まれなかったのに…」ウルウル…
穂乃果「悲しい事件だったね…」
にこ「花陽の苦手な料理がまさか凛の料理とは…」
花陽「…実はもう1つ…」ボソボソッ
穂乃果「まだあるんだ」
花陽「…前に食べた真姫ちゃんの料理も…」オロオロ…
にこ「最近はマシだけどね。花陽は一体どんな料理食べさせられたの?」
花陽「私の時はスパゲティ出してくれだだけど…」
にこ「いいじゃないの」
花陽「なぜか乾燥麺がそのまま出てきたの」
穂乃果「( ゚д゚)」
にこ「( ゚д゚)」
花陽「死ぬかと思ったよ…」アセアセッ
穂乃果「いや、え?そのまま?なんで…」
花陽「真姫ちゃんは乾燥麺がスパゲティのソースで柔らかくなるって思ってたみたいなの」
にこ「もう賢いのかバカなのかわからなくなってきたわね…」
花陽「け、けど凛ちゃんも真姫ちゃんも一生懸命作ってくれたんだよ!そこだけはわかって欲しいの!」アセアセッ
穂乃果「そりゃあそうだけど…花陽ちゃん!今度凛ちゃんに料理教えてあげたら?」
花陽「私が…う、うん。やってみる」ニコニコ
にこ「上手くなるといいわね。じゃあ約束通り嫌いな食べ物の所は変更なしで次いくわよー」
穂乃果「絵かぁ…」
にこ「いつもどういう絵描いてるのよ」
花陽「白米とかおにぎりとかおかゆとかのイラストだよ」
にこ「…お米に呪われてるの?」
花陽「呪われてないよ!?」アセアセッ
にこ「何がどうなったらお米関係の絵ばっか描くのよ…楽しい?」
花陽「うんっ!お米のツヤ、ご飯茶碗や海苔の質感、そしてほんのり漂うエロスをどうやって表現するのか悩んだりそれを描けた時幸せなの///」
にこ「エロス…?」オロオロ…
穂乃果「…病院に、」
にこ「穂乃果!これも1つの愛の形なのよ…」トオイメ
穂乃果「えぇ…?絶対真姫ちゃんに見てもらった方がいいと思うんだけどなぁ…」
花陽「真姫ちゃんにも1度もイラスト見てもらった事あるよ?」
穂乃果「なんて言ってた?」
花陽「えっと…『キュビズムね』って言ってたよ」
にこ「キュビ…多分褒めてるのね」
穂乃果「芸術は難しいね…」
にこ「カバンの中からスケッチブック…いつも持ち歩いてるの?」
花陽「ううん!なんだか今日使うような気がしてたの!」ニコニコ
穂乃果「ナイス偶然だね…何描くの?」
花陽「おにぎ、」
にこ「私達がお題出すからそれ描きなさい」
花陽「わかった…」ショボン
にこ「ほら穂乃果、何かお題出しなさいよ」
穂乃果「わ、私?それじゃ私とにこちゃんの似顔絵!」
花陽「うん。穂乃果ちゃんとにこちゃんとおにぎりの似顔絵だね。少し待ってて」カキカキカk
にこ「え?」
花陽「え?」
にこ「私と穂乃果の似顔絵を頼むわね」アセアセッ
花陽「うん。にこちゃんと穂乃果ちゃんとおにぎりの、」
にこ「いやおにぎりはいらないのよ」
花陽「…」ウルウル…
穂乃果「にこちゃん泣かしちゃダメだよ」ジトー
にこ「えぇ…おにぎりはいらないって簡単な注文してるんだけよ?」
花陽「私からおにぎり取っちゃうと…アイデンティティが…」ウルウル…
穂乃果「まぁまぁにこちゃん、おにぎりぐらい許してあげよ?」
にこ「じゃあ…お願いね」
花陽「5分くらいで描きあげるから…」カキカキカキ…
花陽「…出来たっ!」カキカキカキ…
穂乃果「見せて見せて…えっ」チラッ
にこ「何よ…ん?」ジーッ
花陽「ど、どうしたの?上手く描けたけど…」オロオロ…
巨大なおにぎりの絵「」
穂乃果「わ、私達は?」オロオロ…
花陽「私達?」
にこ「いや、私と穂乃果とおにぎりの似顔絵じゃ…」
花陽「…あっ」アセアセッ
にこ「完全に忘れてるじゃないの」
花陽「ご、ごめんなさい…途中から完全におにぎり描いてた…」ショボン
穂乃果「いやこれやっぱりびょうい、」
にこ「愛よ!少し歪んだ愛なのよ!」
穂乃果「愛でなんでもかんでも解決しちゃうのはどうなのかなぁ。けどこのおにぎりの絵、とっても美味しそう…」
にこ「なんかお腹減ってきたわね」
花陽「じゃあ…はいどうぞっ」スッ
穂乃果「おぉ!カバンからおにぎりが出てきた!?」
花陽「いつも持ち歩いてるの。にこちゃんも食べて食べて」スッ
にこ「あ、ありがと」パクッモグモグ…
穂乃果「美味しいねぇ…///」モグモグ…
花陽「えへへぇ///」モジモジ
穂乃果「…ふぅ、ご馳走様。ところで花陽ちゃんは他に趣味とかないの?」
花陽「他のは…うーん…どうだろぉ…」
にこ「アイドルのやつはどうなのよ」
花陽「アイドルのやつ?」キョトン
にこ「えぇ。アイドルのライブDVD鑑賞とかグッズ集めたりネットでアイドルの情報集めてるじゃないの」
花陽「言われてみれば…」
穂乃果「けどアイドル好きが高じてアイドルになるってすごいよね」
にこ「そんなに褒めないでよ///」ニヤニヤ
穂乃果「いや花陽ちゃんの話してるんだけど…」
花陽「に、にこちゃんもおんなじだから…」アセアセッ
穂乃果「2人ってさ、好きなアイドルのタイプも似てるの?」
にこ「大体一緒よね。だから話弾むしライブに行ったりするし」
花陽「うんうん。この前行ったイベントも楽しかったねー」
穂乃果「いいなぁ。今度私も行きたーい」
にこ「結構ハードだけどいいわけ?」
穂乃果「花陽ちゃんが大丈夫ならいけるよっ」エッヘン
にこ「あんたねぇ…ライブになった時の花陽ナメるんじゃないわよ」
穂乃果「え?」
穂乃果「ぜ、前日!?」
花陽「その後ライブ当日の物販に並ぶ為早起きして長蛇の列に…A-RISEのライブの時は6時間待って大変だったよね」
穂乃果「6時間!?」
にこ「でもいざライブ始まったら疲れも全部吹き飛んで最高に楽しいのよ。今度またライブあるし行きましょうか」
穂乃果「…あ、多分その日予定出来る予定だから…」オロオロ…
花陽「予定出来る予定…」ジトー
にこ「変な誤魔化し方して…まぁいいわ。花陽、趣味のところはどうする?変える?」
花陽「どうしよ…けど趣味にアイドルが好きって書くのってどうなのかな」
穂乃果「まぁ好きなものの部類だしね」
にこ「じゃこのままでいいわね。特技見ていきましょ」
にこ「折り紙得意なのね。知らなかったわ」
穂乃果「8連…ってどういう事?」
花陽「あ、また偶然折り紙持ってるから作ってみる?」
にこ「怪しいくらい準備万端ね…」
ー10分後ー
花陽「出来たよー」スッ
穂乃果「ぇぇえっ!?こ、これどうなってるの!?一枚の折り紙から折り鶴の輪っかが出来てる!」キラキラッ
にこ「切り込み入れるなんて折り鶴にしては珍しいと思ったけど…すごいわね」
花陽「他にも竜とかバラとか作れるけど…やっぱり1番得意なのはおにぎりなんだっ///」ニコニコ
穂乃果「おにぎりは置いておいて竜とかバラって…もうこれ職人レベルだよね」アセアセッ
にこ「まったく…花陽!こんなすごい趣味や特技があるのにどうしてもっと発信しなかったのよ!」プンスカ
花陽「い、いや、だって…私の事なんてあんまり興味ないだろうし…」オロオロ…
にこ「こんだけすごいもの作れれば興味あるわよ!」
穂乃果「そうだよ花陽ちゃん!せっかく普通同盟の一員だと思ってたのに!よくも裏切ってくれたね!」プンスカ
花陽「ふ、普通同盟!?」
にこ「あぁ…μ’sでは割と普通の人達ね。凛は運動神経だけなら抜群だし、真姫ちゃんは病院の後継者、ことりは衣装作れる女子力MAX、海未は家元の娘、絵里はクォーター…私も割と普通じゃないの?」
穂乃果「普段からにっこにっこにーとか言ってる人が普通だと思うの?」キョトン
にこ「正論だけどなんかムカつくわね」
花陽「ご、ごめんね穂乃果ちゃん…」オロオロ…
穂乃果「もう花陽ちゃんは普通同盟から除名処分だよ。これからは私と希ちゃんの2人でやっていくからね」プイッ
花陽「そんな…」ウルウル…
穂乃果「…花陽ちゃん」ボソッ
花陽「…」ウルウル…
穂乃果「…こちら側に戻ってきちゃダメだよ。立派なアイドルになってね…!」ウルウル…
花陽「っ…!ほの、か…ちゃん…!」ポロポロ…
にこ「変な茶番してないで戻ってきなさーい」ジトー
穂乃果「はーい」
花陽「え、嘘泣きだったの…?」
にこ「アイドルは目立たなきゃ売れないしね。もっと自分発信でやってかないと」
花陽「自分発信…」
にこ「じゃあ花陽!何か秘密暴露しなさい」
花陽「ピャ-!?」ビクンッ
穂乃果「いいねいいねぇ///花陽ちゃんの秘密聞きたーい」ニヤニヤ
花陽「そ、そんな…///秘密なんてないよっ///」アセアセッ
にこ「そんな事言ってないでほら早くー?」ニヤニヤ
花陽「え、えっと…その…うぅ…///」モジモジ
穂乃果「…」ニヤニヤ
にこ「…」ニヤニヤ
花陽「…り、凛ちゃんが大好きですっ///」カァァァ
穂乃果「…あぁ、うん」
にこ「そうね」
花陽「えっ、ええっ!?び、びっくりしないの…!?衝撃の発言だよ?」オロオロ…
にこ「凛以外皆知ってるわよ」
花陽「ぇぇえええええ!?だ、誰が言ってたの!?」
穂乃果「2人見てたら誰だって気付くよ?いつもラブラブじゃん」
花陽「け、結婚…///」
穂乃果「こんなんじゃ暴露した事にはならないよねぇ…花陽ちゃん他にないの?」
花陽「ほ、他は…自分の秘密じゃなくてもいいかなぁ…?」モジモジ
にこ「まぁ面白ければいいんじゃない?」
花陽「じゃあ…先週の日曜日、凛ちゃんと遊園地に行った時ににこちゃん見かけたの」
穂乃果「にこちゃんの話なんだね」
にこ「先週の…ま、まさか…!?」アセアセッ
花陽「入り口でにこちゃんが中学生料金で入ってたの」
穂乃果「…」ジトー
にこ「ち、違うのよ!あれは…そ、そう!窓口の人が間違えたからしぶしぶ中学生料金にしたのよ!」
穂乃果「いつもはちっこいって言うと怒るくせに…そういうのは活用してるんだね」
にこ「べ、別にいいじゃないの!私の勝手じゃないの!」アセアセッ
穂乃果「まぁいいけど…花陽ちゃんもう1つ教えて?」
花陽「もう1つ…あっ!一昨日の放課後に駅前のカフェでね?」
にこ「一昨日…駅前…ちょ、それはまず、」
花陽「にこちゃんと真姫ちゃんが食べさせあいっこしてたんだぁ///」
にこ「ぁぁあああああああっ///!」カァァァ
にこ「何で私の事お見通しなのよ///!」プンスカ
花陽「だって偶然見ちゃったし…」
にこ「じゃあ言っちゃダメなのよ!っていうかまさか他にも何か見たり聞いたりしてるわけ…?」オロオロ…
花陽「うん、にこちゃんだけじゃなくて皆のも知ってるよ。けど1番びっくりしたのはにこちゃんと真姫ちゃんが道のど真ん中で、」
にこ「わぁぁああああ///ダメダメダメ///それだけはダメ///!」カァァァ
穂乃果「自分で面白ければいいって言ったくせに…なんかにこちゃんが怒ってるからここら辺でやめとこうか」
花陽「ごめんねにこちゃん…」ペコッ
にこ「ほ、他の皆には内緒にしときなさいよ!」
穂乃果「にこまきが駅前のカフェで…と」ポチポチ…
にこ「くぉら穂乃果ぁ!誰に垂れ込んでるのよ!」
穂乃果「まぁまぁ気にしないで次行くよー」ササッ
穂乃果「柔らかいのはほっぺだけじゃないもんねー」ムギュー
花陽「穂乃果ちゃん痛いよぉ~」アセアセッ
にこ「やっぱり白米ばかり食べてるからモチモチなのかしら」
穂乃果「そうなのかもね。ほっぺもお腹も…」プニッ
花陽「はうんっ///よ、横腹はやめてよぉ…」
穂乃果「…」プニプニプニッ
にこ「ちょっと穂乃果何してんのよ」
穂乃果「…花陽ちゃん…少し太った?」
にこ「いきなり何言ってるのよ。あんなに海未にしごかれたのに未だに食べ過ぎて太るなんてバカみたいな事、」チラッ
花陽「…」アセアセアセアセアセアセアセアセッ
にこ「…まさか太ったの?」
花陽「ち、違うの!えっと…その…体が大きくなったの!」
穂乃果「言い方変えただけだよね」
花陽「ほ、本当だよ!?ご飯とおにぎりたくさん食べてたら大きくなったの!だから太ってないもんっ」ソワソワ
穂乃果「またまたぁ…ご飯食べたくらいじゃ大きくならないって。ご飯どれほど食べてもまったく胸に栄養いかない人もいるんだよ?誰とは言わないけど」チラッ
にこ「何で急に胸の話だすのよ」ジトー
穂乃果「花陽ちゃんの胸に目に付いたから」
にこ「…悔しいけどいい胸よね」グヌヌ…
穂乃果「いいなぁ…私もご飯たくさん食べたら大きくなるかな」
にこ「けど体重も比例するわよ?」
穂乃果「じゃあいいや。海未ちゃんに怒られる方が怖いし」
花陽「あはは…」アセアセッ
にこ「花陽ってよく見たら可愛いの集合体よね」
穂乃果「あ、たしかに。顔はもちろんだけど声も可愛いよねー」
にこ「巷じゃことりと並んで脳トロボイスなんて言われてるくらいだし」
穂乃果「脳トロ?」
にこ「脳みそがトロけるんですって」
穂乃果「あぁ…わかるようなわからないような」
にこ「あとは…メガネも可愛いと思ってたんだけどね」
穂乃果「花陽ちゃんの?にこちゃんってメガネ姿見た事あったっけ?」
にこ「花陽って家ではメガネでしょ?ちょくちょく泊まりに行くからね。あれはあれで可愛かったのになんでコンタクトにしたのよ」
花陽「だ、だって激しい動きでメガネブレちゃうし落ちて割れたら大変だし…」
にこ「そう…でもダンスの時以外は付けてたらギャップ萌えでファン増えそうだけどね」
穂乃果「あ、いいね。じゃあ次のライブからやってみようよ」
花陽「で、出来るかなぁ…」
にこ「大丈夫よ大丈夫。コンタクトの上から伊達メガネしときゃいいのよ」
穂乃果「あ…また話逸れてたね。チャームポイントも…このままでいいよねー」
にこ「あんたとうとう変更する気すらないじゃないの…」ジトー
穂乃果「じゃあ変える?」
花陽「凛ちゃんがよくプニプニだにゃーて言いながらほっぺ触ってくれるし…それに凛ちゃんがほっぺ好きだからこのままで!」
穂乃果「ほら、ね?」チラッ
にこ「いいならいいけど。ほら次よ」
にこ「絵本作家ね。あんだけ絵上手けりゃなれるわよ」
花陽「だといいけど…」
穂乃果「絵本作家になったらどういう絵本描くの?」
花陽「まずはおコメちゃんの物語を描こうと思ってるのっ!」キラキラッ
穂乃果「お、おコメちゃん?」
花陽「うん。おにぎりから一粒落ちちゃったお米粒に妖精さんが命を与えて、そのおコメちゃんがおにぎりを探す物語なの」
にこ「おぉ…構想も出来てるなんてすごいじゃないの」
花陽「うん。少しづつ勉強してるんだ」ニコニコ
穂乃果「すごいなぁ。子どもの頃の夢をそのまま叶えようとしてるなんて…私なんて毎年将来の夢変わってるのに…」ショボン
にこ「将来の夢なんてそんなものよ。花陽は真面目で頑張り屋さんだから出来るの」
穂乃果「だよねぇ…そうだ花陽ちゃん、アイドルにはなりたいって思わなかったの?」
花陽「子どもの頃はただ好きってだけだったから…今こうやってアイドルやってるなんて考えもしなかったなぁ」シンミリ
にこ「穂乃果それ以上はダメよ?世界軸が大変な事になるわ」
穂乃果「へ?世界軸?何の話?私はただ輝きたいって、」
にこ「はいそれ以上ダメー。花陽、他になんかなかったの?」
穂乃果「むぅ…」
花陽「他には…うーん…」
にこ「他の皆はいろいろあったわよ?お嫁さんやらサンタさんやら武闘家やら」
花陽「そうなんだ…ってお嫁さん?」
にこ「えぇ。真姫ちゃんはパパのお嫁さん、ことりと穂乃果は…」チラッ
穂乃果「こ、子どもの頃だからね?変な勘違いしちゃダメだよ?」アセアセッ
にこ「ことりは穂乃果の、穂乃果はことりのお嫁さんになりたかったらしいわ」
花陽「うわぁぁ…///や、やっぱりことほのなんだぁ…///」カァァァ
穂乃果「こ、ことほの!?だから違うんだってば!」アセアセッ
にこ「顔真っ赤になってるじゃないの。そろそろ認めたらどうなのよ」
穂乃果「違うもん…別にことりちゃんとは…」モジモジ
にこ「じゃあ海未と?」
穂乃果「海未ちゃんも違うのっ!そういうにこちゃんだって昨日凛ちゃんと2人でお買い物行ったんでしょ!?真姫ちゃんが寂しそうに言ってたよ?」
にこ「真姫ちゃんめ…はぁ…勝手に行ってこれば?なんて言ってたくせにやっぱり気にしてたのね」
花陽「凛ちゃんと2人っきりなんて珍しいね」
にこ「…花陽の為なのよ」
にこ「その様子だとまだ貰ってないのね。凛がお小遣いもらったから、いつもお世話になってる花陽に何かプレゼントしたいからって買い物に付き合ったのよ」
花陽「そうなんだ…どおりで今日ソワソワしてると思ったら」
穂乃果「凛ちゃん良い子だねぇ」ニコニコ
にこ「それとまぁ…真姫ちゃんのお土産買ったし」ソワソワ
花陽「そうなの?けど今日の真姫ちゃん少し元気なかったような…」
にこ「…まだ渡せてないのよ」
花陽「な、なんで?」
にこ「だって…いざペアのネックレスなんて買ってみたら恥ずかしくて///」カァァァ
穂乃果「えー?そんなのチャチャッと渡さないと。まったく、希ちゃん絵里ちゃんと同じ3年生だとは思えないね」プンスカ
にこ「何怒ってんのよ」オロオロ…
穂乃果「だってあの2人は所構わずイチャイチャしてるんだよ?にこちゃんも真姫ちゃんとイチャイチャしないと!」
にこ「な、何言ってんのよ!そんな恥ずかしい事、」
花陽「わっ、私もそう思う!」ドキドキ
にこ「花陽まで!?」
花陽「にこちゃんと真姫ちゃんは側から見ても相思相愛なのに好きって気持ちを伝えなさすぎだと思うの…だからちゃんと伝えないと!」
にこ「いや、そういうのは影でやってるし…」モジモジ
にこ「えぇ…」オロオロ…
穂乃果「そうと決まればこの後呼び出してネックレス渡さないとね。どうせ家まで連れ込むんでしょ?」
にこ「言い方悪いわよ!まぁ連れ込むけど…///」モジモジ
穂乃果「花陽ちゃんも、凛ちゃんから貰えるといいね」
花陽「うん!この後、お返しの物買いに行かなきゃ…」
にこ「なんかかなり違う話になったけど、子どもの頃の夢どうするの?」
花陽「1番の夢は絵本作家だし今も夢見てるから…このままでっ」ニコニコ
穂乃果「オッケー!じゃあいよいよ最後だね!」
穂乃果「…」
にこ「…」
花陽「ど、どうしたの?」
穂乃果「いや、のり巻きはわかるんだけど…」
にこ「おでん得意なんて聞いた事ないわよ」
花陽「私影薄いから…」ショボン
穂乃果「これはそういう問題なのかなぁ。おにぎりは得意じゃないの?」
花陽「得意だけどおにぎりは誰でも作れるから書かなかったの」
穂乃果「誰でも…あぁ…そうだね」ドヨーン
にこ「花陽、ここに出来ない人いるわよ」
花陽「えっ?あっ!ご、ごめんなさい!私、おにぎりなんて簡単なもの作れない人なんていないって思い込んでた…!」ペコッ
穂乃果「やめてよぉ…余計に心に刺さるよぉ…」
にこ「けど尚更どうしておでんなの?」
花陽「おでんってほら…皆で食べられるから好きなんだ」ニコニコ
にこ「皆で…」
にこ「まぁ人を笑顔にするってのは…似てるのかしら」
花陽「私もおでんをおかずに白いご飯食べると笑顔になれるよ。お父さんとお母さんとお兄ちゃんと皆で食べるとすごく美味しいの///」
穂乃果「おでんいいねぇ…ん?」
にこ「どうしたのよ」
穂乃果「さっきの花陽ちゃんの話なんか引っかかるというか…気のせいかな?」
にこ「気のせいよ気のせい」
穂乃果「気のせい…?まぁいいや」
にこ「花陽、のり巻きの具は何が好きなの?」
花陽「具?入れないよ?」
にこ「…まさかのりで巻くだけ?」アセアセッ
花陽「うん。細かくいうと白米を白米で包んでのりで巻くって事だよ?」
にこ「それおにぎりって言うのよ」
花陽「( ゚д゚)」
穂乃果「えー?そうしたらまた変更なしだよー?」ムスー
にこ「しょうがないじゃないの。今回は花陽のプロフィールを皆に知ってもらう為に話し合ってたのよ」
穂乃果「けどぉ…」
にこ「じゃあわかったわ。次の絵里のプロフィール変更の会議では絶対に何か1つ変更しましょ」
穂乃果「絵里ちゃんかぁ…まぁ頑張ってみるよ」
にこ「ポンコツなんだしどうにかなるわよ」
花陽「じゃあえっと…2人とも今日はありがとう」
にこ「花陽もわざわざ時間割いて付き合ってくれてありがとね」
花陽「ううん。どうせ夕方まで用事なかったから」
穂乃果「夕方まで?どこか行くの?」
花陽「うん!商店街の方に今日からオープンする焼肉屋さんがあるの。そこでお肉食べようって凛ちゃんから誘われたの」ニヤニヤ
にこ「凛から誘ったって事はプレゼント渡す気なのかしらね」
花陽「よかったら2人も来る?」
穂乃果「あ、いいね!皆で食べようよ!」
にこ「えー?私はいいわよ…」
穂乃果「そんな事言わずにさぁ。ついでに真姫ちゃん誘ってその場でネックレス渡したら?」
にこ「焼肉の後…2人きり…プレゼント渡す…良い雰囲気…しょ、しょうがないわねー///」ニヤニヤ
穂乃果「ありがとうにこちゃん!もうせっかくだし皆誘って行こうよ!私ことりちゃんと海未ちゃんに聞いてみるね!」
にこ「じゃあ真姫ちゃんに連絡してみるわ」
花陽「私は絵里ちゃんと希ちゃんに…」
花陽「ふぅ…疲れた…けど皆と焼肉楽しかったなぁ///」テクテクテク…ボスンッ
花陽「(凛ちゃんからプレゼント貰った後に穂乃果ちゃんとにこちゃんに励ましてもらったおかげで凛ちゃんにお返し渡せたし…)」
花陽「ふぁぁ…あぁ、お風呂入らなきゃ…でも…眠たいし…うぅん…」ウトウト
花陽「…あぁ、そうだ。2人ともプロフィール変更とか言ってたし…寝る前に自分で少し変えちゃおっと…えっと、凛ちゃんは…大好きな…親…友…」ポチポチ…
花陽「…」ポチ…ポチ…
花陽「(…あっ、少し寝ちゃってた…更新っと…)」ポチポチ…
花陽「お風呂入ってこよ…」ヨロヨロヨロ…
年齢:15歳(高校1年生)
誕生日:1月17日(山羊座)
血液型:B型
身長:156cm
3サイズ:B82W60H83cm
好きな食べ物:白いごはん
嫌いな食べ物:なし
趣味:絵を描くこと
特技:折り紙。8連の輪鶴が折れます。
チャームポイント:柔らかそうってよくほっぺをつつかれます・・・
子どもの頃の夢:絵本作家
得意料理:おでんとのり巻き
皆に知ってほしい事:凛ちゃんは大好き
完
あと一人で終わりなのかどうなのか
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