【ラブライブ!】希「なーにこっちー」にこ「なによ」
- 2020.03.27
- SS

にこ「なによ」
希「うちなー最近また大きくなってきたんよー」
にこ「なにがよ」
希「胸」
にこ「しね」
希「でなー今度新しいブラ買うの付き合っ」
にこ「しね」
希「ひどいなーもうー」ワシワシ
にこ「うざい離れろどっか行け」
にこ「なによ」
希「帰りにパフェ食べてこ」
にこ「こないだも食べたじゃない」
希「おいしいものは何度食べてもおいしいんですぅー」
にこ「そんなんだから無駄にでかくなんのよ」
希「今日は何食べようかなーこないだはチョコだったから今日は」
にこ「聞けよ」
希「にこっちは何にするん?」
にこ「はぁ、こないだと同じイチゴパフェでいいわよ」
希「えぇ~おんなじじゃ面白くないやん、うちがおいしそうなの選んであげる」
にこ「…どうも」
にこ「なによ」
希「好きな人とかおるん?」
にこ「はぁ?…いるわけないでしょ、にこはスーパーアイドルなんだから恋愛禁止よ」
希「えー、アイドルでも誰かを好きになるくらいええんやない?」
にこ「ふん、にこはそんな半端な気持ちでアイドル目指してないのよ」
希「強情やなぁ」
にこ「…でも、うん、まぁ」
希「ん?」
にこ「気になる人、くらいなら、いないこともないわ」
希「へぇ~、ほぉ~、ふぅ~ん?」ニヤニヤ
にこ「あんたには死んでも教えてやんない」
希「えぇ~にこっちのいけずぅ~」
にこ「はいこの話おしまーい」
希「ブー」
にこ「質問・苦情等には一切お応えできませーん」
希「ひどいなぁもう」
にこ「…ひどいのはどっちよ」ボソッ
にこ「なによ」
希「はいこれあげる」
にこ「何よこれ…カステラ?」
希「こないだお母さんから送られてきたんよ、今は長崎にいるみたいやね」
にこ「わ、福砂屋のちゃんとしたやつじゃない、高いんじゃないの?」
希「ええってええって、どうせ一人じゃ食べ切れんし、こころちゃんたちにもあげてな」
にこ「じゃあ、ありがと、こころたちも喜ぶわ」
希「どういたしましてー」
にこ「…相変わらず、ご両親は忙しいのね」
希「んー…もう慣れっこやし、一人も気楽で悪くはないんよ?」
にこ「……あんたこの後暇?」
希「え?特になんもないけど」
にこ「よし、ちょっとうち寄って行きなさい」
希「えっなんで」
にこ「一緒にこれ、食べるわよ」
希「あ…うん!」
調べが足らんかったスマン脳内補完しといて
にこ「なによ」
希「ちょっと眠い…」
にこ「あっそ、寝れば?」
希「もーひどいなぁ」
にこ「何よ、子守唄でも歌ってほしいわけ?」
希「歌ってくれるん?」
にこ「歌わないわよ馬鹿」
希「じゃあうちが歌うわー」
にこ「寝てろ」
希「♪ちまーいちまーいちまい胸はー」
にこ「寝てろ」
希「♪揉まなきゃダメなーのよほーらほらー」ワシワシ
にこ「一生寝てろ」
希「なーにこっちー」
にこ「なによ」
希「みかん食べるー?」ドンッ
にこ「なんで袋ごと持ってきてんのよ…まぁ1個もらうけど」
希「いやーこないだスーパーで安かったんよー…あ、ちょい待ち」
にこ「なんなのよ」
希「1個100円やで♪」
にこ「目開けなさい柑橘の香りの目薬差してあげるわ」
希「もーやだなぁ冗談だってばー」
にこ「はぁ…にしてもこないだのカステラといい最近いろいろもらってばっかね」
希「お返し、期待しとるでー」
にこ「キャラメルでいいわよね今度持って来るわ」
希「待ってアカンてキャラメルはアカンて」
にこ「10箱」
希「10箱!?」
にこ「なによ」
希「うちって太ってるかなぁ」
にこ「はぁ?なによいきなり」
希「ほら、うちって大きいやん?」タユンタユン
にこ「揺らすな見せるなどっか行け」
希「でなー、やっぱりその分他のところも肉付きいいんよー、だからダイエットとかしたほうがいいのかなーって」
にこ「はん、したければすればいいんじゃないの、にこは貧!乳!だからそんな悩み分からないにこー」
希「えぇー、ひっどいなぁ…結構悩んどるのに…」
にこ「…別に太ってるとは思わないわよ」
希「えっ」
にこ「あんだけ食ってそのスタイル維持できてりゃ上等よ、無理なダイエットなんかして体壊しても知らないわよ」
希「にこっち…ありがとうな」
にこ「ふん、なによ改まって」
希「ありがとう…ほんまに…」
にこ「な、なによ、そんなに悩んでたならもっと早」
希「いやー貧乳の誰かが相談に乗ってくれたから巨乳のうちは助かったわー今度なんか奢らせてな♪」
にこ「その邪魔臭い胸ごと脂肪切除してあげるからそこに直れ」
にこ「なによ」
希「にこっちってほんま小さいなー」
にこ「喧嘩なら買うわよ」
希「にこっちっちゃいなー」
にこ「変な形容詞作るな」
希「あ、身長の話やで?」
にこ「知ってるわよ、他に何があるって」
希「おっぱい♪」
にこ「…」ブチッ
希「あれー?にこっちどうしたんー?」
にこ「…」ガサガサ
希「あ、あれ、にこっち?…ほんまに怒ってしもっむぐぅ!?」
にこ「しばらく噛んでなさい」
希「ひゃ、ひゃにこれ…っ!?ん、ぷぁ゛、んんんっ!!---っ!!」ゴクン
にこ「おいしかった?」
希「っにこっちさいってい!うちがキャラメルダメなん知っとるくせに!」
にこ「はいはいごめんごめん」
希「うぇー口の中甘ぁ…ほんまにこっちひどいわ…」グスッ
にこ「…悪かったわよ、やりすぎた、でもあんたがからかいすぎるのも悪いのよ」
希「…うん」グスッ
にこ「…今度、一緒に焼肉行くから、もう泣くのやめなさい」
希「…カルビ一皿奢り」
にこ「はいはい」
にこ「なによ」
希「久しぶりに占ってあげよか?」
にこ「遠慮しとくわ、あんたの占い当たりすぎて怖いから」
希「そっかー、でもごめんなーもう始めちゃってるんよー」
にこ「じゃあ聞くなよ」
希「ほーれチャッチャッチャーっとほいっ出ましたー」
にこ「適当に占われるにこの身にもなりなさいよ…」
希「『女教皇』…おやおやぁにこっちー、何か隠してることあるんやない?」
にこ「はぁ?そんなこと…ない、わよ」
希「ふーんそっかぁ、まぁうちの占いもたまには外れるかもなぁ」
にこ「はん、年中当てられてたまるもんですか」
希「…あ」
にこ「なによ」
希「あ、ううん、なんでもないんよ」
にこ「あっそう」
希(『恋人』の逆位置…これは言わんとこうかな)
にこ(だから希の占いは嫌いなのよ…全部見透かされてるみたいで)
恋人の逆位置言わない理由はなんとなく想像つくけど
恋人の逆位→素直になれないと失恋するかも
あわせて考えると?
にこ「なによ」
希「最近冷えるなぁ」
にこ「そうね」
希「その上にこっちは冷たいなぁ」
にこ「あんたは寒いときたもんだから救いがないわね」
希「うわぁひどい」
にこ「寒いならマフラーでも巻けばいいじゃない」
希「あ、それなんよ、先週の寒かった日覚えてる?」
にこ「先週…ああ、風が強かった日ね」
希「そう!ほんっまに風強くてな、うち家出て少し歩くまで知らんかったんよ」
にこ「…大体オチが見えたわ」
希「気づいたら空の彼方に消えていったんよ…」
にこ「…明日休みだし買ってきなさい」
希「そのつもりー、にこっちどうせ暇やん?ついてきてな」
にこ「ちょっと、勝手に決め付けてんじゃないわよ」
希「じゃあ忙しいん?」
にこ「…暇だけど」
希「ほんなら決まりな♪」
にこ「…絵里は誘わないの」
希「んー、誘ったんやけどな、明日は家族でご飯食べるんやって」
にこ「そ、時間とかは今晩連絡するわ」
希「はーい、ふふ、可愛いの選んでな♪」
にこ「ふふん、にこのハイパーセンスを信じなさい」
にこ「なによ」
希「にこっちってばー」
にこ「…だからなによ」
希「…眠いん?」
にこ「ん…少しね…」ウツラウツラ
希「眠いんなら少し寝たら?起こすで?」
にこ「平気よ…もうだいぶ眠気も覚めへぇくぁはぁ~~~~…」
希「途中から意味不明やったなぁ」
にこ「んん…」
希「珍しいなぁそんな疲れてるなんて…何かあったん?」
にこ「あー…ゆうべ遅くまでこころたちの宿題見てたのよ…」
希「なるほどなぁ…ええお姉ちゃんやん」
にこ「当たり前でしょ…にこはスーp☆♯●$*~…」カクン
希「限界みたいやね…ゆっくりおやすみ」ポンポン
にこ「ん…ありがと…」スースー
希「すぐ寝ちゃった…よほど疲れてたんやね」
希「…とりあえず寝顔撮っとこ♪」パシャッ
にこ「なによ」
希「ちょっと髪いじってもええ?」
にこ「にこの?別にいいけど、あんまり変にしたら怒るわよ」
希「はーい、じゃあ髪解くで」
にこ「どうするつもりよ」
希「んー…じゃあまずは…ほい!ポニーテールにこっちー」
にこ「…ふん、まぁまぁね」
希「気に入った?じゃあ次はこれ、ツーサイドアップ!」
にこ「少し幼く見えない?」
希「大丈夫やってーもともと幼いから♪」
にこ「スキンヘッドにされたいならそう言いなさい」
希「冗談やってー♪んーじゃあ最後は…これっ!」
希「へっへ~うちとおそろい!おさげやで~」
にこ「…」
希「あ、あれ?気に入らんかった?」
にこ「…別に、いいんじゃない、可愛くて」
希「せやろ~」
にこ「あとアホっぽいところもあんたそっくりだわ」
希「むっ、聞き捨てならんなぁ、そんなにこっちにはおしおきのスゥーパァーわしわしマァーックs」
にこ「させないわよ」スルッ
希「何…やて…」
にこ「ほら、そこ座りなさい」
希「あら、次はにこっちが髪いじってくれるん?」
にこ「まぁいじるって言っても…こうするだけよ」
希「あ、にこっちと同じツインテールやね」
にこ「髪型交換みたいになったわね」
希「…なぁにこっち、今日一日これで過ごそ?」
にこ「はぁ?…別にいいけど」
希「やった♪」
にこ「なによ」
希「こないだ駅前に新しくできた焼肉屋、知ってる?」
にこ「ああ…食べ放題がやたら安かった気がするわ」
希「そう!それでこないだ行ってみたんよ、一人で」
にこ「一人で食べ放題…」
希「何?…それでな、すっごい脂乗ってておいしかったんよ~、量もかなり多かったし満足度高いで」
にこ「へぇ、よかったじゃない」
希「今度一緒に行こ♪」
にこ「どうせならみんな誘えばいいじゃない」
希「んーそれがな、6人以上だと値段変わっちゃうみたいなんよ」
にこ「へぇ…じゃあ今度ね」
希「たくさん食べて大きくなってな♪」
にこ「うっさい」
にこ「なによ」
希「何してるん?」
にこ「見てわからない?勉強よ勉強」
希「にこっちが勉強とか軽く天変地異レベルやで…これはNASAに報告せな…」
にこ「NASAでもJAXAでもいいからそのまま宇宙まで飛んでいけ」
希「テスト勉強やろ?」
にこ「…さすがに2回連続赤点はまずいわ」
希「教えて欲しい?」ニヤニヤ
にこ「教えてくださいお願いします」
希「よほど切羽詰ってるんやね…」
にこ「あんたの説明分かりやすいからね」
希「おっ嬉しいこと言ってくれるやん♪」
にこ「はいはい、早く教えなさいよ」
希「偉そうやなぁ、どこ?」
にこ「なによ」
希「耳かきしてくれへん?はいこれうちの耳かき」
にこ「はぁ?何よいきなり」
希「いやぁこないだな?道でこころちゃんたちに会って少し話したんよ、そんときにな、『お姉さまの耳かきすっごく上手で気持ちいいんですぅ~?』って言ってたんよ」
にこ「気色悪い声真似するな、別にかまわないけど気持ちいいかどうかは保証しないわよ」
希「ええって、わー楽しみやなぁ」コロン
にこ「じゃあいくわよ」コリコリ
希「…っはぁー、にこっち上手やなぁ…」
にこ「はいはい、よかったわね」コリコリ
希「んっ…はぁ、あ、そこそこ…んぅ…」
にこ「…」グリッ
希「ぅあっ痛っ…」
にこ「あ…ごめん希、痛かった?」
希「ううん、平気よ、あんまり奥は慣れてないんよ…」
にこ「…そ、なら手前のほうだけにしとくわ」
希「ありがとにこっち…あーこれクセになるわぁ、これからもたまにやってもらお♪」
にこ「次からは金取ろうかしら」
希「ぶー」
にこ「なによ」
希「ちょっとこの曲聴いてみてくれる?」
にこ「ん、いいわよ」
希「ほいっと、大きかったら言ってな」
にこ「平気よ…へぇ、希こういうのも聴くのね、フュージョンって言うんだったかしら?」
希「そうそう、お父さんが好きでな、小さいころからよく聴いてたんよ」
にこ「ふーん…あ、この曲知ってるわ、よくテレビのF1のシーンとかで流れるやつよね」
希「まぁたぶん一番有名なグループの一番有名な曲やね、今度CD持ってくるわぁ」
にこ「あんたにしちゃいい趣味してるじゃない、気に入ったわ」
希「もー、褒めてるん?それ」
にこ「さぁ、どうだかね」
にこ「なによ」
希「じゃーん♪はいこれつけて♪」
にこ「…猫耳なら凛にでもつけてきなさいよ」
希「にこっちの!猫耳が見たいんよ」
にこ「めんどくさいわね…っと、こうでいいのかしら?」
希「そうそう、あとこの尻尾もつけてな」
にこ「尻尾まであるの…あ、これは洗濯ばさみ式なのね」
希「そう!そしてこのセリフを心をこめて読むんよ!」
にこ「えーとなになに?…にっこにっこにゃー♪あにゃたのハートににこにこにゃー♪笑顔届ける矢澤にこにゃー♪にこにゃーって覚えてラブにゃにゃーん♪」ニャンッ☆
希「うわぁお…まさか振りまでつけてくれるとは…」
にこ「やらせた本人が引いてんじゃないわよ」
にこ「なによ」
希「…ずるーいずるーいずるいことはー♪」
にこ「はぁ?」
希「もーノリ悪いでにこっち」
にこ「はぁ……しちゃーダメなーのよこーらこらー♪」
希「!マジメにっ♪」
にこ「じょーだんはーポケットんなーかー♪」
希「真剣にー決めってー♪」
のぞにこ「こわーいこわーいこわい顔でーいたーずらしーかるこーらこらー♪」
希「マジメにっ真剣なーキミっがー♪」
にこ「すーてきなーんだもーん♪」
のぞにこ「だーからキースしよー♪」
希「ズルイかっ♪」
「「じょーだーん♪」」
にこ「…何やらすのよ」
希「へへー、楽しいなぁ」
にこ「あっそ」
にこ「なによ」
希「何食べてるん?それ」
にこ「これ?新味出たから買ってみたのよ、ほら」
希「バナナミルク味…なかなかうまそうやんなぁ」
にこ「やらないわよ」
希「えぇー…にこっちそりゃないやん…」
にこ「前に一口だけって渡したら半分なくなって返ってきたの忘れないわよ」
希「そんな昔のことは忘れた…やん?」
にこ「ハードボイルド気取るな食いしん坊バンザイ」
希「はぁ…じゃあほら、あーん」
にこ「はぁ?」
希「にこっちがうちに食べさせればごっそりなくなることもないやん?だからほら、あーん」
にこ「…わかったわよ、ほら」
希「ん!これなかなかうまいなぁ!今度買って帰ろ♪」
にこ「よござんしたねぇ」
にこ「なによ」
希「うち特上カルビいってもええかなぁ?」
にこ「好きにしなさいよ」
希「すいませーん!特上カルビと特上ロースとホルモンと豚トロとレバーとソーセージと野菜盛り合わせ、全部二つずつで!あ、特上カルビと特上ロースは三つで!にこっち飲み物はなにがいい?」
にこ「…ウーロン茶、ていうかあんたマジか」
希「じゃあウーロン茶二つお願いしますー!」
にこ「あんた一人で来るときいつもこんな食べてるの…?」
希「んー?そんなわけないやん♪」
にこ「そ、そうよね、これ普通に食べ放題レベルだし」
希「普段はこの倍くらいかなぁ♪」
にこ「」
希「今日はにこっちと一緒やから抑えてるんやでー」
にこ「…もう好きにしてちょうだい」
にこ「なによ」
希「まだこころちゃんたちは帰ってこないん?」
にこ「あと1時間くらいしたら迎えに行くわ、なんで?」
希「ん?いや、特に意味はないんよ」
にこ「あっそ」
希「それにしてもいい家やなー」
にこ「はぁ?こんな狭くて散らかってる家のどこがいいのよ」
希「別に狭くも散らかってもいないと思うけど…なんか、あったかい感じがするんよ、にこっちとこころちゃんたち、みんな仲良しなんだなってすぐ分かるような気がする」
にこ「…あんたの家も悪くないわよ、希の家って感じがして…落ち着くわ」
希「にこっち…」
にこ「…少し早いけどそろそろ行くわよ」
希「付いていっていいん?」
にこ「当たり前でしょ」
にこ『なによ』
希『まだ寝ないん?』
にこ『あんたこそ』
希『どうせ明日休みだし♪』スタンプ
にこ『あそ』
希『明日暇?』
にこ『まぁ』
希『1時にうち集合な♪』
にこ『いいけどなにするの』
希『会ってから考えればええやん』
にこ『それもそうね』
希『うちそろそろ寝るわ』
にこ『おやすみ』
希『おやすみー』スタンプ
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