【ラブライブ！】穂乃果「意味がわかると怖いラブライブ？」

絵里「えっ、それ大変じゃない！！」

希「家に帰ってくると置いておいた物や家具が微妙に変わってる気がするんや」

絵里「それは危険ね….」

希「そんな家具が変わった気がするだけじゃ警察は動いてくれないと思うんやけど絵里ちいい案ない？」

絵里「そうねぇ….家の中に防犯カメラを置いておくのはどうかしら？」

希「防犯カメラ？」

希「そっか、もしストーカーが家に入ってきてるなら防犯カメラに写るはず！」

絵里「ええ、もしいなかったら希の杞憂で済むしやってみて損はないわ」

希「うん、部室のカメラ借りてくる！！」

翌日
希の家
希「また物の配置が可笑しい…..確認するしかないみたいやな」

ｺﾞｿｺﾞｿ

希「よしっ、再生っと」ﾎﾟﾁ

希「早送りしてみよっ」ﾋﾟｯ

希「うーん、結構早送りしてるけど何もおかしなことっ…..！」

男『……..』ｶﾞﾁｬﾘ

希「や、やっぱりいたんや….ストーカー！」

男『…….』ｶﾞｻｺﾞｿ

希「ウチの家物色しとる….と、とにかく絵里ちに電話や！」

prrr….

絵里「希？」

希「絵里ち、当たりや！ストーカーがウチの家に侵入してたんや！」

希「うん！うわ….今下着物色しとる….」

絵里「危なかったわね、これで警察も動いてくれるわ」

希「うん、顔も映ってるしすぐ捕まると思うんよ。あっ、お風呂の方に入っていった」

絵里「とにかく、これで安全ね」

希「うん、絵里ちありがとう、明日学校で何かお礼するね」

絵里「別にいいわよ、また明日学校で」

希「うん、また明日」ﾋﾟｯ

希「ふー、良かったわ…….あれ？」

希『ただいまー』

希『また物の配置が可笑しい…..確認するしかないみたいやな』

希『よっと』ｶﾞｻｺﾞｿ

ﾋﾟｯ｛再生を終了しました｝

希「……….え？」

その時、私の後ろでドアの開く音がした。

終わり

凛「わー、みんな集まってる！」

にこ「それじゃあやりましょうか、肝試し」

絵里「ね、ねぇ、やっぱり止めない？学校に忍び込むなんてよくないわよ….」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

穂乃果「もー、絵里ちゃんは怖がりだなあ」

にこ「別に深夜の学校に忍び込んで花瓶に花を指すだけ、それだけよ」

凛「深夜の学校なんてスリルあるにゃー！」

穂乃果「それじゃあ最初は穂乃果だね！！いっくよー！！」

穂乃果「にこちゃん到着！あとは絵里ちゃんだけだよ！」

絵里「や、やっぱり私無理！！エリチカおうち帰る！！」

凛「もー、ここまで来て帰るのは無しだよー！！」

にこ「そうよ、四階まで登って花瓶に花を指すだけよ？」

穂乃果「絵里ちゃん、ファイトだよ！！」

絵里「う～、来るんじゃなかったわ….」

絵里「えーい、こうなったら全速力で行って速攻で終わらせるわ！！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ….

絵里「えっと….今何階？あっ…」

絵里「これが花瓶ね、ちょうど花も3本ある」

絵里「よし、花瓶に指して….帰りましょう！」

絵里（四階…..）

絵里（三階…..）

絵里（二階…..）

絵里（いっっっっかい！！）

にこ「おー、速かったわね」

穂乃果「うーん、まあ花も指してきたんだし別にいいや、みんな帰ろう！」

凛「あーあ、心霊現象見たかったにゃー」

にこ「幽霊なんて簡単に見れるものじゃないってことね」

穂乃果「まあまあ、スリルあったんだし、別の場所でまたやろうよ」

にこ「いいわね、それ！」

凛「テンション上がるにゃー！」

ｱﾊﾊﾊﾊ

絵里「………..あれ？」

終わり

亜里沙「ゆっくりしていってください！」

海未「いえいえ、あっこれ食べてください」ｽｯ

亜里沙「あっ、ありがとうございます」

亜里沙（今日は海未さんと私の家で二人っきり、楽しむぞ！！）

海未「あっ、ちょっとトイレを貸してもらってもいいでしょうか？」

亜里沙「大丈夫です、突き当たりを右に曲がってください」

海未「すみません」

海未「きゃあああああああ！！！」

亜里沙「うっ、海未さんっ！？」ﾀﾞｯ

海未「あっ…..すっ、すみません、大きな声を…..」

亜里沙「一体どうしたんですか！？」

海未「べ、便座を上げたらトイレからゴキブリがっ…..」

亜里沙「えええ！？すっ、すみません海未さん！！掃除はこまめにしてるんですよ！？」

海未「え、ええ、ただ少し驚いてしまって….」

亜里沙「すみません….」

海未「大丈夫です、すみませんね驚かせてしまって」

亜里沙「いえいえ….」

亜里沙（でも、海未さんもあんな可愛らしい声出すんだなあ、ますます魅力的に見えちゃうっ）

亜里沙「さてとお菓子を用意して…..」

亜里沙「……..あれっ、可笑しいな？」

終わり

希「早く家に帰ろうっと….」

玄関前

希「あれ、何か薄暗い？…..って電球一個切れてるやん….後で管理人さんに言っとこ」

希「さっ、エレベーター乗ろうっと」ﾎﾟﾁ

ｳｲｰﾝ

女「……..」

希（あれ、人いたんや….赤いリボンに赤いワンピース….派手やなあ）

希「えっと….3階っと」ﾎﾟﾁ

希（うわっ、ウチの部屋の階数覚えられるの嫌やなあ…さっさと出ようっと）

ﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞﾁｬﾘ

希「ふーっ、ただいまー、何か飲もうっと」

ｶﾞﾗｯ

希「あれ、飲み物何にも入ってないやん、仕方ない買いにいこか」

ｳｲｰﾝ

希（あれ、まださっきの女の人いたんや……）

希「……..えっ」

私はエレベーターに乗ることが出来なかった

花陽「どうしたの？」

凛「何か在ったのかにゃ」

真姫「昨日帰るときね…..」

真姫『うっ…..トイレ行きたい、けどコンビニも無いし家からも遠いし…』

真姫『しょうがないわね、あそこの公園のトイレ使いましょう….』

真姫「あの公園ね、汚いから使いたくなかっんだけど…..覗きがいたのよ！！」

花陽「危なくなかった！？」

真姫「もう凄い怖かったわ、床とドアの隙間5cmから２つの目がギョロって私を見つめてるの！！」

真姫「お母さんに携帯で来てもらってたらいなくなってたみたいだけど本当に怖かったわ…..」

凛「うわー、それは災難だにゃ」

真姫「もう二度とあのトイレは使いたくないわ….」

凛「あれ、どうしたのかよちん？」

花陽「ね、ねえ今の話聞いてると….」

終わり

穂乃果「解説するから、まだ知りたくないって人は名前を変えておいたからこの名前でNG登録をしておいてね！！」

海未「下にいくらかのスペースを作っておきますね」

、

ことり「つまり、まだ犯人は希ちゃんのお風呂に潜んでいたってことだね」

穂乃果「つまり扉の開く音がしたってことは…….」

海未「一応、四階建てでなくても大丈夫ではありますが…..」

凛「四階の花瓶に花を指したはずの絵里ちゃんは何で『階段を下りた時に四階へ下りた』のかな？」

花陽「絵里ちゃんは『存在しないはずの五階』に行っていたことになりますね」

亜里沙「なんで『女性は上げないはずの便座を上げた』のかな？」

海未「また私はこういう役回り….」

希「どんまいや、海未ちゃん」

2つ目だけ分かった

にこ「暗がりで見えにくかったかもしれないわね、さらに希もあんまり見ようともしなかった」

にこ「だから、『血まみれに染まったワンピースやリボン』も見えなかったわけね」

ことり「三階の明るい状態でエレベーターを見た希ちゃんは真実を理解して入れなかったんだね」

凛「とりあえず指で5cm作っておでこに合わせれば無理なことがわかるんじゃないかな？」

にこ「真姫ちゃんの患者だったら不可能を可能にするかもね」

真姫「ｳﾞｪｪｪ….」

凛「バスで移動するの、ピクニックみたいだにゃー！」

海未「ふふふ、今回も山に登るのが楽しみです….」

ことり「あれっ、穂乃果ちゃんどうしたの？」

穂乃果「お、お腹が….」

ーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「ふー、ごめんごめん、今朝食べたパン、賞味期限切れてたけど大丈夫だと思ったんだけどな～」

海未「全く…次のバスまでまだまだありますね」

花陽「み、みんな、テレビを見て！！」

ニュースキャスター「今日未明、○○県を走るバスに落石が直撃、バスの乗る全員の死亡が確認されました」

絵里「これって……」

ことり「私たちが乗ってたバス….」

穂乃果「………」

穂乃果「……あの時、降りなきゃよかった」

「「「！？！？！？」」」

凛「な、何言ってるの穂乃果ちゃん！？」

絵里「私たちはあなたのおかげで事故に巻き込まれなかったのよ！？！？」

希「………..そういうことか」

「「「？」」」

穂乃果「…….」

雪穂「えー、嫌だよ！！どうしたのお姉ちゃん？」

穂乃果「何か最近怖いんだよ～、雪穂お願い！！」

雪穂「…….全く」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
雪穂「ほら、私は布団持ってきたからそれ敷いて寝るから」

穂乃果「うん、ありがとう雪穂！」

雪穂「それじゃあおやすみ」

穂乃果「おやすみ」

ｸﾞｲｯ

穂乃果「？」

雪穂「っ！！」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ

穂乃果（どうしたんだろう雪穂、そんなに引っ張って…..トイレかな？）

雪穂「っ！」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ

穂乃果（ちょっ、雪穂強く引っ張り過ぎ！！）

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
家の外
穂乃果「雪穂強く引っ張り過ぎたよ、一体どうしたのさ？」

雪穂「やっぱりお姉ちゃん、気付いてなかったのね…….」

終わり

希（うう….怖いなあ）

玄関前

希（早く家に入ろう…..エレベーター呼んで…..）

ｺﾂｯ

男「…….」

希（えっ、この人マンションで見たことない…..怖い……）

男「……..」ﾎﾟﾁ

希（十二階？下の階の人なのかな？）

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

男「……」ｺﾂｯ

希（ふーっ、十二階まで凄い長い時間感じたわ）

男「………ﾆｲｯ」

希「えっ？」

ｶﾞｼｬﾝ

エレベーターの扉が閉まった瞬間、全てがわかってしまった私は絶望した

ツバサ「大学生になって初めての一人暮らし、楽しみだわっ！」

ツバサ「あら……？」

ツバサ（壁に穴が開いてる….）

ツバサ（と、隣の部屋が見えたりして…..）

ツバサ「ちょっとだけ…..」ｿｰ

ツバサ（……赤しか見えないわ、ポスターかしら？）

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

大家さん「こんばんはー、おかずのお裾分けだよ」

ツバサ「えっ、ありがとうございます！」

大家さん「部屋も綺麗に使ってくれてるみたいだし嬉しいよ」

ツバサ「あっ、そうだ大家さん、隣の人ってどういう人なの？インターホン鳴らしても出てこなくて」

大家さん「あんたも知ってる有名な人だよ」

大家さん「黒髪ツインテールにパッチリした赤目が特徴の矢澤にこちゃんよ！」

ツバサ「……あっ」

終わり

雪穂（らしい、というのは私はその時のショックで記憶を失っているからだ）

雪穂（お姉ちゃんは狂乱し、家族を殺し、そして死刑になった）

雪穂（幸運にも私は生き残ることは出来たけど記憶を失い、そして一人になってしまった）

占い師「ちょっとそこのお姉ちゃん、占いに興味はない？」

占い師「気になることでもええんやで？」

雪穂「…..それじゃあ、何で私の姉は発狂したのか知りたいです」

占い師「…….あなたのお姉ちゃんは狂ってなんかいないんよ、逆に冷静だった」

雪穂「っ？じゃあなぜ私の家族を殺したんですか？」

占い師「……穂乃果ちゃんが殺したのは一人だけや」

雪穂「えっ、それって…..」

雪穂「まさか….」

全てを理解した私はその場で泣き崩れた

終わり

ことり「NGしたい人はしておいてね！」

、

絵里「あの場に降りたのは私たちだけだったものね….」

希「穂乃果ちゃん、自然の災害なんて人が予知できるもんやない、あまり自分を責めないであげてや」

穂乃果「うん….」

にこ「一階だったら階段で追い付く距離、犯人は普通に襲うよりも一階分上がるその時間を絶望として与えるために十二階で降りた……」

絵里「あの男っ…..」ｷﾞﾘｯ

あんじゅ「赤く見えたのは『矢澤にこの赤い目』ってことね」

あんじゅ「完全にフルハウスね」

英玲奈「ずっとこっちを見てたのか…..」

雪穂「『私がお父さんとお母さんを殺したんだ』」

占い師「穂乃果ちゃんは『雪穂ちゃんを庇って自分が両親を殺したように見せた』ってことや」

雪穂「なんであなたはそこまで知って….なんでここまで教えてくれるんですか？」

占い師「止められなかったからやな…..今度、花持ってお参りに行こうや」

雪穂「…….はいっ」

海未パパ「うむ、これは嘘発見器だ、聞こう、こんな時間まで何してた？」

海未「と、図書館で勉強を….」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

海未パパ「嘘をついたな、正直に言いなさい」

海未「ほ、本を買っていました」

海未パパ「こんな時間に？何の本を買ったんだ？」

海未「わ、ワンピースを…..」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

海未「ああっ、お待ちを！！」

海未パパ「八木崎銀座？聞いたことない名前だな…..なっ、ハレンチな！！高校生が何を読んでるんだ！！」

海未「す、すみません」

海未パパ「全く、私が高校生だったころは学生らしく純文学を読んでこんなハレンチものは読んでいなかったんだぞ！！」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

海未「……」

海未パパ「うっ….」

海未ママ「全く….さすがあなたの娘ね、こういうところそっくりだわ」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

終わり

ﾎﾟﾁ

真姫「あれ？」

真姫（音楽が聴こえてこない、断然？）

真姫（ｳﾞｪｪ！？このイヤホンけっこう高かったのよ！？）

真姫「パチ物掴まされたわ、このっ…！！」ﾌﾞﾝ

ｶﾞﾂﾝ

真姫（間違えてコンポ殴っちゃった….ヤバッ！？）

ﾎﾟﾁ

真姫（ほっ、電源はつくわね….）

ﾎﾟﾁ

ｼｰﾝ

真姫（えっ、もしかしてスピーカー壊れた！？）

真姫（もうっ、今日は厄日よっ！！）

ホームレス「…….豚」

絵里（あのおばさん見ながら豚って….悪口じゃない！！）

ホームレス「…….人」

絵里（あー、確かに見るからに人って感じのサラリーマンね、普通だわ）

ホームレス「……..野菜」

絵里（えっ、あの太ってる人が野菜？）

絵里（失礼だけど….猿っぽいわよ、あの人）

ホームレス「……ラブライバー」

絵里（ただのヤンキーに見えるけど…）

ホームレス「…….牛」

絵里（ガリガリじゃない！！）

絵里（もう良くわからないから聞いちゃいましょう！）

絵里「すいません、さっきから何呟いてるんですか？」

ホームレス「これ…..？儂、実はその人が前の日に食べた物がわかるんじゃよ」

絵里「あー、なるほど、だからガリガリでも牛とかだったのね」

絵里（期待して損したわ….）

終わり

希「いいよ～」

凛「何か怖そうな店だね」

希「従業員も外国人だし….」

店員「お待たせしましたー」

凛「み、見たことないお肉….」

希「も、もしかして人肉やったりして….」

希「ご、ごめんって」

凛「う～、えいっ！」ﾊﾟｸｯ

凛「……美味しい！」

希「本当？」

凛「うん、人肉の味なんかしないよ、何のお肉かはわからないけど」

店員「それはアルパカのお肉アルヨ」

希「アルパカ！？アルパカって食べれるの！？」

店員「中国三千年の秘術ヨ」

希「なーんや、じゃあ気にすること無かったんやね」

のぞりん「いただきまーす！！」

終わり

にこ「エレベーター使いましょう」

ﾎﾟﾁ

女「っ！！！」

にこ「ん、どうしたんですか？」

女「うわあああああああああああ！！！」

にこ「えっ！？ちょっ！？」

ダッ

にこ「行っちゃった….」

にこ「まあ、入りますか」

ﾊﾞﾀﾝｯ

にこ「さてっ、七階っと…..あれっ？」

にこ「何でボタンが一個しかないの？」

にこ「あれ、ちょっと待って、これまさか…..」

終わり

ことり「NGする人はよろしくねっ」

、

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

海未パパ「お前まさか….」

海未ママ「これはっ、そのっ….」

海未（私のエロ本からなぜこんなことに…..）

凛「『真姫ちゃんの耳が聴こえなくなった』から壊れたと勘違いしたの」

真姫「ん？凛何か言った？」

凛「……..」

凛「凛知ってるよ、希ちゃんのお肉、とっても美味しそうって」

希「ヒイイイイイイイイっ！！！！？」

花陽「ガリガリだった女の人はどれくらい閉じ込められたのかな？」

にこ「誰かああああぁあああぁあ、開けてえええぇええええええ！！！！！」

因みに、今年ってもうほぼ半分終わったんだぜ