【ラブライブ！】梨子「部室に隠してた91冊の壁クイ本がダイヤさんに見つかった」

ダイヤ「いつの間にこの部屋は4次元になったんです？」

梨子「空きスペースを収納に使っただけですよ」

ダイヤ「最近の匠は床板を剥がしてまで収納スペースを作るんですね」

梨子「何ということでしょう。部室の床が楽園に」

ダイヤ「お黙りなさい」

ダイヤ「何故こんなことをしたのです」

梨子「家に置けなくなってしまって」

ダイヤ「だからといって学校に持ってきていい理由にはなりません」

梨子「あわよくばメンバーに布教出来ればなと」

ダイヤ「本音は後者ですね」

梨子「家に置けないのは本当ですよ」

ダイヤ「何冊持ってるんですか」

梨子「聞きたいか？99822冊だ……」

ダイヤ「……」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

梨子「すみません！耳たぶ引っ張らないで！」

ダイヤ「貴女が校則を破る人だとは思いませんでした」

梨子「ダイヤさんも新しい世界の扉を破ってみませんか？」

ダイヤ「わたくしは壁に魅力は感じません」

梨子「大丈夫です。すぐに子宮で感じるようになりますよ」

ダイヤ「口を慎みなさい」

ダイヤ「とにかくこれらの本は全て没収です」

梨子「没収された本はどうなるんですか？」

ダイヤ「生徒会で処分します」

梨子「なるほど。Aqoursの次は生徒会メンバーが壁クイの虜になるんですね」

ダイヤ「その甘ったれたポジティブシンキングで次の新曲も頑張って作曲してください」

梨子「任せてください。壁ドンの申し子千歌ちゃんと顎クイ神曜ちゃんとなら最高の曲になると思います」

ダイヤ「制作陣の要を2年生に固めたのが間違いだったか……」

梨子「大丈夫です。ダイヤさんも必ず虜になります」

ダイヤ「なりません」

梨子「なります。その口元のホクロに誓ってもいいです」

ダイヤ「勝手に人のホクロに不順極まりない誓いを立てないでください」

梨子「じゃあ乳首に」

ダイヤ「乳首もダメ」

梨子「私知ってるんですよ？ダイヤさんは口元だけでじゃなく右乳の下にもホクロがあるのを」

ダイヤ「だから何です。それで脅せると思ったのですか？」

梨子「あと右の太ももの付け根と左のお尻と……」

ダイヤ「え、何でそんなに知ってるの？怖いわよ」

梨子「ホクロの位置をバラされたくなかったら返してください」

ダイヤ「ホクロを脅しに使う人は初めて会いました。ダメです」

梨子「ああーーーー！あそこで抹茶プリンがブレイクダンス踊ってるーー！！」

ダイヤ「じゃあわたくしは生徒会室にもどりますから。今後二度と持ってこないように」

ガララ ピシャッ

梨子「……」

ー生徒会室ー

ダイヤ「全く、梨子さんは……」

ダイヤ「……」

『壁ドンっ！～金髪美少女が奏でる壁ドンはワルツの音色～』

『海の底に響く衝撃波』

ダイヤ「……」

ﾍﾟﾗｯ

ダイヤ「……おほっ」

梨子「……うふふ」

梨子「残り5人……」

梨子「うふふふふ♡」

終わり

色々察した上でのクールなやり取り好き

もう何人か攻略済みかよ！

残り5人とようちか編も書くんだよ

おまけ

曜「…？ここのタイル少し剥がれてる……」

曜「ん？本？」

『壁ドンで揺れるたわわな蜜柑』

『桜色の壁に誘われて』

曜「変わったタイトルだなぁ……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

曜「……」

曜「…！！」

曜「～～～！」

梨子「……ふふ」

千歌「およ？ホワイトボードの裏に何かある」

千歌「マンガ……かな？随分薄い……」

『顎クイ船長』

『ピアニストは壁でも奏でる』

千歌「聞いたことないタイトル……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

千歌「……」

千歌「…カッコイイ」ﾎﾞｿｯ

梨子「……っしゃ」ｶﾞｯﾂﾎﾟｰｽﾞ

なんか本のタイトルにセンス感じるわ

善子「…ん？何かカバンに見慣れない本が…」

花丸「マルのカバンにも」

ルビィ「ルビィにもあるよ」

善子「えーっと……」

『幼なじみの家の壁事情』

花丸「なになに……？」

『壁際ツインテールっ！』

ルビィ「何の本だろう……」

『レオパ〇ス堕天使』

よしまルビィ「「………」」

梨子「ちょっとマイナー過ぎたかな……」

果南「…あれ、ロッカーに何か本が」

鞠莉「私のところにもあるわ」

果南「これって同人誌ってやつ？」

鞠莉「もしかして梨子の仕業かしら？」

果南「へーホントに薄いんだねー……」

『和と洋の壁クイの違い』

果南「……」

鞠莉「果南？どうしたの……ん？」

『黒髪美人ダイバーの水中壁クイ講座～壁クイしやすいサンゴ礁の見つけ方～』

鞠莉「……」

梨子「……コンプリート」

おまけ終わり

91冊って多いな

『海の底に響く衝撃波』の強者感に草

衝撃波は草

ライブで壁ドンのパフォーマンスしちゃう展開はよ