【ラブライブ！】海未「私だけは、最後まで穂乃果の味方ですよ」
- 2020.03.30
- ＳＳ
悪ガキ「うるせぇ！はやくパンツ見せろよ！」
悪ガキ「さっさと脱がせよ！」
海未(7才)「こらぁ！なにしてるんですか！」
悪ガキ「やべっ！園田だぞ、逃げろ！」
穂乃果「ぐすっ…」
海未「穂乃果ちゃん、大丈夫ですか？」
穂乃果「うん、ありがとう海未ちゃん」
海未「こまったことがあったら、なんでも私に言うんですよ？」
穂乃果「うん！ありがとう、海未ちゃんだーいすき！」
海未(10才)「眠ったらダメです！今日中に夏休みの宿題を終わらせないといけないんですよ？」
穂乃果「そ、そうだった…ごめんね海未ちゃん、手伝ってもらって」
海未「もう、仕方ないですね穂乃果は、だいたい日頃からコツコツ進めないから…」
穂乃果「えへへ、でもなんだかんだで協力してくれるから海未ちゃんだーいすき♡」
海未「///」
海未(12才)「酷いことをしますね…こんなに小さい子猫を虐めて殺すなんて」
ことり(12才)「みんなで、ご飯あげたりしてたのに…あんまりだよ」
穂乃果「ぐすっ…ゔみちゃぁん…」ギュッ
海未「泣かないでください穂乃果、今はこの子が安らかに眠れるようにみんなで祈りましょう」
穂乃果「うん…」
海未「この子はきっと天国で幸せに暮らしていますよ、そしてこの子を殺した人はきっと死後に裁きを受けるでしょう」
ザワザワ…
教師「犯人はまだ捕まっていないが、十分注意して下校するように、通学路には今日から保護者の方々が見回ることとなった」
ことり「怖いねぇ…」
教師「それと、犯人らしき人物を見つけても自分たちで捕まえようなどとは絶対に考えないこと！襲われた高校生はみな空手の経験者らしい、つまり犯人は武術の心得がある人間だ」
穂乃果「怖い人が近くにいるかもしれないなんて…どうしよう海未ちゃん？」
海未「大丈夫ですよ穂乃果、私が付いていますから…」
穂乃果「そっか！海未ちゃんはお家の道場で鍛えているから安心だね！」
海未(手加減はしたつもりだったのですが、まあ当然ですね、穂乃果を悲しませた罰ですよ)
海未「い、いきなりなんですか？」
穂乃果「あのね…あはは」
海未「い、1億円の壺を割ったですって！？」
穂乃果「この前歩いていたらね…よろけて歩いている人にぶつかっちゃって…そしたらその人が壺を持ってて…それが割れて…その壺は国宝の壺で1億円の価値があるんだって…あはは」
海未「き、気を確かに持ちなさい！それで、ご両親には話したのですか？」
穂乃果「まだ、ていうか話せるわけないよ…あはは、穂乃果が死んでその保険金で払うから大丈夫だよ…」
なんか涙出てきた
穂乃果「来週までに用意しないと、なんか沈んでもらうとか言ってたよ…ふふふ」
海未(来週までに1億円…手段を選んでいる場合ではありませんね)
海未「しっかりしてください穂乃果！私がなんとかします、だからあなたは何も気にすることはありません！」
穂乃果「うっ…海未ちゃん…」ポロポロ
海未「大丈夫です、あなたは何があろうと私が守ります」
海未「ロン、四暗刻単騎ダブル役満です」
兵藤「ば、馬鹿な！？このワシが！？王であるワシがこんな小娘に！？負けるだと！？」
海未「はい、これで負け分と役満祝儀含めて3億5000万円の支払いですね、来週中にキャッシュでお願いしますよ、帝愛グループの会長さん？」
兵藤「ま、まて！貴様は一体何者だ！？」
海未「誰だと言われましても、私は穏やかな心を持ちながら、友人への激しい愛によって目覚めた…スーパー女子高生、園田海未です！」
海未「私たちはまだ1年生ですが、3年間などあっという間ですからね、もう進路も考えてなければいけませんよ」
穂乃果「うーん、そう言われてもなぁ…」
海未「実家のお店を継ぐのはどうですか？雪穂と一緒にやればいいじゃないですか」
穂乃果「ええー？餡子に囲まれての生活は嫌だよ～」
海未「まったく…あなたという人は、穂乃果と結婚する殿方は苦労しそうですね…」
穂乃果「えへへ、いっそのこと海未ちゃんみたいな人がお嫁さんだったらいいのに」
海未「え？」
穂乃果「だって、海未ちゃんは頼りになるし、しっかり者だし、怒ると怖いけど普段は優しいし、私は小さい頃から海未ちゃん大好きだもん」
海未「な、何言っているのですか？私たちは女の子同士なのに…け、結婚など…」
穂乃果「だよね、ふふふ、冗談だよ」
海未「も、もう///」
希「さて、海未ちゃんと穂乃果ちゃんの未来は…」スッ
海未「…」ゴクリ
希「こ、これは？」
海未「ど、どうなのですか？」
希「予言によると、海未ちゃんと穂乃果ちゃんは結ばれる運命にあるみたいよ」
海未「ほ、本当ですか？」
希「ウチの占いに間違いはないよ、でも…」
海未「な、何か問題でも？」
海未(試練…いったい何があるというのでしょうか？まあ、同性婚ですから両親の反対や世間体の問題など試練だらけの気がしますけど…)
海未「どうしました？また何かトラブルでも起こしたのですか」
穂乃果「あ、あのね、最近ISISっていうのが問題になってるでしょ？」
海未「イスラム国ですよね？それがどうかしましたか？」
穂乃果「あ、あのね、ニュースとかでテロ活動をしたり身代金を要求したり、悪いことばっかりやってるって聞いたから、酷いなあって思ってたら、ISISがTwitterのアカウントを持っているって聞いたの…」
海未(既に嫌な予感がしますね…)
穂乃果「そ、それで、挑発のつもりでコーランを燃やしてる画像を送りつけたら、私のアカウントになんか英語で返信が来たの…」スッ
海未(なになに、お前の名前と住所は既に把握している、次の朝を迎えられることを毎日祈りながら震えて過ごすがいい…)
穂乃果「な、なんて書いてあるのかな？」
海未「わ、我々は挑発に乗ったりはしない、だそうです」
海未「も、勿論ですよ、穂乃果は心配性ですね…」プルプル
穂乃果「よかったぁ、海未ちゃんに相談してよかったよ」ニコッ
海未「あ、あははは…」
穂乃果「安心したらお腹減っちゃった、パン買ってこようっと♪」
海未(なるほど、これが試練ですか…)
海未「うーん、よりによってISISを敵に回すとは…どうしたものか」
-海未ちゃんだーいすき♡-
海未「しかし、これを乗り切れば穂乃果は私の物…」
-海未ちゃんだーいすき♡-
海未「そしていずれは穂乃果と結婚…」
-海未ちゃんだーいすき♡-
海未「そしていずれは穂乃果との子どもも…」
-海未ちゃんだーいすき♡-
海未「行くしかないようですね…」
社員「こちらが、最新型の戦闘車輌です
最高スピードは120km以上、60馬力の出力に加えて、接地荷重が低いから平地も沼地も問題ありません」
海未「リングマウントにM2重機関銃を搭載して、弾丸は12.7ミリを2万発で」
社員「分かりました」
海未「あとはハンドグレネードと、バズーカ砲と、それとスティンガーミサイルもお願いします」
1週間後
穂乃果「海未ちゃんは今日も休みかぁ…家に行ってもいないし、携帯も繋がらないし、何してるんだろ？」
モブ「ねえねえ穂乃果、聞いた？今ニュース速報でイスラム国が全面降伏して武装解除したんだって！」
穂乃果「ええ！！うそ？急にどうして！？」
モブ「理由は分からないけど、もうテロ活動を停止して、軍隊に全員拘束されたんだってさ」
穂乃果(なんかよく分からないけど、海未ちゃんが言った通りなんとかなったみたい)
？？？「パパぁ」
海未「…ん」
娘「ご飯できたよ、パパ～」
海未「ああ、そうですか、今行きます」
穂乃果「どうしたの？海未ちゃんがうたた寝なんて珍しいね」
海未「いえ、どうやら、少し夢を見ていたみたいです」
娘「夢？」
海未「そうですよ、あなたが生まれる前の、私とママが出会った時のことを思い出してました」
娘「へぇ～ねえねえ、どっちがプロポーズしたの？」
穂乃果「///」
娘「あれぇ？どうしたのママ？お顔が真っ赤だよ」
海未「それはですね、プロポーズしたのはママの方だからですよ」
穂乃果「う、海未ちゃん！」
娘「？」
海未「みんなが見てる前で、私が海未ちゃんを幸せにするから、ずっと私のそばに居て！って大声でプロポーズしてきたんですよね？」
穂乃果「わぁぁぁぁぁ！！」///
娘「わぁ～ママすごぉーい」
海未「でも、あなたは約束を守ってくれましたよね」
穂乃果「え？」
海未「だって、私はこんなにも幸せなんですから」チュッ
穂乃果「わわわ///海未ちゃん…」
娘「あー、私もママにちゅーする！」ピョンピョン
終わり
アーチャーみたいな感じでISIS討伐する海未ちゃんがうかんだ
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