【ラブライブ!】穂乃果「そのだうみみ?ちゃん!」海未「うっ…うみです…」
- 2020.03.31
- SS

ほのうみss
海未(私、園田海未は音ノ木坂学院に通う高校1年生…なのですが…)
ワイワガヤガヤ
海未(女子高特有の調子に乗ったオーラにイマイチついて行けず…)
クラスメイト「あれぇ?園田さんまた読書ぉ??」
海未「…はい」
海未(このようにやんちゃなクソアマから挑発を受ける毎日…
海未(もちろんこのクラスに友達など居ません…))
海未(今は2クラスしかないこの学校で運悪く隣のクラスになってしまった…幼馴染みの…)
クラスメイト「園田さぁんw」
ことり「ねぇ?海未ちゃんが嫌がってるのわかんないかな?(・8・)」
クラスメイト「…ひっ」
海未(南ことりです。)
ことり「うん!今日はHRが早く終わったんだ~!」
海未「そうなのですか…このクラスはまだ始まってすらないので…」
ことり「うん!待っとくね!」ニッコリ
海未「ありがとうございます//」
ことり「じゃあ廊下にいるね!」
ウワァソノダサンッテミナミサントトモダチナンダ
チカヨリガタイヨネ
海未(ことりは優しすぎる性格と私を庇う時の相手への怖さでこの学年ではちょっとした有名人です。)
周り「ひゅうううぅ!!!どんな娘なのかなぁ!?!?」
ガヤガヤガヤガヤ
海未「…はぁ」
海未(転校生などどうでもいいのです、今は早くことりと帰りたい…)チラッ
ことり「…!」ニコッ
海未「ふふ//」
海未「…起立」
クラスメイト1「うわぁ出たよ~!普段喋らない園田さんの綺麗な声~!」
クラスメイト2「ちょっ、やめなって、外に南さんがいるから…」
海未「………礼」
アリャッシター!
海未(毎日が辛いです)
海未(だって…)
クラスメイト「ギャハハハハハ」
海未(周りがこんななのですから)ハァ
ことり「さっ、海未ちゃん!帰ろう?」ニコッ
海未(ことりはそんな私を癒してくれる天使です。)
ことり「あ~…そういえば転校生に挨拶しなきゃダメなんだよね!海未委員長は!」
海未「やっ、やめてください!その呼び方は!//」
ことり「えへへ~♥海未ちゃん可愛い~」
海未「ことりは…ずるいです//」
海未(転校生への挨拶…テンプレでいいのでしょうか)
海未「…充実した学校生活を送れるように…」カキカキ
海未「頑張ってください…と。」カキカキ
海未(まぁ充実のじの字も無い私が言うのはおかしいですよね…はは)ショボン
ブーブー
海未「ん?…ことりからメールですね」パァ
ことり『おやすみなさい(・8・)』
海未「ふふ…おやすみメールとは…」
海未「ことりが幼馴染みで本当によかったです…特に高校生になってからは」
海未「……1度くらいことり以外の人と…ことりと同じように接してみたいものです…」
ことり「ふふ~ん!海未ちゃんにおやすみメールしちゃいました!!」
ことり「きゃー!////」
ことり「……」
ことり「きゃー!////////」
ことり(海未ちゃんの辛い姿は見たくないな…)
ことり(…転校生の子とは…仲良くしてくれるかな…?)
担任「それじゃあ朝のHRを始める!」
海未(…転校生は来ていませんね)
海未(…せめて静かな方なら私と親しくしてくれるかも…)
バターン!!
穂乃果「すいません!!!遅刻しちゃいましたああぁぁ!!!!!!」
クラスメイト「ケラケラケラケラ」
海未「…はぁ」
担任「はは…というわけで転校生の…」
穂乃果「高坂穂乃果です!よろしくお願いします!!」ペコッ
クラスメイト「ハハハ!!直角お辞儀なんて初めて見た!!!wwwwww」
穂乃果「へ?そうかな??じゃあ穂乃果の特技だね!!」フンス
海未(…期待した私が馬鹿でした。)
海未(寧ろクラスに居づらくなってしまった気がします。)
穂乃果「ありがとう!!委員長さん!!」パチパチ
クラスメイト1「いやぁ本当にいい声してるよね~」
クラスメイト2「園田さんの声帯と私の声帯、交換しない??www」
海未(死んでも貴女には渡しませんよ。一生そのニワトリみたいな声で喚いといてください。)
担任「…うん、よくできたな園田!それじゃあ皆で仲良くするように!!園田、号令!」
海未「…起立」ガタッ
穂乃果「…」
穂乃果「うん!いいよー!」
海未「…」ペラッ
海未(早速下の名前で呼ばれてますね。)
海未(馬鹿同士せいぜい上辺だけの関係を楽しんでください。私には心で繋がった親友である…)
穂乃果「園田さ~ん」
海未「……フフ、ことりぃ…」ニヤニヤ
穂乃果「…ふぇ?」
海未「え?」
穂乃果「あ…いや、お取り込み中すいませんでしたぁ!!」ダッ
海未「…」
海未(誤解ですよ高坂さん…)
海未「…」ペラッ
クラスメイト「ガハハハハ」
海未「…」ニヤ
クラスメイト「キャキャキャ」
海未「…」ペラッ
穂乃果「…ねぇねぇ皆、園田さんは誘わなくていいの?」
クラスメイト1「いいのいいの!あの子には王子様が居るんだからねw」
穂乃果「…王子様?」
クラスメイト2「おっ、噂をすれば…」
海未「きゃあ!?こ、ことり!恥ずかしいですよ//」
穂乃果「…ことり?」
ことり「ふふ♡帰ろ?」
海未「はい!」パァ
クラスメイト1「そうそう、園田さんが唯一心を開いてる女のコ!」
クラスメイト2「お熱いね~!」
穂乃果(…ことり…?さっき呟いてたのは名前だったんだ…)
穂乃果(…それにしても園田さん、満面の笑みだね)
穂乃果「ただいまー!お店の準備はどう?」
ほのママ「順調よ!今月末には開店できるわね~」
穂乃果「えへへ、よかったぁ」
ほのママ「学校はどうなの?」
穂乃果「うん!まぁ居やすい…よ」
ほのママ「そう、それはよかったわ」
ほのママ「お風呂入っちゃいなさい!」
穂乃果「はーい!」
穂乃果(…はぁ)
穂乃果(本当は明るいのに…真面目なフリして…)
穂乃果(この学校に来て、イメチェンだ!って意気込んでたけど…)
穂乃果「…友達かぁ」
穂乃果「…なんか違う気がするな…うん」
うみママ「それで転校生の方へらきちんと挨拶できましたか?」
海未「はい。やる事はやらなければなりませんから。仮にも委員長なのです。」フンス
うみママ「ふふ、いい心がけですね。」
海未「ふふ、そうでしょうか…」
うみママ「ところでクラスはどうですか?」
海未「…普通、です。」
うみママ「…しっかりしてくださいね」ニコッ
海未「…はい。」
海未ママ「転校生の方へは」
穂乃果「へ?うん」
ほのママ「近所に…ていうかほぼお隣に園田道場ってところがあるの。1度見学に行ってみたら?」
穂乃果「…園田?」
ほのママ「園田さんの道場だから園田道場!」
穂乃果「…園田さんの道場…?」
穂乃果「…もしかしたら…」ボソッ
うみママ「明日新しく門下生になるかもしれない子が見学に来るかもって張り切って掃除してますよ」フフッ
海未「見学へ来るかも…かもですか?」
うみママ「はい、かもです。」
海未「…嫌な予感がします。」
うみママ「例え来なくても門下生はたくさん居るのですから道場が綺麗になったと思えば…」
海未「…うぅむ…」
海未「…!」ピシュッ
スパァン!!
うみ父「さっすが僕の娘!!僕の心も射止めた娘だ!!!!」
海未「お父様、冗談が過ぎますよ」フフッ
うみ父「でもごめんね海未ちゃん、僕にはママという素敵な女性が居るんだ…」
海未「…いい加減にしないと、怒りますよ?」
うみ父「ごめん」
海未(母と父を比べるとやはり最後に勝つのは真面目な人間の遺伝子という事がわかりますね。)
海未(真面目な私が産まれたのですから。)
海未「!…やはり嫌な予感は的中していましたか…」
うみ父「距離を縮めるいい機会じゃないか。そろそろことりちゃん離れするべきだぞ~」
海未「…友達はことり1人で充分です。」
うみ父「頑固な所もママにクリソツだ。」
海未(…高坂さんが来ても気をそらさず。今日は弓道の鍛錬ですから…ね。)シュパッ
スパァン!!
うみ父「さっすが僕のm(ry」
雪穂「行ってらっしゃ~い」
穂乃果「るんるんる~ん!」
ゴツン!!
チュン!!!!!!
穂乃果「いたたた…ごっ、ごめんなさい!!」クワッ
ことり「こちらこそ…ごめんなさい…」チュン…
穂乃果「あっ…ことり…!」
ことり「え?」
穂乃果「…さん」
ことり「あっ!転校生の!」
穂乃果(可愛い声だなぁ)
穂乃果「こうさか!こうさかほのか!!」
ことり「そう!穂乃果ちゃん!どこか行くの??」
穂乃果「園田道場…?ってところを見学に…」
ことり「…!なるほどね。早めに行った方がいいよ!それじゃ!!」チュンダッシュ
穂乃果「あっ…行っちゃった」
穂乃果「歩いてた道戻っちゃった…打ちどころが悪かったのかも…」
ことり(海未ちゃんチャンス!!海未チャンスだよ!!!)
海未「……」
海未「………」クワッ!!!
シツレイシマ…タノモォォォー!!!!
海未「…はぁ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「それで?今日はなぜ私を見に?」
うみ父「僕は朝は少し家を出なきゃならないから、穂乃果ちゃんの案内を海未ちゃんに任せようと思ってね。」
海未「お断りします。どうせまたお母様の寝顔を見て気持ち悪く笑ってるんでしょう。」
うみ父「気持ち悪いニヤケ顔は僕の遺伝だね。」
海未「殺しますよ」
うみ父「それじゃよろしくぅ!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「…今行きます。」
海未「……おはようございます。この度はこの道j」
穂乃果「園田さん!!!!!!」
海未「ひゃ!?…ひゃい」
穂乃果「やっぱり園田さんのお家だったんだ!!」
海未「…はい」
穂乃果「すごぉい!!大きいね!!」
海未「…ありがとうございます」
海未(人の家を大きいとか口に出す事ではないでしょう…まったく)
海未「うっ…うみです!!」
穂乃果「ひゃー!未は発音しないんだ!」
海未(謝りもしないのですかこの子は!)
穂乃果「これからは海未ちゃんって呼ぶね?」
海未「お断りします。」
穂乃果「えぇー!?なんでなんでー!!」
海未「私はそうやってすぐに人を下の名前で呼ぶような人が大嫌いなのです。」
穂乃果「…うぐ…」
海未「…貴女、ことりと話したのですか」ギリッ
穂乃果「!?…う、うん」
海未「…チッ,ことりがそうしたなら好きにしてください。さぁ行きましょう」イライラ
穂乃果「そ、それじゃあ海未ちゃん!今日から穂乃果の事は下の名前で呼んでね!じゃないと穂乃果反応しないから!!」
海未「…はぁ?」
穂乃果「…呼んでね?」
海未「//…ま、まぁ…」
穂乃果(チョロい)
海未「…以上がここの設備です。わかりましたか?」
穂乃果「…むぅ」イライラ
海未「どうかしましたか?」
穂乃果「なんで!!」
海未「え?」
穂乃果「こんなに時間があったのに穂乃果の事を呼んでくれなかったの!」
海未「そ、それは…」
穂乃果「呼びたくないからわざとでしょ!!!!」
海未「ちっちが…」ギグッ
穂乃果(わかりやすい)
海未「へ?…そ、そうですが…」
穂乃果「海未ちゃんが着てる服って弓道するときの服だよね!艦〇れで見たもん!」
海未「はい…それが何か?」
穂乃果「穂乃果の名前を呼ばなかった罰にここで弓を射ってみて!」
海未「…お安い御用です。」スクッ
穂乃果(…やっぱり上手いのかな…)
穂乃果「ぁ…//」キュン
海未「……」
海未(どうせ私を試してるのでしょう…ここは見せつけてやらねば)
海未(って、行けません。邪念を払って…集中、集中です。)
チラッ
穂乃果「///」ポカーン
海未「えっ」
海未(なんですかあの顔は…色気か…)モゾモゾ
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「……あっはい」
穂乃果「こ、これ以上は穂乃果がダメだから…最後に海未ちゃんの部屋に行きたいな…//」
海未「そうですね…そうしましょ…えぇ!?」
海未「わっ…私の部屋…ですかぁ!?」
海未「ひゃい!?」
穂乃果「……おねがぁい!!!」ギュッ
海未「ぁ…///」ボシュウゥー
穂乃果「…ありゃ?」
海未「」シュゥウウゥ
こうして私は気絶してしまいました。
海未「私の部屋…ですね」
ゴソゴソゴソゴソ
海未「…へ!?高坂さん!?」
穂乃果「あ!うみちゃ……!」プイッ
ゴソゴソゴソゴソ
海未「なっ…なんで私の写真フォルダを漁ってるんですか!!見ないでください!!」
穂乃果「…ふん」ピラッ
海未「…あぁ」
海未(なぜ写真を見ているのかはわかりませんが…下の名前で呼べ、というコトですね。)
穂乃果「…」ピラッ
海未「…あ、あの」
穂乃果「…」ピラッ
海未「……こう…さ…」
穂乃果「ねぇ」
海未「ふぇ…はい!」
穂乃果「なんでことりちゃんと海未ちゃんの写真ばっかりなの?」
海未「えっ…?」
海未「こ、ことりとは幼馴染みなんです。」
穂乃果「…も、もしかしてだけど」
穂乃果「女の子同士なのに付き合ってるの…?///」
海未「んなっ!破廉恥です!ありえません!!!!////////」
穂乃果「そっ、そうだよね…」
穂乃果(でも海未ちゃんがことりちゃんと話してる時の顔は何より楽しそうな顔だよ…)
うみ父「海未ちゃんの部屋内に失礼するゾ~」
海未「お、お父様!」
うみ父「ことりちゃんが来てるよ」
海未「ことりが…?……あ!!」
海未「今日はことりとお昼から会う約束でした…って!」
海未「今はもう1時じゃないですか!!」
穂乃果「あっ…あの…」
ことり「海未ちゃん!穂乃果ちゃん!」
海未「こ、ことり…すいません…かたじけない」
穂乃果「むぅ…」
ことり「へへへ」
海未「ことり?」
うみ父「若者達よ…僕もね、ママの為に色んな男を倒してきたんだ。1人目は2丁目の健ちゃんってのでね」
海未「お父様」
うみ父「ごめん」
ママー!!
海未「…はぁ」
ことり「海未ちゃん、気絶しちゃったんだって??」
海未「はい…」
ことり「なんで気絶しちゃったの?」ニヤニヤ
海未「そっ…それは…」
穂乃果「う、海未ちゃんは悪くないの!穂乃果が…」
ことり「…あれれ?」
海未「あっ違うんですその…」
ことり「ということは海未ちゃんにやっとお友達ができたんだね!!」キラキラ
穂乃果「へ?」
海未「ちっ、違います!!穂乃果は友達ではありません!!」
穂乃果「…へ?///」
ことり「おやおやぁ?穂乃果ちゃんの事を呼び捨てで呼ぶくらいに仲が縮まったんだね…?」ニヤニヤ
海未「んっあっ…ああああああああああああ!!!!!!」
ことり「もぉ~、海未ちゃんうるさいよぉ~」
穂乃果(…海未ちゃん楽しそう…)
海未「へ?何故です?私はもう…」
ことり「気絶しちゃったのに無理しない!私達はもう帰るね!」
海未「え?そんな…」
ことり「穂乃果ちゃん、行こう?」
穂乃果「え?う、うん」
海未「高坂さんまで…」
穂乃果「…もう…馬鹿…」ボソッ
ことり「ふふふ」ニヤニヤ
ことり「穂乃果ちゃん、今日はありがとね?」
穂乃果「え?穂乃果なんかした?」
ことり「海未ちゃんの…友達になってくれてありがとう!!」
穂乃果「…友達…」
穂乃果「まだだよ…」
ことり「へ??」
穂乃果「だって海未ちゃん…穂乃果も居る時は全然笑ってくれなかった…」
ことり「…むぅ」
ギュッ
穂乃果「えっ…えぇ!?///」
ことり「自信を持って…海未ちゃんを幸せにしてあげて」ボソッ
穂乃果「こっ、ことりちゃん!?///耳が…//」
ことり「それじゃ、ことりは帰るね!バイバイ!」タッ
穂乃果「…ふええぇぇぇ…」
海未「…うっ…」
海未(今日はことりがお休みです…こういう日はぼっち飯…つらい)
クラスメイト「聞いたよ園田さぁん!南さんお休みなんだってぇ??」
クラスメイト「南さんは焼き鳥になったのかなぁ???かわいしょ~!!」
ギャハハハハ
海未「…!!!」
海未(ゴミクズの最底辺の溜まりが…ことりの悪口を…)
海未(許さん…)
穂乃果「ぁ…海未ちゃん…」
穂乃果(…なんであんなに耐えられるんだろう…)
海未(手をあげてはいけません…ことりのお母さんに迷惑をかけてしまいます…)
穂乃果「…海未ちゃん!!!」
クラスメイト「え?」
海未「…ほ…高坂さん?」
穂乃果「屋上でご飯食べよっか!」パァッ
海未「あっ…その……」
海未(…穂乃果…)
海未「よろしくお願いします…」
穂乃果「気持ちいいね~!さ、食べよう!」
海未「あ…あの…高坂さん…」
穂乃果「…」プイッ
海未「あっ……ほ…穂乃果…」
穂乃果「…//…なぁに?」
海未「…ありがとうございます」ニッコリ
穂乃果「…ふわぁ…////」
2「ほんとそれ~!園田さんみたいにしちゃう??」
クラスメイト「さんせー!!」
キャハハハハ
穂乃果「…」モグモグ
ほのうみ(気まずい…)
ガチャッ
絵里「…あら」
海未「!…絵里!」
穂乃果「!」
希「海未ちゃんやーん…そっちの子は?」
穂乃果「ふぁ!わ!私は…」
海未「…穂乃果です。転校生の」
穂乃果「へ?」
穂乃果「は、はい!」
穂乃果(綺麗な人…)
希「ウチもお隣がいいな~!」
海未「だっ…むぐ」
希「えぇー?なんて言ったん?」ニヤニヤ
海未「むぐぐぐぐ…」
穂乃果「はっ、はい!」
希「ウチは東条希、こっちの金髪さんは絢瀬絵里。よろしくな」
穂乃果「はっはい!よろしくお願いします!!!」
絵里「もう、かしこまりすぎよ~?」
海未「うぬぬ…」ブツブツ
穂乃果(海未ちゃん…穂乃果を友達として認めてくれたのかな…)
絵里「あら、1年生に見えたかしら」
希「ウチらも幼いって事やな」
穂乃果(3年生かと思ってた…)
海未「…むぅ」モグモグ
絵里「あら、海未が羨ましそうに穂乃果を見てるわよー?」ニヤニヤ
海未「み、見てません!!!」
希「かわええな~」
絵里「そうね、楽しんで~♪」
海未「せっかく2人で食べていたのに…」ブツブツ
穂乃果「…ね、ねぇ海未ちゃん」
穂乃果「ふぁ…穂乃果は…海未ちゃんの友達になれたかな?」
海未「もちろんです!…あの場から救ってくれる…思いやってくれるのは友達です!!!」
穂乃果「やったああああ!!!!!!」
キャッキャ
絵里「海未は仲良くなるまでが冷たすぎるのよね~」
希「えりちにとってウチは友達なん?」
絵里「え!?もうっ…ばか//」
希「ひひ…」ニヤニヤ
絵里「…へぇ」
海未「さて、戻りましょうか」
穂乃果「うん!海未ちゃ~ん」スリスリ
海未「やっ、やめてください!恥ずかしいです!!」
穂乃果「えへへ~」
穂乃果(生まれて初めてできた本当の友達!)
ガラッ
穂乃果「えへへ…海未ちゃ…え?」
海未「…これは…」
クラスメイト「…w」ニヤニヤ
ほのうみ「机がない…」
穂乃果「う、海未ちゃん…」
海未(ことりのお母さんに迷惑がかかる…ことりにも…)ピクピク
穂乃果(震えてる…怖いのかな…)
ギュッ
海未「え?」
穂乃果「海未ちゃん大丈夫だよ、穂乃果が居るからね。」ヨシヨシ
海未「わっ…なっ…///」アタフタ
クラスメイト「」ポカーン
キッモ…
アリエナイワー
海未(うぅ…穂乃果まで言われて…)
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果は大丈夫だから。海未ちゃんも大丈夫だよ。」ギュッ
海未「うみゅ…ぅ//」
穂乃果(自分でも何言ってるのかわかんないや…)
海未「で、でも…カバンもありません…」
穂乃果「…待ってて」
穂乃果「ねぇ、穂乃果達のカバンはどこ?」
クラスメイト1「言うわけないじゃんwww」
海未「ほのかぁ……私が…やりますから…」
穂乃果「で、でも海未ちゃん…」
海未「…やります…から」
クラスメイト「…」ゾクッ
海未「カバンを返しなさい、今なら前歯日本で許しましょう。」
クラスメイト1「はぁ!?www何言っt」
バキイィッ!!!!!
クラスメイト1「…えっ」ポロッ
海未「次は肋骨辺り行っときましょうかね」
クラスメイト「ひいぃっ!!」
穂乃果「海未ちゃん強い…」トローン
海未「私の友達に迷惑をかけるのは規則違反では済まされませんね。死に値します。」グッ
クラスメイト2「かっ、カバンは渡すから!!!」バッ
海未「始めからそうすればよかったんですよ」
穂乃果「海未ちゃん…やりすぎだよぉ」トローン
海未「………そ、そうですね!帰りましょう!!」
穂乃果「うん!ことりちゃんも喜ぶよ!」
海未「…ふふ」
穂乃果「?」
海未(ことりと同じように接する事ができるどころか…ことりといるかのようです…でも何か違う…)
海未「…」ジー
穂乃果「…なっ何!?//…穂乃果、なんかおかしいかな////」
海未「…//」
海未「ことり、入りますよ」
ことり「ぬぇええ!?///海未ちゃん!?////ちょっと待っ」
ガチャッ
ことり「て…//」
海未「…ことり?何をしていたのですか…?」
ことり「ナンデモナイノ」
穂乃果「ことりちゃん大丈夫?」
ことり「そっ、それより海未ちゃん達は!?ちゃんとお友達になれた!?」
海未「はい!!穂乃果が私を庇って…」
ヘェースゴォーイ
デデスネ!ソノアト
穂乃果(…やっぱり)
穂乃果(超えられない壁ってあるんだなぁ)
穂乃果(穂乃果の時は…にこにこしてるだけなのに…)
穂乃果「穂乃果、先に帰るね」
ことり「…ンミチャ」
ボソボソ
海未「…わかりました」
穂乃果「じゃあね…」
海未「はい、さようならことり、また明日」
穂乃果「え?なんで…」
海未「公園へ行きましょう」
穂乃果「…」
海未「…」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「はっはい!なんですか?」
穂乃果「穂乃果と居て楽しい…?」
海未「…楽しいですよ」
穂乃果「ことりちゃんといる時みたいに話さないのに?」
海未「はい。楽しいです。」
穂乃果「…なんで?」
海未「でも…穂乃果と話すと…その」
海未「…緊張して…」
穂乃果「…!」
穂乃果「穂乃果は海未ちゃんを見てるとドキドキするの。海未ちゃんの声を聞いてもドキドキするよ。」
海未「あっ…え?」
穂乃果「…友達じゃなきゃダメ?」
穂乃果「ことりちゃんと並びたいの。穂乃果も海未ちゃんの大切な人になりたい!」
海未「わっ…私は…」バクバク
穂乃果「だから…穂乃果の…」
海未「…」
穂乃果「穂乃果の特別な人になってください」
海未「…こちらからもよろしくお願いします。」
ハッピーエンドね!
ことり「むぅ…」
穂乃果「海未ちゃん♡手!」
海未「は、恥ずかしいです…」スッ
穂乃果「よし!学校に行こう!」ギュッ
ことり(ことりはこんなに進むとは思っていませんでした…)
ことり(まさかあの海未ちゃんが穂乃果ちゃんとこんなに…進むとは…)
海未「ことり…?」
ことり(本当は私も…海未ちゃんが好きなのに…)
ことり(鈍感な海未ちゃんは気づいてくれませんでした…)
海未「ことり…?何か悩み事ですか?」
ことり「ううん!ナンニモナイヨ!行こう!」
ことり(だったら私にも何かいい事が起きてもいいんじゃないかな?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「ふぅー!授業疲れた~!」
海未「そうですね。お昼にしまょうか。」
ことり「2人とも~!屋上開いてるよ~!」
ことり(私が休んでいる間に何か起きたらしくクラスメイトの人達は大人しくなったみたいです。)
ことり(2人とも何故なのかは話してくれませんが多分それがきっかけで2人は…)
ことうみ「おぉ~」
ことり(本当はお弁当作らないでって頼まれてたからわかってたけど穂乃果ちゃんが可愛いので乗ってあげます♡)
穂乃果「それがこちら!!」
パカッ
ことり(しかし穂乃果ちゃんのお弁当はお弁当とは呼べませんでした。)
穂乃果「穂乃果特製、おまんじゅう弁当だよ~!」
ことり(なんとそこに敷き詰められたのは大量のおまんじゅう!お弁当とはなんだったんだろう…)
海未「こんな物はお弁当とは呼べません!!」
穂乃果「えぇ!?なんで!!一生懸命作ったのに…!!」
ことり「…オイシソウ」
海未「ことり!ことりは穂乃果に甘すぎます!とにかくこれは無しです!!」
穂乃果「いいじゃん!食べてよぉ!!」
穂乃果「…」プチッ
ことり「あら…」
穂乃果「もう海未ちゃんなんか知らない!!」
海未「ふん!私も貴女など知りませんから!!」
ことり「…子供なんだから…」
穂乃果「ふん!」
海未「…ふん」
穂乃果「先に帰るね!バイバイことりちゃん!!」タッ
ことり「じゃあね~穂乃果ちゃーん!…海未ちゃん」
海未「…うっ…うゆっ…」
ことり「泣くくらいなら喧嘩なんかしちゃダメだよぉ」
海未「だっ…だってぇ…」ボロボロ
ことり「…久しぶりにことりのお家来る?」
海未「…はい」コクッ
ことり「久しぶりだね、海未ちゃんがここに来るの!」
海未「そうでしょうか…」
ことり「そうだよ!」
ことり(海未ちゃん…えへへ)
ことり「海未ちゃん、喧嘩、謝らないと」
海未「…で、ですが…」
海未「…」コクッ
ことり「ふぅ…しょうがないなぁ」
ギュッ
海未「へょぇ!?ことり!?今はダメです!!私には穂乃果が…」
ことり「…む」
ギュギュウウゥゥ
海未「こっ…ことり?」
ことり「今はいいんじゃないかな」
海未「え?」
海未「はい!好きです!」
ことり「愛してる?」
海未「あっ…わっ私には穂乃果が…」
ことり「…今は本当の事を言ってよ」
海未「…愛して…ます」
ことり「じゃあ…」
ことり(いいのかな…いいよね、いいよね…へへ)
海未「…愛人?」
ことり「そうだよ、海未ちゃんのもう一人の恋人…」
海未「私の…もう1人…」ハァハァ
ことり(海未ちゃん…なんか…)
海未「ことり…」
ことり「…海未…ちゃん…」
ことり(海未ちゃんは本当はワガママな女の子です。)
穂乃果「うーみーちゃ…えぇ!?」
ことり「おはよ!穂乃果ちゃん!」ギュッ
海未「おっ…おはようございます、穂乃果」ギュウウ
穂乃果「なっ何やってるの!?」
海未「えっと…その…//」
ことり「穂乃果ちゃんも、ほら!」
穂乃果「え!?えぇ!?」
ギュウウゥゥ!!
穂乃果「あはは!くすぐったい!!」
海未「うぅ…私はなんてことを…」
ことり「あのね?穂乃果ちゃん。海未ちゃんは私と穂乃果ちゃんのどっちかを選べないんだって!」
穂乃果「え!?そうなの?」
ことり「だからこれから勝負だよ!どっちが海未ちゃんをゲットできるか!!」
穂乃果「お、おー!望むところ!」
ことり「ちなみにことりはベッドまで行きました♡」
海未「…あの////」
穂乃果「うぅ…うみちゃああああああああああ!?!?」
ハッピーエンド?ね!
読んでくれた方、ありがとうございました!
やっぱりこういうSSがいいよな
本当に良かった
海未ちゃんが幸せそうなSS久しぶりに読んだきがするわw
すばらですわ
ほのことがいなかったらこうなるよな
公式でほのうみ多いからそれの反動じゃね?
おつおつ
2年生最高
心が浄化される
-
前の記事
【ラブライブ!】どーせお前ら僕光の「また会おう、呼んでくれるかい」で泣くんだろ 2020.03.31
-
次の記事
【ラブライブ!】ACOSからネイルシール&アクリルバングルが登場!! 2020.03.31